ずっと気になっていたのに一度も行ったことがなかった「和紙のはいばら」に行ってきました。
再開発でお店の入っていたビルの立て直しをしているため、
すぐ近くの自社ビル「榛原ビル」での仮店舗営業となっております。
自社ビルで仮店舗というのも不思議ですが。
明治期の絵柄を復刻したオリジナル千代紙を購入してきました。
↓シンプルな桜の色違い4種。
↓菊柄の色違い4種のうちの、黄色。
志賀直哉「暗夜行路」の物語の中で、主人公の時任謙作が、
フランスに行く友人に 「はいばらの千代紙でも持って行っちゃ、どうだい」と語るくだりがあります。
また、榛原千代紙は明治政府の命で日英文物交換のためイギリスに送られ、
ヨーロッパ各地に広まり、シーボルトコレクション、パークスコレクションの品としても有名です。
やっぱり老舗の品は違いますね〜。
千代紙って最近は安い品物が多く出回っているけど、 由緒正しい品との差は一目瞭然です。
和紙のはいばら http://www.haibara.co.jp/
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