和綴じの合理さにはまっています
糊をほとんど使わず、糸で綴じるというこの文化度の高さ
糊でベッチョリ貼り合わせる西洋本の製本は
糊のせいで上手くいかない事が多いのです
それに引き換え、和綴じ本は最低限の手間で強度を生み出す
究極のシンプルな世界
貼り合わせないから、開きも良い、
袋綴じなので、小口の折口がきれい、
めくりやすく指にも優しい、
うっかり紙の角を損じても、端は背に隠れるので多少はごまかしがききます
因州板締め絞りの和紙と、榛原の復刻室町千代紙
同じものを二種類作りました
小さな和綴じ本の中身はポケット俳句集です
(一冊210句収録)
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