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実在する「ネット中毒治療施設」がヤバすぎる

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実在する「ネット中毒治療施設」がヤバすぎる

文字起こし

0:00
こんにちはSNSやオンラインゲームを
0:02
始めとしたインターネットはいつしか我々
0:04
の生活になくてはならない存在となりまし
0:07
たですがインターネットは時間や場所を
0:10
問わず24時間楽しめるといったメリット
0:12
がある反面気がつくと実生活に支障が出て
0:15
しまうほどのめり込んでしまうケースも
0:18
珍しくありませんまた2017年時点で
0:21
厚生労働省が発表したデータによると
0:24
ネット依存の疑いがある中高生はおよそ
0:26
93万人ほど存在しているとのことで
0:29
改善方法は確立されていないものの若者の
0:33
成長に悪影響を及ぼすとして問題視する声
0:35
も少なくありませんしかしその一方で中国
0:38
では
0:39
ネット依存を精神障害として扱うことで
0:42
ネット中毒者を強制的に収容し構成させる
0:45
ための施設があることをご存知でしょうか
0:47
ということで今回は中国国内でネット中毒
0:51
とみなされた少年少女を待ち受ける
0:53
ネット中毒治療センターについて
0:55
詳しくご紹介していきたいと思いますでは
0:57
行く
0:58
ネット中毒治療センター2005年3月
1:01
中国北京に存在する北京軍総合病院にて
1:05
中国各地から集まった3000人を超える
1:08
ネット中毒者の調査が行われましたそして
1:10
中でも代表的な症状を持つネット中毒者
1:14
1300人を対象に
1:16
ネット中毒に関する分析や統計が行われた
1:19
結果
1:19
ネット中毒とは人がインターネットの利用
1:22
を過度に繰り返すことで引き起こす
1:25
精神障害の一種であると定義付けられ
1:27
さらにはネット中毒に陥った人々の脳には
1:30
お薬中毒のような機能障害が見られること
1:33
からインターネットは電子ヘビーインで
1:36
あるという見解が示されますそんなネット
1:39
中毒の分類にはオンラインゲーム中毒
1:41
ポルノ中毒
1:43
ネット交友中毒
1:44
ネット情報中毒
1:46
ネット取引中毒といった5つの項目が設け
1:49
られており中でもオンラインゲーム中毒が
1:51
8割を超えているとのことですそして調査
1:54
が行われた翌年の2006年には北京軍
1:57
総合病院から青少年
2:00
成長基地という中国初のネット中毒治療
2:03
センターが設立され主任の当先生が中心と
2:07
なりインターネット
2:08
依存症
2:09
臨床診断基準と呼ばれる
2:11
ネット中毒を診断するためのガイドライン
2:13
が制定されましたそんな
2:15
ネット中毒者の条件とは
2:17
ネットの利用に強烈な切望感と衝動感が
2:20
生じること
2:21
ネット利用時間を
2:23
減少もしくは停止することで体調不良
2:26
焦燥感
2:26
怒り集中力欠如
2:28
睡眠障害といった禁断症状が生じることと
2:31
されておりその他にも情緒を安定させる
2:34
ためにネットを利用している
2:36
ネットのせいで他の興味が減るといった
2:38
項目が挙げられていますそしてさらには
2:40
学習や仕事以外で
2:43
毎日のネット利用時間が
2:44
平均6時間あるいはそれ以上に達している
2:47
ネット中毒症状に当てはまる期間が3ヶ月
2:50
あるいはそれ以上あるという場合は
2:53
ネット中毒の可能性が考えられるとのこと
2:55
ですところが2008年に北京軍総合病院
2:59
が制定し
3:00
ネット中毒の診断基準が公表されて以降
3:03
中国国内では
3:04
ネット中毒が精神障害とされていることに
3:07
対して
3:08
疑問視する声や非難の声が寄せられました
3:10
しかし心眼基準を制定した当先生は意見を
3:14
改めることなく
3:15
ネット中毒によって
3:17
情緒
3:17
認知行為に異常がもたらされるのは事実と
3:20
主張し
3:21
精神障害として分類することに関しても
3:24
中毒者本人や保護者らに警告する意味合い
3:27
が込められていると語っていますまた当
3:29
先生の見解を後押しするようにこれらの
3:32
診断基準は後にアメリカの
3:34
精神医学会の精神障害にまつわる
3:37
ガイドラインに採用され正式にネット中毒
3:40
を診断するための国際基準になるとともに
3:42
中国では初めて国際医学会から認可される
3:46
事例となりますそして中国国内では公営
3:49
病院や民間クリニックが主体となった
3:52
ネット中毒治療センターが次々と開設され
3:55
ネット中毒の子供を持つ保護者らは
3:58
我が子を構成させたい一心で資料センター
4:00
に子供を送り込みました入所
4:04
ネット中毒に陥った若者の多くは保護者に
4:07
強制される形で入所するのですが
4:10
仮に抵抗を示した場合は手錠などで
4:12
無理やり身柄を拘束するケースも珍しく
4:15
ありませんでしたそれもそのはず
4:17
ネット中毒の子供を持つ親のほとんどは
4:20
ネットに夢中で言うことを聞かない我が子
4:22
を手に負えない存在として認識している
4:25
ためたとえどれだけ本人が嫌がっていたと
4:27
しても構成プログラムを受けることが
4:30
我が子の将来のためになると信じている
4:32
そうですそのため
4:34
治療センターの内部では無力感に
4:36
打ちひしがれ途方に暮れるものや涙する
4:39
ものや治療を恐れて身震いするものの姿が
4:42
多く見受けられますそして入所後はネット
4:44
の使用が禁止されるのはもちろんのこと
4:47
軍隊方式の厳しい訓練によって
4:50
精神と肉体を鍛えながら
4:52
規則正しい生活を送り生活習慣を改善する
4:55
プログラムを受けることとなりますまた
4:57
その他にも
4:58
投薬治療やカウンも実施されているのです
5:01
が中には治療の一環として一日中脳の活動
5:04
状態をモニタリングする治療センターも
5:07
存在しており入所者たちは常に監視されて
5:10
いる状態で構成プログラムを受けなければ
5:12
なりませんそして一部の治療センターでは
5:15
お菓子などの食べ物を制限するトイレを
5:18
使用する際には鍵をかけてはならないと
5:21
いった90項目近くの規則が設けられて
5:24
おり
5:24
違反者は床にひざまずいた状態で自らの
5:27
過ちを認めもう二度としないと誓った上で
5:31
麻酔を打たないまま脳に電気ショックを
5:33
与えられるという
5:34
非人道的な行為が横行していたことも発覚
5:37
しています
5:38
ちなみに電気ショックによる体罰は国内
5:40
からの批判が相次ぎ人権侵害に相当する
5:43
安全性や効果が確認されないという理由
5:46
から2009年より禁止されていますまた
5:49
その一方で
5:50
ネット中毒の子を持つ保護者らもネット
5:53
中毒に関する講義を受けるのですが資料
5:55
センターの職員曰く
5:57
ネット中毒の原因は愛情不足から生じる
6:00
孤独であるとのことで保護者らにとっては
6:03
我が子と離れることで自らの子育てを
6:06
見つめ直す機会が設けられると感謝の声が
6:09
寄せられていますまた中には
6:11
我が子が電気ショックを受け苦痛に満ちる
6:13
様子を目の当たりにした保護者も少なから
6:16
ず存在しているのですがいずれも構成する
6:18
ための正しい治療として受け入れられてい
6:21
たと言われていますそうして3ヶ月に
6:23
わたる構成プログラムを終え
6:25
従順になった我が子を目の当たりにした
6:27
保護者らは感激した様子を見せるとのこと
6:30
です行き
6:32
過ぎた治療
6:33
ネット治療センターの実態が次々とあらわ
6:35
になる中で
6:36
厳しすぎる規則や強制的な治療に対して
6:39
国内からは賛否両論の声が寄せられてい
6:42
ましたしかし2017年8月中国東部に
6:45
位置する
6:46
暗記省の治療センターにて18歳の青年が
6:50
命を落としたことで非難の声が相次ぎます
6:52
そんな
6:53
犠牲となった18歳の青年Aさんは
6:56
ネットに熱中するあまり
6:57
母親が第三者による助け必要としたことで
7:01
治療センターに送り込まれましたですが
7:03
入所からわずか2日後にAさんが病院へ
7:06
搬送されたという報告を受け両親が病院へ
7:09
と駆けつけたところすでにAさんは鍛えて
7:12
おり遺体安置所で再会するという最悪の
7:15
結末を迎えますそして死因は特定されてい
7:18
ないものの
7:19
医師からは頭からつま先まで20カ所以上
7:22
に及ぶ外傷や内装の損傷が認められました
7:25
しかしAさんの母親曰く
7:28
施設へ送り出した時の息子は元気であった
7:30
とのことで資料センターの所長及び4人の
7:33
教官がAさんを何らかの形で犠牲にしたと
7:36
して
7:37
拘束されるとともに営業停止が命じられ
7:39
ましたそして
7:41
ネット上では多くの国民から治療センター
7:43
への規制強化が求められるのですがその
7:46
一方でAさんの両親をはじめとしたネット
7:49
中毒の子供を持つ保護者らにも家庭内教育
7:52
が欠如しているといった厳しい声が寄せ
7:55
られましたまたあまり公にはなっていない
7:57
ものの2010年にも16歳のネット中毒
8:01
少年が両親から苦労への恐怖心を克服して
8:04
ほしい
8:05
精神力を高めてほしいという理由で治療
8:08
センターに送られたところ構成プログラム
8:10
の一環として
8:12
走り込みをしている際に足が遅いという
8:14
理由で撲殺された事例も記録されています
8:17
そして
8:18
治療センターの実態が浮き彫りになれば
8:20
なるほど
8:21
ネット中毒という症状よりも行き過ぎた
8:24
治療によって
8:24
巻き起こされる悲劇が問題視されるように
8:26
なりました
8:29
解決策
8:30
治療センターに送り込まれた若者たちは
8:32
約3ヶ月に及ぶ公正プログラムを終え正常
8:35
に戻ったという判断が下されることで
8:38
隊員が認められますそして
8:40
経験者の多くは資料センターをまるで
8:43
強制収容所のような場所と語り
8:45
ネットを利用することへの恐怖心から
8:48
ネット中毒を克服するもののその一方で
8:50
自らを過酷な環境へと送り込んだ両親を
8:54
恨む
8:55
退院後も悪夢にうなされるといった
8:57
トラウマを抱えるケースが後を絶たない
8:59
そうですまた中には
9:01
退院後もネット中毒に陥り再び治療
9:03
センターに送り込まれそうになった少女が
9:06
自らの命を絶つことで
9:08
抵抗を示すという最悪の事例が存在して
9:10
いるほか資料センターで暴行を受けた少女
9:13
が
9:14
母親への恨みを抑えきれず殺害するケース
9:17
も見受けられており資料センターは逆効果
9:20
ではないかと疑問視されるようになりまし
9:22
たそこで中国政府は2019年より18歳
9:26
未満の若者に対してゲームの利用時間に
9:29
規制を設けることで
9:30
ネット中毒を解決しようと画策しました
9:32
それはゲームの利用時間を平日で1時間半
9:37
週末と祝日は3時間までにするといった
9:39
内容で時間帯についても22時から8時
9:42
までの間は禁止されるようになりました
9:45
そしてさらには2021年8月より利用
9:48
時間を週末と祝日の夜8時から9時までに
9:52
制限し1日1時間の利用オンラインゲーム
9:55
上での実名登録制を求めたことで
9:58
翌年の2022年には75%もの若者が
10:02
ゲームの利用時間を週に3時間未満にまで
10:05
抑えるという結果を生み出しましたそして
10:07
中国における若者のネット中毒問題は解決
10:11
したように思われているのですが現在は
10:13
新たな問題が浮き彫りとなっています高齢
10:16
者のネット中毒若者のネット中毒が収まり
10:20
始めた2021年頃より60歳以上の高齢
10:24
者のネット中毒が問題視されるようになり
10:26
ましたこれはかつて高齢者がデジタル社会
10:29
に取り残されないよう国を挙げてネット
10:32
利用を推奨する取り組みが行われた結果と
10:34
して長時間のネット利用が習慣化して
10:37
しまったことが原因とされており2021
10:40
年時点で1日10時間以上
10:42
ネットを利用する高齢者は10万人以上に
10:45
も及んでいますそしてデジタルネイティブ
10:47
ではない高齢者世代のユーザーたちは
10:49
インターネット上の情報を鵜呑みにして
10:52
しまい
10:53
ネット広告を見て衝動買いをする情報に
10:56
振り回されるといった傾向も多く注意を
10:58
受け入れない方も相まって家族間での
11:01
トラブルが後を絶たないとのことですまた
11:03
中国の都心部では一人暮らしの高齢者が
11:06
多い中で近頃は世界的な感染病の影響に
11:10
よって外出を規制されるなど他者との交流
11:13
が著しく減少していることから現在では
11:16
高齢者らがネット社会に依存しないよう
11:18
自身を認めてもらえるような居場所を作る
11:21
ことが必要であると
11:23
警鐘を鳴らしていますはいということで
11:25
今回こんな感じなんですけどこの動画を見
11:27
て明日はおじいちゃんとおばあちゃんに
11:29
会いに行こうと思った方は高評価
11:31
チャンネル登録の通知登録の3.5お願い
11:34
します最後まで動画見ていただき
11:35
ありがとうございましたさよなら

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