発表会を挟んで二週間ぶりの稽古でした
発表会が無事に終わり、
稽古場はホッとして和やかな雰囲気です
伊勢音頭のおさらい
先生の変え手にもつられずに弾けるようになりました
今日の問題はスクイバチ
力を抜くというのがなかなか出来ずにギリギリ音が入ってしまいます
スクイバチの前の音が大事で、皮にあまり力強く叩き付けないようにします
真下の直下に着地するように、着地の後力を抜いて持ち上げます
場合によっては浮かせバチと言って、バチ皮に付けないで弾くこともあります
ただし、まだそんなこと出来ません
今後も要練習です
今日は次の新しい曲をもらいました
二上がりの陽気で賑やかな曲が続きます
「ポンポコニャ節」
ポンポコニャ
ふざけているのではありません
別に狸と猫は出てきません
れっきとした熊本民謡、しかもメジャーな曲です
ポンポコニャと言うのは、歌の中に出てくる囃子声で特に意味は無いそうです
きっと、太鼓の音などを真似しているのでしょう
口伝いに歌い継がれてきた古い曲には、正式なタイトルがあったわけではありません
何々という題名のどんな曲である、というのはあまり重要視されていなかったため、
「○○節」などの歌には、けっこう適当なタイトルが付けられているそうです
特に九州の民謡にはおちゃらけた面白いタイトルが多いのです
「キンキラキン節」
「キンニョムニョ」
・・・韓国語ですか?
「おてもやん」の歌詞に出てくる「あかちゃか べっちゃか ちゃかちゃかちゃ」
「きくらげちゃかぽん」など、
昔は、ちょっとふざけたナンセンスギャグのような言葉遊びが得意だったのでしょう
ただし、例の曲者
はずんで
出てくる音は1〜6までで、短い曲ですが
伊勢音頭より難しいです
しばらく伊勢音頭と平行して習います
次回までの宿題です
Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.
2019年02月21日
狸と猫の唄ではありません
posted by konomezuki at 17:49
| 三味線関連&稽古日記