つばめ柄の絽小紋の下に着る、夏の襦袢に取りかかりました。
盛夏の着物には、夏用の襦袢を着ます。
夏の長襦袢の定番は麻ですが、絽(絹)の着物と麻の襦袢では相性が良くありません。
しかも私は麻はちくちくして着れそうにないし、
かと言って、汗まみれになる夏の着物に絹の襦袢では洗濯が出来なくて不便、
洗える化繊の襦袢では、汗を吸い取らずにこれまた着心地が悪い。。。
ということで、海島綿という生地の襦袢を縫うことにしました。
海島綿(かいとうめん)とは、カリブ海の島で収穫される綿花を素材にした綿のことです。
別名「シーアイランドコットン」と言われ、しなやかでソフトな感触と光沢は絹にも勝ると評され、
古くから英国王室や貴族の間で愛用されてきたということです。
日本では、着物メーカー「千總(ちそう)」が海島綿の長襦袢反物を作っています。
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日本では、着物メーカー「千總(ちそう)」が海島綿の長襦袢反物を作っています。
綿100%は汗を吸うし、洗えるし、手触りは絹のようで・・・と、
盛夏に適した長襦袢地だともっぱら評判の海島綿の長襦袢。
初めて手にする海島綿は、やはり綿の気持ちよさを感じました。
早速、裁ちと印付けを終え、袖の縫いに入っています。
長襦袢は、着物と似ていますが若干構造が違います。
7月、8月に着れるよう急ピッチで頑張ります。
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