11月になりました
ついこの前まで、暑い暑いと炎天の中を歩いていた道
タワーパーキングの蔦もすっかり枯れてきました
今年はあまり紅葉してません
↓山の上ホテルのタワーパーキング
↓明治大学のタワーパーキング
11月に入って最初の稽古(二週間ぶり)
私の前のベテラン生徒さんの先輩は「六段くずし」というとても難しそうな曲をやっています
替え手と本手があり「今度一緒に弾こうよ〜」
と言われましたが、まだまだムリ過ぎです
待ち時間に熱心にスマホをいじっている先生
最近すっかりスマホにはまっているらしい・・・
推量節、武田節、祇園小唄のおさらいが続きます
三曲並行、三曲とも二上がりで調子替えがないので楽ですが、
雰囲気違いすぎ
かたやお座敷で一杯の戯れ唄、かたや騎馬の出陣する戦国節の唄、はんなり京舞妓さんの小唄・・・
唄に合わせて弾き分けますが、
私はまだ上手く出来ない
推量節→「もっと浮かれて〜!」
武田節→「重々しく行こう〜!」「弾き終わった後、バチをすぐに上げない!」
と、注意が飛びます
それほど難しい手の曲ではないのですが、曲に合わせて弾き方を変えるのが大変
それにしても先生の推量節の「ちんりしゃん」は上手すぎる
武田節の重厚な勇ましい感じにはずむのも上手すぎる・・・
とりあえずこの両曲は、こんな感じだから、とOKが出ました
祇園小唄は先生との合わせ
長らくやっていますが、知っている曲だからとリクエストして後悔
なかなか上手くならない
自分でも前よりは少しマシになったように思うのだが
先生「自信持って弾いていいから」
まだ、心配になりながら弾いている感じが出ちゃってる、のだそうだ
祇園小唄は替え手が細かく手が入り組んでいるので、本手を弾いていてつられがち
替え手は替え手で、手が難しいので間違えないように弾くだけで大変
もう一歩なのかも知れない
***
次にやりたい曲を聞かれていつも悩んでしまうのですが、
「何となくやりたい傾向が分かったけど、まだつかめないなぁ」
まぁ、自分でも分からないんですから・・・
あまりジャンルを限定しないで幅広くやりたいし、
全国のご当地のいろいろな曲をやってみたいというリクエストしました
その曲にまつわる先生の話がとても興味深いし、
土地土地の歴史や背景や文化も知ることが出来るし、旅をしているような気分になる
一曲からいろいろ想像が広がっていく
「民謡なんかも混じっていいの?」
「はい、ぜんぜん大丈夫です」
ということで、次回は先生が新しい曲を見つくろってくれることになりました
たぶん、未知の曲だらけ
でも、新しい曲をやるのはとても楽しみです
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2020年11月05日
二曲卒業
posted by konomezuki at 19:30
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