１つのことに手をつけているときには、別の問題については目が向いていない状態になっています。
それを並行して進めようとすることで、あちらも進んでいないし、こちらも進んでいない、という状態を作り出してしまうこともあります。
そこで、なかなか解決しない問題に手をつけていくには、問題を細かく分けてみることで、着実に１つ１つ解消していくことが大事になってきます。
ただ、問題点を分割していく際にも、全体の方向性を見失わないことが重要です。
1つ1つの問題を解消していく中で、大きな問題解決に繋がっていないのであれば、逆にモヤモヤとした気持ちにさせてしまいます。
そこで、困難は分割していく為にも、抽象度を高めるというアプローチが有効です。
その１つが問題を並列的に並べることで、共通項を括るという作業ですね。
部分最適で問題を捉えるのではなく、物事を俯瞰的に見ようとすること。
抽象度の視点を大きな枠組みで捉えることと、分割してみる習慣をつけてみることを普段から意識していきたいところです。
抽象と具体の視点の切り替えを意識して使えるようになっていくことで、問題解決の本質も掴みやすくなるものです。
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