アフィリエイト広告を利用しています
←いいねボタンでFacebookのウォールにこのページを紹介できます。

広告

posted by fanblog

ストレスに弱い人【無自覚にストレスが体に出る】


ストレスに弱い人【無自覚なストレスが溜まる】



無自覚にストレスが溜まってしまう人は、

いつの間にか、体に症状が出てきます。
ストレスが溜まることで体の方に症状が出るのです。


これは、心身症と言われます。



心身症は、ストレスが原因でさまざまな体の症状がでてきます。

例えば、

頭が痛い、偏頭痛、頭がずきずきする
のどが渇く、のどがいがらっぽい、
手が震える、足が震える、腰痛
不眠、お腹が痛い、肌荒れ

ストレスからくる体の症状を挙げればきりがありません。

頭痛薬で頭痛が治っても、ストレスを感じればまた頭痛になります。
睡眠薬で不眠が改善しても、体に別の症状が出てくるかもしれません。


体が原因ではないからです。



心身症にはなりやすい特徴があることがわかっています。

心身症というのは、
どんな人がなりやすいのでしょうか?
どんな性格の人に症状が出てくるのでしょうか?




自分の気持ちがわからないアレキシサイミア


アレキシサイミアの特徴は次の通りです。

・自分の気持ちに気づくことが苦手

・自分の体の変化に気づきにくい

・感情表現をすることが苦手

・事実的なことは話すことができる

・想像力が乏しい

このような特徴です。



元々、アレキシサイミアは心身症患者の特徴をあらわす概念です。

心身症の患者を診ている中で、
共通している特徴としてアレキシサイミアが注目されたのです。


アレキシサイミア傾向は、心身症の患者だけが持っている特徴ではありません。
一般の人でも程度の差はあれ、持っている特徴です。
あなたも多少はアレキシサイミアの特徴を持っているかもしれません。


注意点なのですが、
アレキシサイミアは、感情が欠落しているということではありません。
自分の感情に無自覚なのです。

イライラしていも気が付かず、無自覚にストレスが溜まり、
なんでもないことに無性に腹が立ちます。

本当は勉強がすごく嫌なのにずっと勉強して、気がつかないうちにストレスが溜まり、
気がつくと不登校になっている、というケースもあります。





心理学的な話


アレキシサイミアはSifneosによって提唱された概念です。
自分の感情を上手く他者に伝えることが難しく、
自分の内的な世界に注意を向けるのではなく、
外的なことに注目したコミュニケーションが特徴です。

元々は心身症患者によくみられる共通点として
発展した概念がアレキシサイミアです。

精神分析では、患者の欲望や葛藤を意識に引き上げることが治療の
メカニズムとなりますが、アレキシサイミアの傾向があると、
治療がすすみませんでした。
それは、アレキシサイミアの人たちが自分の内的世界に目を向けることが
苦手だからだと考えられます。





アレキシサイミアな人たちの共通点



・具体的で細かいことに注意が向く

・外向思考である

・回避的である

・機械的な思考




アレキシサイミアが見られる精神疾患


自分の感情に気がつかず、無自覚にストレスが溜まってしまう
アレキシサイミアな人ですが、
心身症患者だけに共通した特徴ではありません。


アレキシサイミアは他の精神疾患にも見られます。

例えば摂食障害です。
摂食障害(拒食症や過食症など)の患者には、
アレキシサイミアと似た特徴が見られると報告されています。

薬物依存症の人にも、自分の感情を言葉にすることが苦手だということが
報告されています。




アレキシサイミアな人の人間関係


アレキシサイミア傾向が高いほど、他人への信頼が低く、
親和性が低いことが報告されています。
他人が信頼できないことから、対人不安にもつながることが予想されますが、

心理学研究でも、アレキシサイミア傾向の高い人は、対人不安や回避的欲求も高くなります。


他人と仲良くすることが難しいので、人と関わるのも不安になり、
出会った人と話すことが苦痛になり、家に引きこもるかもしれません。

他人が信頼できず、対人不安が強くなるので、
飲み会やコンパなどで不安を感じるので、断ったり我慢して参加したりするでしょう。



自分の感情に気がつきにくい人の育ち方


自分の感情に気がつきにくいアレキシサイミアな人は、
幼少期に親から情緒的なサポートをしてもらえなかったことが影響していると考えられます。

例えば、寂しい気持ち、うれしい気持ち、イライラした気持ち、
などを表現することが許されず、受容されなかったような経験をしていたりします。

母親が夜遅くに帰ってきたときに子供は寂しい気持ちになっているかもしれません。
寂しかった子供は「もっと早く帰ってきてよ」と母親に言います。
しかし母親は「仕事なんだから仕方ないでしょ、我慢しなさい」と子供を叱るかもしれません。
その言い分はもっともなのですが、子供は気持ちを受け止めてもらえない経験をすることになります。

特に小さいときに気持ちを受け止めてもらえないと、
自分の気持ちがわからなくなってしまうリスクがあります。

自分の気持ちがわからなくなると、無自覚のうちにストレスが溜まり、
心身症、摂食障害、薬物乱用、依存症などにつながる可能性が高くなります。



脳の異常



アレキシサイミアは育ち方の影響だけを受けるのではなく、
脳の異常にも関係していると指摘されています。

アレキシサイミア傾向のある人を対象に行われた研究では、
脳機能画像を用いています。
結果、アレキシサイミア傾向のある人は、自分を客観的に認知する機能に障害があることが示されました。
同時に、他者を理解することの障害もあることが示されています。

アレキシサイミアの人は、
自他の理解についての脳機能が弱いことがわかったのです。



確かに自分と他人は切り離して理解するのは難しいでしょう。


人は、自分を理解して他人を理解し、他人を理解して自分を理解しています。

母親が忙しくて早く寝たいという欲求がわかれば、自分はかまってほしいという欲求を持っていると理解でき、

自分がテレビを見て笑っているのに、父親がテレビを見ても笑っていないのであれば、
「父親の笑いのつぼは自分とは違うんだ」と理解できます。



さきほどの研究でも示されたように、
自分の気持ちがわからないというのは、他人の気持ちも理解しにくいかもしれません。

コメント

お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのコメント

   
カテゴリアーカイブ
最新記事
タグクラウド
リンク集

ストレスで老けないためのイライラ脱出術  

優越感を追求する人間編 行動を暴く心理学シリーズ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。