スクハジ、というのは「スクイーズ・ハジキーズ」の略です
音福の長唄コースの先生・松永鉄駒(まつながてつこま)さん、
松永鉄六さんの女性ユニットです
三味線の「スクイ」と「ハジキ」を上手くもじったユニット名
定期的にライブをされています
会場はお江戸日本橋亭でスクハジライブでした
あいにく今日は本降りの雨
(晴れたら着物で行こうかな〜なんて思いましたが)
小ぢんまりした和風会場で、落語や邦楽などがうってつけです
「秋冬のふきよせ」など季節にちなんだ曲や
充実の出囃子コーナー、黒髪、五條橋など盛りだくさんのライブでした
五条橋は圧巻!!
・・・てか、二人とも
上手すぎるㄟ( ▔∀▔; )ㄏ
世の中にはこういう人たちがいる
プロというのはすごいなぁ
その道を究めた人はすごいなぁ
感動して帰って参りました
長唄のライブ、というのは初めてでしたが、とても素晴らしいライブでした
全く知らない人には、長唄の演奏なんて退屈そう・・・?なんて思われがちですが
長唄の魅力がガンガン伝わって来るライブでした
エネルギッシュに活動されているスクハジさんならではの、
オリジナリティあふれる舞台だったと思います
私は今、出囃子を習っていますが、
出囃子は長唄の中の一部をとったものが多いので、その本曲を知ることは大事です
誰もが、出囃子は落語を盛り上げる三味線・・・くらいの認識しかない
短くて小気味よい雰囲気の出囃子は、すぐに弾けそうなので
ちょっと三味線が出来るようになると、みんなやりたがるものです
例えば「老松(古今亭志ん朝さんの出囃子)」にしても、
かっこいい出囃子なので、老松やりたい!というリクエストがあっても、
本編の長唄はとても難しいそうです
しかも、出囃子で使われているフレーズにさしかかるまでが超長〜いんだそうです
出囃子を弾くには長唄が分かってないといけない、というのを痛感します
長唄自体もカッコいいのですが、今日は邦楽の世界の奥深さを感じました
帰りは、音福・出囃子の紫衣穂先生とお茶をご一緒させていただきました
三味線のこと、いろいろお話伺って楽しかった!!
やっぱすごいわ〜、日本て
外来の文化ばかり追いかけている場合ではない
日本人なんだから、三味線やらなくてどうする
これからも三味線頑張ろうと思いました<(_ _)>
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2022年11月23日
スクハジライブ
posted by konomezuki at 21:25
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