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2020年04月10日

タロット その歴史・意味・解読法

アルフレッド・ダグラス 栂正行 河出書房

そのまんま、タロットの歴史と意味について。
私は占いが趣味で手相占いは出来るのですが、タロット占いは出来ないのでそのために読んでみた。大アルカナ、小アルカナについて、各カードの意義や背景、文化についても語られる。タロットで有名な吊るされた男は、キリスト教にはこんなカードはないから、やはりタロットはキリスト教の外から入ってきてそのまま取り入れられたのではとしているのはなかなか興味深い。

如何せん詳細で、一回読んだだけでは占いはできそうにない。占いの方法も複数書かれており、またタロットを用いた瞑想法まで書いてある、まさにタロットの教科書とでも言うべき内容。
後タロットは大切に使いましょうとも、使い込めば使い込むほど潜在意識とタロットがよく馴染む…らしい。


余談
因みに私の手相占い、他人のことは当たるのに私のことについては当たった試しなし、謎ですよ、私の社会的状況と手相が根本的に矛盾している。手相だと一つの仕事を力強く進める→現実転職ばかり、こんな感じ。他人の手相は本当によく当たるんですよね…あなた〜歳でこの仕事についたでしょう→え、当たってる、みたいなのが何度もあった、怖い。占いってなんだろうね。

クメールルージュの跡を追う ジャングルに隠れたポル・ポト秘密司令部

永瀬一哉 同時代社

ポル・ポトが政権を追われた後に一時拠点としていたオスオスデイ、その場所を探して取材すると言う物。そのためオスオスデイにいたラジオ担当のコン・デュオンと言う男の協力を得て調査するというもの。
さてこのオスオスデイ、謎が多い、今じゃジャングルに覆われて著者が調査した時期はいろいろな事がよくわからなくなっていた。
そこでいろいろな関係者の話を聞きながらオスオスデイを考察する。

色々と証言が食い違う中で、オスオスデイがいつからいつまで使用されていたかを考察する部分は面白い、要するにとても歴史的。
証言が食い違う原因として、誰も日にちがわからない、ただ乾季のときに移転した事ははっきりしている事、それから人によってオスオスデイに到着した時期がばらばらで、先行して到着した建設部隊は早めの時期を表し、後から来たグループは遅めの時期を表すこと、また乾季の時期もその年の早い時期の乾季と遅い時期の乾季があり、そのせいで勘違いが起きやすい。
著者は各証言から、1983年の雨季、8月頃に建設開始、83年末から84年頭に移転、84年末に攻撃を受けて85年頭に放棄としている。

因みにまだ各所に地雷があるらしい、山火事になると地雷が爆発してある程度安全になるとも語られていた。

ポル・ポト〈革命〉史

山内寛 講談社

色々ヤバイ男、ポル・ポト、そして政党クメールルージュ、カンボジアで200万人くらい殺したらしい恐ろしい政権、その歴史。

如何せんどこかふわふわしてて掴みどころがない、何が起こったかはわかるが、全体的に焦点がぼやけている、他にもポル・ポトについていくつか読んでわかったのは、ポル・ポトは謎に包まれており、行動はどこか機械的で、一種のAIのように感じられる、革命遂行のためのAIみたいな感じ、行動が偉く機械的で悪い意味で妥協を知らない。本来だったら政治を論じる少し聡い(めんどくさい)一般人程度の人間が権力を握ってしまったような印象を受ける。いろんな状況が結果的にこの状況を作ってしまった感じ。

戦国大名と国衆

平山優 角川書店

武田氏に仕えていた国衆について、国衆の兵力、国衆の行動、そもそも国衆とは何か、近年になって存在が明らかになってきた集団の国衆の行動を解き明かす。

国衆は城を持ち領を持ち、各地の大名の支配下に入り戦う、状況次第で寝返る、大名の争いで家中が分裂する、そして分裂することで生き残りを図る。

武田氏の先方衆のデータとして甲陽軍艦が引用されている他、比較対象用の史料として北条家人数覚書と言う物が引用されており、最末期の北条氏の軍勢が確認できる、それによると34250。これは小田原の時の北条の兵力を算出するときに出てる最低数ですね。
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