二週間ぶりの稽古になりました
奴さんはとても難しく、家で少しずつ区切りながら練習していましたが、
なかなか上手く弾けません
直前にようやく、どうにかこうにか全体が繋がってきました
稽古場では、発表会に向けての構成が進んでいます
発表会では各曲を3人〜4人くらいのグループで弾くので、
誰がどの曲をやるか(誰が歌うのか)その人の希望も考慮しながら
先生は、誰にどの曲をやらせるかを考えて調整するのに苦労します
手腕のバランスを見ながら上手く組み合わせないといけないし、
あと半年あるので、一人一人が少しでも上を目指して挑戦して欲しいという思いもあります
私のやる曲は並木駒形、深川、になっていましたが、
「奴さんもやって欲しいんだよね〜」<先生>
奴さんをやることになってしまった(^_^;)ヤバ〜
たぶん、他にこの曲をやりたい人がいて、ちょうど今、私が習っているからでしょう
「あと半年もあるんだからさ〜」<先生>
「それと、やって欲しい曲があるんだけどね〜」<先生>
(えっ、マジですか・・・?)<私>
「こきりこ節」
こ〜きりこ〜のぉー、たぁ〜けぇ〜はぁ、しぃーちーいすぅーん〜ごぉ〜ぶ〜じゃ〜〜♪
というアレです
小学校の時音楽の教科書にあって習ったアレです
とてもよく覚えています
「そんなに難しくないから」<先生>
「えっ・・・そ、そうですか・・・(^_^;)」<私>
「どうせ出るならたくさん曲やった方がいいでしょ」<先生>
「(^_^;)」<私>
たぶん、こきりこ節を歌う人がいるので、演奏メンバーを揃えようとしているんだと思います
ところで、奴さんをやるときに、替え歌を入れることになりました
奴さんと曲は全く同じなのですが、
「花魁三分二朱」という奴さんの替え歌↓
![20190905-1jpg.jpg](/konomezukisha/file/20190905-1jpg.jpg)
人気のあった曲は、替え歌がいくつも生まれたのだそうです
曲は同じなので、奴さんを三番まで演奏すれば良いわけです
<本日の奴さんの稽古>
出だしから難易度の高い奴さん
いきなり7、6のハジキ、初心者は6のきれいなハジキ音がなかなか出ません
音がしないか、音がしても弱々しい情けない音になってしまいます
とにかく、7を人差し指しっかり押さえたまま、中指で6を爪を立ててしっかりはじきます
どうしても出来なかったら6を弾いてもいいけれども、
まずは出来なくてもいいから練習してみよう、ということになりました
曲の弾み方も難しいのです
いつもの弾み方ではなく、微妙にニュアンスが違う変則的な弾み方
ところどころわざとぎこちなく、引っかかったように弾むのです
ちょっと間を置いたり、トトンッ、と早くなったりします
何故でしょうか・・・
恐らく「奴さん」は、厳つくてちょっと不格好なので、
滑稽でユーモラスなニュアンスを出すためかと思われます
とにかく、曲の区切り区切りで、一呼吸置いて弾くのがコツ
どうも、今日は左手の運びが気になって気になって、右手の振りがおろそか!
振りが弱く、打ち付ける力も半端になってしまいました
そして今日は初めて稽古場の椅子の高さの違いが気になってしまいました
家で長時間、低めの深い椅子にどっぷり座って練習していたので
どうもその感覚が残っていたようです
三味線を弾くとき、座る椅子の高さは腰掛ける浅さで調節するのですが、
高い椅子に浅く腰掛けると、腿から膝までに下がる角度が付いてしまい、
三味線を抱える感じが家と違って、ちょっとまごついてしまいました
なかなかどこでも臨機応変に、上手く抱えるようになるには時間がかかります・・・
![20190905-2.jpg](/konomezukisha/file/20190905-2.jpg)
帰りは蒸し暑くなりました・・・
レモンでアイスコーヒー
ここの空間は素敵です
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