日曜夜放送の大河ドラマ「光る君へ」を見ていると、何かが起きる。10/13夜8時、見始めてすぐのこと、うちのおばあちゃんが下から「具合悪い〜っ」と言い出したし、昨夜も二階のテレビで見ていたら、目の前にいたシロタンとミネちゃんが何やら天井の一点を凝視していることに気付いた。
その直後、どこから入ったのかは知らないが、あの臭〜いカメムシではないと思うが、突然、部屋の天井辺りを大きな虫が飛び回り始めたのだ。どうやら大きな蛾のようで、ミネちゃんはそれほどでもなかったが、シロタンは飛び回る蛾を追って、部屋の中を追いかけ始めたので、ちょっと嫌な予感がした。
その蛾は天井付近を這うように飛び回り、天井付近の綿ゴミみたいなものが舞い降りてきた。シロタンは蛾から目を決してそらさず、歯をカチカチと鳴らして喜んでいて、「光る君へ」の放送中になぜか現れた蛾を目でも追っていた。その後、本棚の上にジャンプして捕まえようとした時、これは子ネコの頃からの一番ヤバイ展開になりそうだと直感した。恐らく、本棚の上に何やら積まれたいろいろな物を巻き込んで一緒に落ちてくるパターンになるに違いないのだ。
やはり、その嫌な予感が的中し、シロタンとその本棚に積まれていろいろな物が一緒に下に降ってきた。もう完全に頭に来たワイはシロタンに怒鳴ったが、シロタンは怒られたことより、まだ蛾のことが気になるようで、じーっとまだ天井の方を見続けている始末。どんだけ蛾が気になるんやねん。これには呆れ返るしかなかった。そんなに蛾を捕まえたい気分なのかい。
これで、一時的に「光る君へ」の視聴は中断し、本棚から落ちた物の片付けを始めた。その中に、ちょうど1993年に大宮図書館から借りた歴史本の中から、歴代天皇や藤原家などの系図のコピーが含まれていた。ちょうど昨夜、三条天皇が在位5年ほどで譲位したのだが、ほどなく病気が悪化し亡くなっており、その次の帝に藤原道長の孫でまだ幼い後一条天皇が即位しており、系図で確認したかったものでタイミング的にはよかった。