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2019年10月17日

手合わせ初体験

稽古場最寄りの駅に着いたときには冷たい雨
あれ?今日は雨の予報だったか?
折りたたみの傘を持って行って良かった

今日は並木駒形&深川の初手合わせをしました
ちょうど私の稽古時間の直前の先輩生徒さんが替え手、私が本手でやることになっているのです
私はいつも早めに行って待っているので、二人でやってみようということになったらしく
先生「ちょっといい?二人で合わせてみよう」
マジですかー?いきなり合わせることに(汗)

防音室に生徒が二人入ることは滅多にありません
キツキツになりながら先生の前に並びます
いつもの稽古用三味線にもう一本追加
受け取ると・・・

印がない(゚Д゚;)ゲゲッチョ、カマゲッチョ

譜尺が貼ってない

先生「付いてるじゃん」
でも、3と4と6に点しかついてないんですけど

私「全部付いてないと弾けないと思います(>o<)」

三味線を先輩と交換してもらって合わせ初体験です

ド緊張(汗汗)

相手はベテランの方で、いろいろな点でリードしてもらいました
並木駒形は、出だしがゆっくりでだんだん早くなるのですが、
このだんだん早くなり方が難しいのです
情景的には、

川縁の舟がお客を乗せて、綱をはずして、するする〜っとゆっくり静かに大川に滑り出て、
だんだんと加速して本流に乗り、
川の本流のスピードに乗ったところで、一定の速度キープ


これを前奏で表現しなければなりません

それどころか、やはりいろんな事に気を取られてしまい、不要なミス(汗汗汗)
先生「いつも間違えないところ間違えたでしょ」(指摘)はい(ToT)
難しいものです
初めての人と初めてのいきなりの手合わせの驚愕体験
普段出来ていることも出来なくなってしまうということが分かりました

<掛け声について>
始まりの合図「よーい」の掛け声は本来本手の人が掛けなければなりません
掛け声はとても大事で難しいです
「よーい」と一口に言っても「よ」と「い」の間で今後の演奏の速度が決まります

いきなりだったし、まぁ、初めてなんだからと先生のフォロー発言
間違えてもあとを引きずらないようにするというのがコツなんだそう
間違えちゃったものは仕方が無いんだから、気持ちを切り替えることが大事
初心者はみんなショックで後に引きずってしまうんだそう
そりゃ落ち込みますよねぇ・・・

稽古中、3曲続くだけでもけっこう曲の切り替えが難しいものです

苦手意識のある奴さんは、いつもよりゆっくりのテンポでの演奏
少し落ち着いて出来ました
「ゆったり行こうよ」いつも力が入っていると言われます
どうしても力が入ってしまいます
やはり自分のダメな部分が前面に演奏に出てしまっています

考えてみれば、何をするにも力が入ってしまうタチです
文字を書くにも、何枚も綴ってある伝票に書き込むが如く力を入れて書いています
子供の頃言われました
「そんなに力入れて書かなくてもいいから」
普通にものを見るにも、ものすごく凝視してしまいます
たぶんテレビを見ているときも力が入っていると思います

その力の入り方は、先生曰く

「呪縛に取り憑かれてるよ」

確かに、そんな喩えがピッタリ(-_-;)

20191017.jpg

とにかく人前で何かを演奏することはまずなかった人生

しかも、生まれてこの方、本番一発勝負ということはあまりしたことがない
本番一発勝負が必要なもの
歌ったり、演奏、演技、演技を必要とするスポーツ、速度や距離を競うスポーツなどなど・・・
こうしたことはあまりしたことが無い人生
(例外的に、喋ることだけは、あまり緊張しない)

ひたすらもの作りに生きていると、特に本番というものはない
積み重ねて作り上げた最終形がそこにあればよい
最終形に持って行くまでの準備期間と制作期間だけが大事で、
(作品を展示するなどの本番があっても)その直前には人知れず全てが終わっている状態
その行程がしみついてしまっているのかも知れない

やはりプレッシャーなのか
何かのトラウマなのか

「家ではもっと上手く出来るんだけどなぁ」
「稽古場に来て先生を前にすると緊張するんだよね」
みんなそう言うらしいです
「家でも、しばらく経たないと調子が出てこない」・・・んだそうです
(私だけじゃなかったんだ)

結局まだまだ弾き込みが足りなくて、
次に来る音を間違えないようにとか、二本一緒に弾かないようにとか、
そうしたことで頭がいっぱいになりながら弾いているだけで
間違えるか弾けるか、いちかばちかの勝負で弾いている余裕のなさから来ている
やはり完全にものにするまで、もっともっと練習しなければならないだけのこと

次回にはもっと克服しておくぞ

とにかく、なるべく早く

私は呪縛から解放されなければならない

終わって、先輩は「楽しかった〜。」

余裕だ

そして、一番楽しそうにしていたのは先生だった


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