梅雨らしい天気
植物たちは喜んでいますね
エゴノキ
卵形の可愛らしい実が沢山付いております
稽古場に着くと、山口先生何やら一生懸命紙やすりをかけている
木バチのバチ先が欠けたものを直していました
バチの開きの輪郭を紙に書いて、左右裏返して比べます
欠けに合わせて削るので多少開きが狭くなりますが、
大幅に欠けなければ、修理することが出来ます
バチ先はとても薄く繊細なので、ぶつけたり落とすとすぐ欠けるので要注意です
本日の稽古は、越後獅子の替手です
先週、先生が弾いた替手は難しそうだった・・・
三味線の構えを確認します
例のやり方 参照「三味線の目からウロコ」
このやり方で構えを意識したら、私もフォルムが良くなりました
私の場合は、ちょっと棹が左に寄っていた(中心より左にずれている)
それが直ってきたのだとか
正面で向かい合っているから、先生から見たらよく分かるんですね
構えが出来たら、音合わせです
三味線を弾く前に、一の糸、二の糸、三の糸の順に合わせます
これは、ただ音程を合わせるだけではなく、
この間に、心を落ち着かせ、気持ちを整える準備をします
今から(二人で、あるいは皆で)一緒に弾くために
音だまを共鳴させていく、という感じです
越後獅子は、裏表のリズムが不規則なところがあります
本手の裏間に替手の表間が入り込んできます
ハジキなんかもややこしく入ってくるので
やってみると、これがなかなかスムースに出来ません
全体が頭に入っていないと、「ここの裏間にこれが入ってくるんだな」というのが分かりません
もちろん一回では無理
つっかえつっかえ、やっとのことで通した
来週までにもうちょっとマシに弾けるようにしなければならない・・・
練習練習!
Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.
2023年06月12日
越後獅子替手
posted by konomezuki at 23:07
| 三味線関連&稽古日記