音福さんの年に一度のセール
初めて駒を買ってみました
駒といえども、材質から大きさ・高さまでいろいろなタイプがある
こんなに小さなものでも安くはない
これは舎利駒(しゃりごま)といい牛の骨製
ものすごく精巧に出来ている
いつも使っている駒より少し高めの三分五厘
左が高いほう、右はいつもの三分三厘
稽古場で使っているいつもの三味線がメンテ中だったりすると
違う三味線の駒が高くて弾き慣れず、下手だったことがありました
少し高いのでも練習してみようと思いました
駒が高いと、高く響く音色になります
駒を置く位置によっても変わります
ちなみに義太夫の三味線などは、とても駒が高いそうです
しかも三味線の胴と竿の付け根、猿尾は通常状態でグラグラするほどの隙間があり、
その日の天候、湿気具合や温度などで、三角の薄いくさび状の木片を差し込んで
出したい音に調節するのだとか・・・
三味線て、大変な楽器だとしか言いようがない
作った駒入れに二種類の駒が収まって嬉しいなぁ
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2020年11月06日
三分五厘の駒
posted by konomezuki at 10:10
| 三味線関連&稽古日記