9月の稽古が始まりました
今日も暑い
毎日暑い
みんなバテ気味
暑苦しい明大通りを曲がると、大木の木陰が続くのホッとします
我らが音福さんは元気に営業中
本日の稽古は、大森甚句&品川甚句のダブル甚句
甚句というのはみんな似ていてしゃんつる、しゃんつる系です
賑やかな感じの曲が多いです
有名な「おてもやん」も、もともとは熊本甚句と言うのだそうです
大森甚句の楽譜は先生の採譜&編曲
先生は、先生から(先生の師匠)採譜も良く頼まれたそうです
採譜とは、楽譜のない曲から音を拾って楽譜を作ること
けっこうダメ出しもあり、その場合はどこがどうダメなのか再考のやりがいもあるのだとか・・・
採譜だけならそれほど難しいことはないのですが、
自分なりの編曲を加えながら楽譜を作るのはとても面白いそうです
大森甚句だけではちょっと物足りないので、発表会では品川甚句と組み合わせて弾きました
品川甚句は、歌詞が和製ラップのようで、とても面白い変わった曲で印象的
誰でも弾いてみたいと思う曲で、初心者が飛びつきがちでもある
ただし、やってみると細かいところがとても難しい
しゃんつる、しゃんつる、しゃんつる、が延々繰り返されるので、
そこをどうきれいに弾くかが勝負なのだそう
「すくう前の4の音を、バチ深めに入れて、更に深く入れてすくう、
すくうときには、そのまますくうと引っかかるので、
バチのさいじりを少し下げて、バチ先を起こし気味にしながら逃がすようにしてすくう」
無理過ぎる(ToT)
きれいにさらりと弾ける先生が羨ましすぎる
後半とても弾きにくい場所が出てきます
4、 0(一)、 4、 6 4、 6、 8、 4、 6(一、) 4、 6、 4(三)、 6、 6
今こんな手はあまりやらない、昔の手なんだそうです
途切れ途切れにならないように注意
発表会の時はこの曲を合わせるのにとても苦労したそうです
生徒からやりたいというリクエストがあったとき、
先生は難しいよと言ったそうなのですが、
どこがどう難しいのか、最初は分からない
テンポは軽快だし、シンプルな作りの曲に感じる
やり始めてみて、細かいところが難しいとようやく気がつくタイプの曲
稽古だけではうまく合わせられず、
課外授業までしたのだとか・・・
カラオケ店で練習したのだそうです(楽器持ち込みOKのカラオケ店があるそうです)
生徒三人と先生で、三味線持ってカラオケ店で練習する図(想像すると楽しそうすぎる)
あまりの暑さに
秋葉原駅構内の「のもの」でアイスコーヒーフロート
冷えました
次の楽譜いただきました
「推量節」明治時代の俗曲
先生のお手本なし
知らない曲なので予習が大変です
検索しても、雑音まみれの蓄音機の音声みたいなのしか見つからないぞー
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2020年09月03日
9月の稽古
posted by konomezuki at 18:49
| 三味線関連&稽古日記