バツイチになって、むしろ幸せになった私の日記

こんにちは。まめぽよです


「納骨が終わったら仕出しでもとって食べて、みんなで賑やかに過ごしてほしい」

「ただし、酒は飲むな」


これは、祖父が長い間言い続けてきた遺言のひとつです。

「酒は飲むな」の言葉には祖父なりの考えがあってのことで、

きっと飲酒運転とか次の日の仕事への影響などを心配したものだろうと思っています。

そんな心配されるほど飲む人はいないけどね

でも一応ね、遺言だから

「お酒は買わないけどいいよね」って事前にみんなで打ち合わせして、

代わりにお茶やジュースを用意し、納骨のあと仏壇のある部屋に家族みんなで集まって会食しました。

ところがです

私の妹が余計な一言を口にしたのです


「こんな豪華な料理を目の前にしてお酒飲めないなんて、拷問だね」


・・・！！！

自分の聞き間違いかと、耳を疑いました

びっくりです

みんなドン引きしたのか、妹の言葉には誰も返事をしませんでした。

・・・そんなに？

そんな「拷問だね」なんて表現をするほど、お酒飲みたいの？

祖父の遺言は拷問だって言ってる？

そしたら、喪主として色々と動いてくれていた叔父が妹の言葉を気にしたのか、

それとももう自分が１人でゆっくりしたくなったのか分かりませんが、


「今日はありがとう。もう十分に供養になったから、あとは家に持って帰ってゆっくり食べて」


・・・まだ会食が始まってから１５分くらいしか経ってないのに

半ば追い出されるように、せかせかと後片付けが始まりました

その後はもう誰もが想像できるかと思います。

帰宅して着替えをしたあと、豪華な仕出しの続きを食べながらお酒を飲んでました

よかったね、拷問から解放されて

私は祖父のことを思うとお酒なんて飲めません






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