2015年08月01日
職場の人間関係ストレス「仲間割れをさせる人達」
「仲間割れ」のコミュニケーション
他人同士の仲が悪くなるような情報を与えたり、
複数の他者に矛盾した情報を与えて仲違いさせたり、
悪口を言うことによって喧嘩させたり
こうしたコミュニケーションのパターンがあります。
こうした癖はいつの間にか身に付き、なぜか繰り返してしまいます。
職場に仲間割れのコミュニケーションをする人がいれば、その人に振り回されることになります。
そして、あなたの職場でのストレスの原因になるでしょう。
例えば、仲間割れをさせる人がAさんだとします。
「CくんがBさんのこと悪く言ってたよ」とBさんに伝えます。
Cくんには「Bさんはあなたのことが不満みたいだよ」と伝えます。
※ただし、こんなにあからさまではない場合がほとんだと思われます。
このような「仲間割れ」をさせるコミュニケーションのパターンがやめられない人もいます。
仲間割れをさせる理由
理由1
このような「仲間割れ」をさせる原因としては、
「仲間なんか信用に足らない」といったネガティブな信念に確信を持つためであったりします。
「自分の持っている信念や意見は正しいんだ」と証明したいと思うのはもっともです。
理由2
もう一つ考えられるものとしては、
他人同士が仲間割れをすることによって自分の立場が有利になる、
という理由です。
どういうことかというと
「Aさん」と「Bさん」が喧嘩をしていると、
「Aさん」と「Bさん」は「私」を味方にしようとするかもしれません。
2対1になるからです。
この状況は「私」からすると有利ですね。
よくわからい場合は行動を暴く心理学: 他人の印象操作をする腹黒人間編 (実用書)で詳しくわかりやすく解説しています
こうした仲間割れをさせる人達が職場にいると、ストレスの原因となるかもしれません。
いつの間にか、あなたの悪い情報がうわさになっていたり、誰かがあなたのことを悪く言っていたように聞かされることもあるでしょう。
仲間割れをさせる人は、ウワサ好きだったりします。
仲間割れをさせたい人は、ウワサ話を手段として使います。
もし、ウワサ好きな人が身近にいたら、仲間割れをさせる人かもしれません。
仲間割れさせているのがバレると?
ただし、この「仲間割れ」のコミュニケーションが他者にバレてしまうと、嫌われる結果となります。
そのため、「仲間割れ」をさせることは、最終的には不幸につながるコミュニケーションと言えるのではないでしょうか。
反対に「仲間割れ」のコミュニケーションを捨てることで長期的には幸せにつながるのではないかと思います。
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