2021年01月10日
職場での人間関係ストレス【孤立させる女2】
職場での人間関係ストレス【孤立させる女2】
前回のおさらいです。
同調性の高い女性は、小さいころから気に入らない人の人間関係を壊すことで孤立させます。
男性は身体的な暴力が多い一方で、女性は孤立させる攻撃をしがちなのです。
これは関係性攻撃といいます。
職場であなたを孤立させようとする女は関係性攻撃をしているのだと思われます。
集団で生き延びてきた人類は、集団を維持する必要があります。
その集団に異質な人が入ってきたら、集団の調和が崩れてしまう可能性があります。
1人だけ知能が高い
1人だけ肌が黒い
1人だけ空気が読めない
1人だけ高卒
1人だけイスラム教徒
このような異質な人は集団の調和を保つために排除される可能性があります。
女性は男性よりも同調性が高いことが知られています。
そのため、同調しない異質なものを排除しようとする力が、男性よりも強いと考えられます。
このような心理現象を黒い羊効果と呼びます。
仲良しグループの恐ろしさ
ある職場に4人の仲良しグループがいました。
その後1人の新入社員が入ってきました。
新しいメンバーが入ることは集団の調和が崩れてしまう可能性があります。
さて女性が集団を保つためにはどうすれば良いでしょうか?
はじめは異色な新入社員を変えようとするかもしれません。
自分たちと同じ趣味に。
自分たちと同じ価値観に。
自分たちと同じように気配りができるように。
そうなれば集団の調和は保たれるかもしれません。
同調の圧力がかかるのです。
新入社員も浮いてしまうのは嫌でしょう。
はじめは4人グループに同調しようとして同じ意見を言ったり気を配ったりするかもしれませんが、
しかしそれでも人間は簡単に変えられるものではありません。
新入社員が自分たちと同じようにならないと4人グループはどうすると集団を保てるでしょうか?
1人についてあれこれと裏で悪口を言うことによって孤立させるのです。
そうすれば少なくとも仲良し4人グループの調和は保たれます。
女子集団と男子集団の違い
日本では男子学生と女子学生を比べた研究があります。
男子の集団と女子の集団は特徴が違っています。
みなさんはどんな風な違いがあると思いますか?
研究によると、
男子集団と女子集団の特徴は明らかな違いがありました。
男子の仲間集団の特徴は、人数が多いということです。
また男子集団はピラミッドのようになっていて
一部のリーダー的存在が決定権を握っていることがわかりました。
男性は競争心が強く上に立ちたいという欲求があるといわれています。
そのためピラミッドのように階層ができると考えられます。
一方で女子の集団は、少人数の集団を作ることがわかっています。
また女子の集団はそれぞれ独立していることもわかっています。
確かに女子集団は一緒にトイレに行ったり同じメンバーで固まっていたりしますよね。
このような集団は凝集性が高いと言います。
集団を作る理由は男女で違う
男子と女子の集団になる理由も異なります。
女子は感情的なつながりや親密さを求めて集団をつくるといわれています。
それだけではなく一人だけ浮きたくないから集団をつくるという生徒も多くいます。
男子は遊びや活動を中心に集団になる傾向があります。
男子は女子と比べると、仲良くなりたいとか、一人浮きたくないという理由で集団を作るわけではないようです。
女子は、仲良くなりたいという理由で集団をつくったり、
一人だけ浮きたくないという理由で集団をつくったりするということでした。
不思議に思いませんか?
なぜか「仲良くなりたい」「浮きたくない」という女子の方が、
仲間はずれにして孤立させるという攻撃(関係性攻撃)をする傾向があるのです。
もしかすると腹が立ったときに相手に一番ダメージを与えられるのが、
女にとっては孤立させることだとわかっているからなのでしょうか?
仲良くなりたい欲求が強いほど仲間はずれを嫌がることは想像できることでしょう。
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