3日前、ジロタンが脱走したが、この時期、秋の脱走で一番困るのが、特にシロタンとジロタン限定なのだが、帰宅時にひっつき虫を一杯くっつけて帰って来ることだった。ジロタンも4歳になり、秋の脱走で厄介なひっつき虫に注意するようになったのか、全然一匹もくっつけて来なくなった。
もちろん、このひっつき虫とは野草の種のことで、本当にベタベタする厄介な種があって、何年か前のこと、特にシロタンが体一杯にくっつけて家に帰り、自分一人では取り切れないくらいの数だったので、おばあちゃんにシロタンを羽交い絞めにして貰い、それでも全部の種を取ってもベタベタが残ってしまうので、ハサミで種ごと毛を切ったほど酷かった。
ミネちゃんは保護時すでに3歳くらいだったが、外に慣れているミネちゃんだったので、秋になって何度外へ出ても一度も種をくっつけて帰って来ることはなかった。ジロタンも4歳になって、やっとこさ一人前に成長したのだろうと実感した。