今日のうろこ雲(いわし雲とも言う)
羊の毛みたいにモコモコ
秋らしい雲の一つ
ところで、ひつじ雲、うろこ雲、いわし雲、どこがどう違うのか?
weathernewsより
うろこ雲は上空の7,500m〜10,000mほどのところに出来る雲で「巻積雲」といいます
ひつじ雲は上空の5,000m〜7,500mほどのところに出来る雲で「高積雲」といいます
見た目はよく似ていますが、気象的には発生する高さの違いで区別するようです
これらは低気圧や前線が近づいているときに現れやすい雲
この雲が現れ次第に隙間がなくなって来ると、低いところにも雲が現れ、
天気が下り坂のサインなのだそうです
いわし雲というと、私はこの下りを思い出します
鬼平犯科帳10「お熊と茂平」
前夜からの雨があがって、その日の朝は冷え冷えと澄みわたった空に鰯雲が浮き、
朝食をすませた長谷川平蔵が、居間の縁に出て、
「あの雲が空に出ると、海に鰯が集まるそうな」
妻女の久栄にいうと、
「あれ。私は、空に鰯が集まっているように見ゆるところから、
その名がついたものとばかり、おもうておりましたが・・・」
「そりゃ、久栄の間違いじゃ」
語り合っているとき、同心・沢田小平次が庭先へあらわれ
「ぶしつけにまかり出まして・・・」
読書の秋ともいうし、また読みたくなりました
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