昨日、飼い主が食べる予定の柿ピーなどを盗み食いしたシロタンは、自分でも「いけないこと」をしたと自覚していたようで、午後6時過ぎまで「現場」となったコタツまで近づかなかった。そして、その翌日となる今朝、昨日とは一転して、おいらが朝食後にコタツに戻った朝6時から、シロタンはコタツ台の下にずっと居座り続けた。
他の二匹はちゅーるなどを舐めては、すぐどこかへいなくなってしまったのに対し、シロタンは昨日の「前科」の失敗を取り返そうとしてか、10時過ぎまでずっとおいら座るコタツ台の下に居続けた。この昨日と今日の態度の大違いぶりに、やっぱりシロタンは罪の意識を持ち、それを挽回しようと飼い主に擦り寄るなど、まるで人間並みの猫だと分かった。それくらい神経が回る猫なので、昨日のイタズラのせいで、自分が外猫に出されるかもしれないと、余計な気を回したせいなのかもしれない。
その一方で、兄弟猫のジロタンだが、今朝7時半ごろ、また左目が涙目になっていることに気づいた。左目の開き方が明らかに右目の半分くらいしかない。多分、その直前にミネちゃんが寝ている机の上に飛び上がり、先に寝ていたフジちゃんといつもの小競り合いをしたときに、多分、ミネちゃんの猫パンチが左目に偶然当たってしまったのかもしれない、と思った。
10時半、再度ジロタンの左目を確認すると、やはり半開きのままだし、目のフチがうっすら赤くなっているのを確認し、この前と同様に、ミネちゃんに2年前に出して貰った目薬をすぐに差したが、ちょっと目からズレてしまい、二度目を差そうとしたが、今度は怖がって目をきっちり閉じて開けようとしないので、無理やりこじ開け、殆ど白目に目薬を差すようになってしまった。ただ、前回はこれで治っているので今回も大丈夫だとは思う。
猫日記より(2020.9.8)
二日前に姐御が来てから、うちのおばあちゃんの猫への態度ががらりと変わり、昨日もだが今日などは特に、あんなにうるさがっていた子猫のことを「チビ、チビ」と呼び寄せて可愛がっているこの変わり様はなんだ。夜も茶の間にシロタン、ミッチー、クロヨンを呼び寄せて構っている。ミネコとジロタンは暑くて廊下の板目で寝ていた。
夜8〜9時、その茶の間の網戸から猫5匹全部脱走。5分後、ジロタンが戻る。10分後、ミネボーが戻るが、あえて外へ出して子猫を捕まえさせる。15分後、ミッチーが現れるが、捕まえられず原付スクーターの下に隠れたり逃げ回る。30分後、大きな遮光ネットを用意するも猫らは現れず、ガス交換の出口を開けたら、ミネボー、ミッチー、クロヨンがいて、何とかクロヨンのみ捕まえる。
50分後、散々逃げ回ったミッチーだったが、ずっと開けていた茶の間へ自分から飛び込む。60分後、ミネちゃんが「開けておくれよ〜」と縁側前に現れ、網戸を開けて中に入れる。これで全猫揃う。その後、なぜか全5匹が二階の階段最上段に集まり、悪いと思ってか、ゴロゴロと横になっている。