2015年11月20日
職場での人間関係ストレス「些細なことでイライラする上司」
職場にいる性格の悪い上司
職場での人間関係の悩みので多いものの一つが上司についての悩みです。
中には職場の性格が悪い上司のせいで人間関係に悩んでいる人もいるでしょう。
ストレスがたまりすぎてうつっぽくなる人もいるかもしれません。
性格が悪い上司
性格が悪いと一言で言ってもいろんなタイプがあります。
・嫌味っぽい
・無責任で人任せ
・些細なことでイライラする
・責任を部下に押し付ける
あなたの上司はどんなタイプでしょうか?
ここでは「些細なことでイライラする上司」を取り上げて、上司の深層心理と対処法を考えていきたいと思います。
些細なことでイライラする上司
些細なことでイライラする上司の特徴として、
「私は頑張っている」と思っている人がいます。
私はこれだけやっているのに......
私は細かいところまで気を使っているのに.....
私は休憩もろくに取らずに頑張っているのに......
と自分を基準にして部下の判断をしている場合、イライラしやすくなる可能性があります。
部下の仕事が遅かったり自分よりも仕事の時間が短かったり気が回らない部下を見たりすると、イライラしてしまいます。
些細なことでイライラする上司へのやってはいけない対処法
些細なことでイライラする上司の特徴は「私はこんなに頑張っている」と思っている
ことだと言いました。
では、どんな対処法が考えられるでしょうか。
「あなたはそんなに頑張っているわけじゃない」と直接的に伝えることは好ましくありません。
間接的であっても伝えるのもやめておいた方がよいかもしれません。
なぜならそう伝えられた上司がどのような対応をとってくるかを考えればおのずとわかります。
「お前こそ全然頑張ってないじゃないか!!」と反発を呼ぶ可能性があるからです。
すると、ますます些細なことでイライラする危険性があります。
あなたもそれに対抗して、上司はそれにさらに対抗して、またあなたもそれに対抗して..という悪循環になるかもしれません。
確かに部下としては一時的にやり返したことでスッキリするかもしれません。
しかし性格の悪い上司の反発を引き出してしまい、余計に職場の人間関係が悪化する危険性があります。
そうなると、あなたの職場でのストレスはさらに高まります。
些細なことでイライラする上司への効果的な対処法
では、このタイプの上司にはどのような対処法が効果的でしょうか。
1.性格の悪い上司を分析
まずは性格の悪い上司の心理を探ることです。
些細なことでイライラする上司の心理の裏には「自分は頑張っているんだ」という思いがあるかもしれません。
その場合、部下が頑張っていないと思えばイライラしてしまいます。
※ただし「自分は頑張っているんだ」上司だけが、些細なことでイライラするわけではありません。
他の理由でイライラする場合もたくさんあります。
2.上司の心理に合わせた対処法を使う
些細なことでイライラする上司が「自分は頑張っているんだ」上司だということが推測されたとします。
このような上司への対処法として考えられるのは、
「上司と同じような振る舞いをする」ことです。
その上司が気をつけていること、重視していそうなこと、を見つけましょう。
そして上司と同じような振る舞いをしてみましょう。
その上司は頑張っている自分(上司)を認めているわけですから、
その上司と同じような振る舞いをしている部下に対しては批判しにくくなるでしょう。
自分と同じような振る舞いをしている部下を批判するということは自分を批判するようなものです。
まとめ
性格が悪い上司のせいで職場での人間関係の悩みを持っている方
とくに些細なことでイライラする上司をピックアップしました。
些細なことでイライラする上司に、八つ当たりされてストレスが溜っている人もいるのではないでしょうか?
上司の顔を思い浮かべただけでもストレスを感じる場合もあるでしょう。
今回は、些細なことでイライラする上司の深層心理を「頑張っている感」から切り込んで分析しました。
そして、やってはいけない対処法と効果的な対処法をご紹介しました。
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