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2020年02月18日

ウルトラマンになった男

古谷敏 小学館

ウルトラマンの中の人直々の自伝。役者を志すも映画は徐々に衰退、その中でTVでウルトラマンの企画が持ち上がる中成田享氏からウルトラQの流れでウルトラマンになってくれと頼まれ、色々葛藤がありながらも承諾。
しかし撮影は過酷、徐々に嫌になる、しかしバスで出会った視聴者の子供の会話からウルトラマンの人気を知る、数字が大きいのは知っていたが、会話から実感し結局最後まで続けることに。

そもそもウルトラマンは前例がない、スーパーマンもゴジラも月光仮面も違う、別のキャラ、それをどう作るか、誰も答えを知らない、その中で作り上げていくジャンルの黎明期の話が聞けて面白い。
映画からカラーテレビへの転換期という時代、短期間ならが主役を努め、その後表舞台を去った人間の昭和史としても読めて興味深くもある。
本書の内容を見ると「結局古谷敏という人はウルトラマンになるために産まれてきた」って思えるほどにウルトラマンなのが凄い、一体化している、本当にふさわしい人という印象を受ける 。

ウルトラマン以降あんまり仕事もなく、そのまま役者をやめてその後金がなくてショーを見れない子供を発見したことからデパートの屋上でのヒーローショーなどを企画する仕事を始めたそうな。その後はその会社も潰れて(顛末などは書かれていない)しばらくぶりに成田享の展覧会で表舞台に出てくる事になる、そして本書の執筆になったそうな。

コレ結構良い本だと思う。 
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