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2018年03月23日
マーチS、データ分析
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
中山競馬場で行われるマーチS。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRAマーチS、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0325_1/index.html
前走の4コーナーでの位置取りをチェック
中山競馬場で行われた過去10回の出走馬のうち、前走がJRAのダートのレースだった馬について、そのレースでの4コーナーの位置別に成績を調べると、「先頭」組が勝率で断トツの数値を叩き出している。しかし、「先頭」組は2着と3着がなく、3着内率では「2〜4番手」組が僅かな差ながらトップに立っている。前走がJRAのダートのレースだった馬の中では、4コーナーを前めのポジションで通過していた馬に注目したい。
ここでは成績の良い前走4コーナー先頭〜4番手までの馬を選びます。
該当馬
エピカリス
キーグラウンド
コスモカナディアン
センチュリオン
ディアデルレイ
ドリームキラリ
ハイランドピーク
マイネルオフィール
リーゼントロック
ハンデが重い方が好走率が高い
中山競馬場で行われた過去10回の出走馬の負担重量別成績をまとめると、「57.5キログラム以上」組が4勝を挙げるなど、好走率が最も高くなっている。一方、「53キログラム以下」組は1頭も3着以内に入っていない。ある程度の実績を有していて、ハンデが重い馬の方が優勢となっているようだ。
該当馬
オールブラッシュ
ロンドンタウン
年明け以降の出走回数に注目
2013年以降の優勝馬5頭について年明け以降の出走回数を調べると、いずれも年明け以降に2戦以上していた。今年も年明け以降に2戦以上していた馬が優勝するのか、注目してみたい。
該当馬
カフジキング
キーグラウンド2
クインズサターン
コスモカナディアン2
サイモントルナーレ
サクラルコール
サンマルデューク
ストロングサウザー
センチュリオン2
タガノディグオ
ハイランドピーク2
ヒラボクプリンス
ブレスアロット
マイネルオフィール2
リーゼントロック2
データが少ないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。
・4歳馬と6歳馬
該当馬
アルタイル
エピカリス2
オールブラッシュ2
キーグラウンド3
ゴールデンバローズ
センチュリオン3
タガノディグオ2
ドリームキラリ2
ハイランドピーク3
マイネルオフィール3
・近3走で中山か阪神ダートのオープン特別勝馬か、地方重賞2着以内の馬
該当馬
アルタイル2
センチュリオン4
ディアデルレイ2
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
センチュリオン
センチュリオンは前走中山の総武S(OP)1着。ここ3走は中山1800mで1、3、1着と馬券内でもっとも力を発揮する舞台。先行有利の舞台ですが、メンバーを見ると先行馬が揃っておりこの馬の決め手がいきる展開となりそうなので注目します。
中山競馬場で行われるマーチS。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRAマーチS、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0325_1/index.html
前走の4コーナーでの位置取りをチェック
中山競馬場で行われた過去10回の出走馬のうち、前走がJRAのダートのレースだった馬について、そのレースでの4コーナーの位置別に成績を調べると、「先頭」組が勝率で断トツの数値を叩き出している。しかし、「先頭」組は2着と3着がなく、3着内率では「2〜4番手」組が僅かな差ながらトップに立っている。前走がJRAのダートのレースだった馬の中では、4コーナーを前めのポジションで通過していた馬に注目したい。
ここでは成績の良い前走4コーナー先頭〜4番手までの馬を選びます。
該当馬
エピカリス
キーグラウンド
コスモカナディアン
センチュリオン
ディアデルレイ
ドリームキラリ
ハイランドピーク
マイネルオフィール
リーゼントロック
ハンデが重い方が好走率が高い
中山競馬場で行われた過去10回の出走馬の負担重量別成績をまとめると、「57.5キログラム以上」組が4勝を挙げるなど、好走率が最も高くなっている。一方、「53キログラム以下」組は1頭も3着以内に入っていない。ある程度の実績を有していて、ハンデが重い馬の方が優勢となっているようだ。
該当馬
オールブラッシュ
ロンドンタウン
年明け以降の出走回数に注目
2013年以降の優勝馬5頭について年明け以降の出走回数を調べると、いずれも年明け以降に2戦以上していた。今年も年明け以降に2戦以上していた馬が優勝するのか、注目してみたい。
該当馬
カフジキング
キーグラウンド2
クインズサターン
コスモカナディアン2
サイモントルナーレ
サクラルコール
サンマルデューク
ストロングサウザー
センチュリオン2
タガノディグオ
ハイランドピーク2
ヒラボクプリンス
ブレスアロット
マイネルオフィール2
リーゼントロック2
データが少ないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。
・4歳馬と6歳馬
該当馬
アルタイル
エピカリス2
オールブラッシュ2
キーグラウンド3
ゴールデンバローズ
センチュリオン3
タガノディグオ2
ドリームキラリ2
ハイランドピーク3
マイネルオフィール3
・近3走で中山か阪神ダートのオープン特別勝馬か、地方重賞2着以内の馬
該当馬
アルタイル2
センチュリオン4
ディアデルレイ2
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
センチュリオン
センチュリオンは前走中山の総武S(OP)1着。ここ3走は中山1800mで1、3、1着と馬券内でもっとも力を発揮する舞台。先行有利の舞台ですが、メンバーを見ると先行馬が揃っておりこの馬の決め手がいきる展開となりそうなので注目します。
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毎日杯、データ分析
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
阪神競馬場で行われる毎日杯。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRA毎日杯、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0324_2/index.html
上位人気馬が優勢だが
過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気に支持された馬は連対率60.0%、3着内率80.0%と成績良好。続く2番人気と3番人気も共に3着内率50.0%とまずまずの成績を残している。ただし、過去10回のうち、上位2頭が1番人気と2番人気の馬の組み合わせで決着したのは昨年だけだ。なお、8番人気以下の馬で3着以内に入ったのは2頭だけとなっている。
ここでは成績の良い1〜3人気馬を選びます。某競馬サイト想定オッズを参考にします。またオッズ未発表なので単勝オッズのデータは無視します。
該当馬
1人気 ブラストワンピース
2人気 ギベオン
3人気 シャルドネゴールド
誕生月別の成績もチェック
3歳の若駒が集うレースだけに、その時点での完成度も勝敗につながる大きなポイント。そこで誕生月別に成績をまとめてみると、過去10年で最も成績が良いのは2月生まれの馬で、3月以降は誕生月が遅くなるごとに、勝率と連対率が下がっている。なお、1月生まれの馬は9頭が出走して、全て4着以下に敗れている。
たまたまだと思いますし、1月生まれ以外はほぼ該当するので、このデータはガン無視します。
前走のレース別成績にも特徴あり
過去10年の出走馬の前走のレース別成績を調べると、前走がGTもしくはGUだった馬で連対したのは、2013年に弥生賞から臨んで優勝したキズナだけ。優勝馬10頭のうち9頭は、前走がGVだった。その中でも共同通信杯から臨んだ馬が好成績を残している。また、前走が「関西のGV」だった馬も9頭が連対している。
ここでは成績の良い、前走共同通信杯、その他関西のG3出走馬を選びます。
該当馬
ファストアプローチ
過去の成績も要チェック
過去10年の毎日杯では4走前までに、「重賞において1〜3番人気で4着以下、または条件クラスにおいて1番人気で3着以下に敗れた経験があった」という馬が毎年連対している。上位人気に応えられなかったことがある馬には、今年も注意しておく必要がありそうだ。
負けたことがなぜ好走につながるか不明ですが(データ提供者浅野靖典氏)…データが少ないので一応選んでみます。
該当馬
ファストアプローチ2
データが少ないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。
・芝重賞4着以内馬
該当馬
ファストアプローチ3
・年明け1回、2回出走馬
該当馬
アルムフォルツァ
インディチャンプ
ギベオン2
スズカテイオー
テイエムディラン
ニコルハイウェイ
ノストラダムス
ファストアプローチ4
ブラストワンピース2
マイハートビート
ユーキャンスマイル
レインボーナンバー
・前走芝の重賞出走馬
該当馬
ファストアプローチ5
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
ファストアプローチ
ファストアプローチは前走シンザン記念4着。札幌2歳S、芙蓉S連続2着と1800m以上で連対しており、ここ2走はマイル戦なので距離延長で巻き返してくる可能性はあります。
※ファストアプローチは出走回避しました。次点でデータに多く該当したギベオン、ブラストワンピースに注目でしょうか…
ギベオンは新馬、フリージア賞を連勝。前走2着にくだしたマイネルファンロンがスプリングS3着なので、重賞で好走する可能性はあります。
ブラストワンピースも新馬、ゆりかもめ賞を連勝していますが、こちらも関西圏での競馬と右回りコースは初めて。差し系なので立ち回りの上手さがないと差し損ねる可能性もありますが、決め手はありそうなので、良馬場でできればチャンスはありそうです。
阪神競馬場で行われる毎日杯。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRA毎日杯、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0324_2/index.html
上位人気馬が優勢だが
過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気に支持された馬は連対率60.0%、3着内率80.0%と成績良好。続く2番人気と3番人気も共に3着内率50.0%とまずまずの成績を残している。ただし、過去10回のうち、上位2頭が1番人気と2番人気の馬の組み合わせで決着したのは昨年だけだ。なお、8番人気以下の馬で3着以内に入ったのは2頭だけとなっている。
ここでは成績の良い1〜3人気馬を選びます。某競馬サイト想定オッズを参考にします。またオッズ未発表なので単勝オッズのデータは無視します。
該当馬
1人気 ブラストワンピース
2人気 ギベオン
3人気 シャルドネゴールド
誕生月別の成績もチェック
3歳の若駒が集うレースだけに、その時点での完成度も勝敗につながる大きなポイント。そこで誕生月別に成績をまとめてみると、過去10年で最も成績が良いのは2月生まれの馬で、3月以降は誕生月が遅くなるごとに、勝率と連対率が下がっている。なお、1月生まれの馬は9頭が出走して、全て4着以下に敗れている。
たまたまだと思いますし、1月生まれ以外はほぼ該当するので、このデータはガン無視します。
前走のレース別成績にも特徴あり
過去10年の出走馬の前走のレース別成績を調べると、前走がGTもしくはGUだった馬で連対したのは、2013年に弥生賞から臨んで優勝したキズナだけ。優勝馬10頭のうち9頭は、前走がGVだった。その中でも共同通信杯から臨んだ馬が好成績を残している。また、前走が「関西のGV」だった馬も9頭が連対している。
ここでは成績の良い、前走共同通信杯、その他関西のG3出走馬を選びます。
該当馬
ファストアプローチ
過去の成績も要チェック
過去10年の毎日杯では4走前までに、「重賞において1〜3番人気で4着以下、または条件クラスにおいて1番人気で3着以下に敗れた経験があった」という馬が毎年連対している。上位人気に応えられなかったことがある馬には、今年も注意しておく必要がありそうだ。
負けたことがなぜ好走につながるか不明ですが(データ提供者浅野靖典氏)…データが少ないので一応選んでみます。
該当馬
ファストアプローチ2
データが少ないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。
・芝重賞4着以内馬
該当馬
ファストアプローチ3
・年明け1回、2回出走馬
該当馬
アルムフォルツァ
インディチャンプ
ギベオン2
スズカテイオー
テイエムディラン
ニコルハイウェイ
ノストラダムス
ファストアプローチ4
ブラストワンピース2
マイハートビート
ユーキャンスマイル
レインボーナンバー
・前走芝の重賞出走馬
該当馬
ファストアプローチ5
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
ファストアプローチ
ファストアプローチは前走シンザン記念4着。札幌2歳S、芙蓉S連続2着と1800m以上で連対しており、ここ2走はマイル戦なので距離延長で巻き返してくる可能性はあります。
※ファストアプローチは出走回避しました。次点でデータに多く該当したギベオン、ブラストワンピースに注目でしょうか…
ギベオンは新馬、フリージア賞を連勝。前走2着にくだしたマイネルファンロンがスプリングS3着なので、重賞で好走する可能性はあります。
ブラストワンピースも新馬、ゆりかもめ賞を連勝していますが、こちらも関西圏での競馬と右回りコースは初めて。差し系なので立ち回りの上手さがないと差し損ねる可能性もありますが、決め手はありそうなので、良馬場でできればチャンスはありそうです。
2018年03月22日
日経賞、データ分析
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
中山競馬場で行われる日経賞。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRA日経賞、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0324_1/index.html
近走での中山GT・GU出走歴がポイント
中山競馬場で行われた過去10回の出走馬について、過去3走以内の中山のGT・GUへの出走回数別成績を調べると、3着以内馬の半数以上を出走回数「1回」の馬が占めている。好走率で「2回」・「1回」組が「0回」組を大きく上回っていることから、過去3走以内に中山競馬場で行われたGT・GUに出走していた馬に注目したい。
1回以上出走していれば成績が良いので、ここでは近3走中山のG1、G2に出走していた馬を選びます。
該当馬
サイモントルナーレ
サクラアンプルール
ショウナンバッハ
ゼーヴィント
ナスノセイカン
GTを除く直近のレースの着順をチェック
中山競馬場で行われた過去10回の出走馬について、GTを除く直近のレースでの着順別に成績をまとめると、3着以内馬延べ30頭中28頭は該当したレースでの着順が「6着以内」だった。また、該当したレースは、28頭中23頭がGU、4頭がGV、1頭がオープン特別となっている。「10着以下」組は1着と2着が1回ずつあるが3着内率は7.1%、「7〜9着」組は3着以内がゼロと苦戦している。
6着まで複勝率に差がないので、ここでは勝ち馬を5頭輩出している、直近G1を除く1着馬を選びます。
該当馬
ガンコ
ゼーヴィント2
チェスナットコート
ノーブルマーズ
上位人気馬優勢だが?
中山競馬場で行われた過去10回の単勝人気別成績を調べると、3勝2着1回の「1番人気」と「4番人気」が勝率・連対率においてトップタイで並んでいる。3着内率では1〜4番人気の各組が40.0%以上となっており、好走率の面では上位人気馬が優勢だが、「6〜9番人気」と「10番人気以下」の馬が3着以内に計10頭入っており、下位人気馬の台頭にも十分注意しておきたい。
なお、1番人気馬は4頭が連対しているが、その4頭の過去3走以内のGTでの最高着順を調べると、いずれも「有馬記念」か「天皇賞(秋)」という前年秋の4歳以上・GTで2着以内に入っていた。1番人気馬については、過去3走以内に出走したGTでの着順に注目しておきたい。
ここでは成績の良い1〜4人気を選びます。某競馬サイト想定オッズを参考にします。またオッズ未発表なので単勝オッズのデータは無視します。また想定1人気のキセキは前走香港なので、二項目目のデータは無視します。
該当馬
1人気 キセキ
2人気 トーセンバジル
3人気 ゼーヴィント3
4人気 ガンコ2
データが少ないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。
・2400〜2500mのGI やGII に実績(馬券内)のある馬
該当馬
キセキ2
ソールインパクト
トーセンバジル2
ロードヴァンドール
・前走が芝2200〜2500m
該当馬
アルター
ガンコ3
キセキ3
チェスナットコート2
トーセンバジル3
ノーブルマーズ2
ロードヴァンドール2
・前走6着以内
該当馬
ガンコ4
サクラアンプルール2
ゼーヴィント4
ソールインパクト2
チェスナットコート3
トーセンバジル4
ノーブルマーズ3
ロードヴァンドール3
・4、5歳馬
該当馬
ガンコ5
キセキ4
ゼーヴィント5
チェスナットコート4
ノーブルマーズ4
ロードヴァンドール4
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
ガンコ
ゼーヴィント
ガンコは2走前日経新春杯で格上挑戦ながら3着と好走。前走松籟S(1600万下)で勝ち晴れてオープン入りを果たしました。今回も日経新春杯同様ロードヴァンドールが登録しており、ペースも似たような感じになるので、好走する下地はあります。中山コースが初めてなので、こなせばチャンスはありそうです。
ゼーヴィントは3戦目の未勝利戦から8戦すべて馬券内の堅実派。中山コースは[2-2-0-0]で、内セントライト記念とAJCCで2着の実績があります。課題は前走七夕賞からの休み明けと、2500mの距離でしょうか。切れる脚が無いためスタミナ比べに持ち込めば上位争いもできるかもしれません。
中山競馬場で行われる日経賞。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRA日経賞、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0324_1/index.html
近走での中山GT・GU出走歴がポイント
中山競馬場で行われた過去10回の出走馬について、過去3走以内の中山のGT・GUへの出走回数別成績を調べると、3着以内馬の半数以上を出走回数「1回」の馬が占めている。好走率で「2回」・「1回」組が「0回」組を大きく上回っていることから、過去3走以内に中山競馬場で行われたGT・GUに出走していた馬に注目したい。
1回以上出走していれば成績が良いので、ここでは近3走中山のG1、G2に出走していた馬を選びます。
該当馬
サイモントルナーレ
サクラアンプルール
ショウナンバッハ
ゼーヴィント
ナスノセイカン
GTを除く直近のレースの着順をチェック
中山競馬場で行われた過去10回の出走馬について、GTを除く直近のレースでの着順別に成績をまとめると、3着以内馬延べ30頭中28頭は該当したレースでの着順が「6着以内」だった。また、該当したレースは、28頭中23頭がGU、4頭がGV、1頭がオープン特別となっている。「10着以下」組は1着と2着が1回ずつあるが3着内率は7.1%、「7〜9着」組は3着以内がゼロと苦戦している。
6着まで複勝率に差がないので、ここでは勝ち馬を5頭輩出している、直近G1を除く1着馬を選びます。
該当馬
ガンコ
ゼーヴィント2
チェスナットコート
ノーブルマーズ
上位人気馬優勢だが?
中山競馬場で行われた過去10回の単勝人気別成績を調べると、3勝2着1回の「1番人気」と「4番人気」が勝率・連対率においてトップタイで並んでいる。3着内率では1〜4番人気の各組が40.0%以上となっており、好走率の面では上位人気馬が優勢だが、「6〜9番人気」と「10番人気以下」の馬が3着以内に計10頭入っており、下位人気馬の台頭にも十分注意しておきたい。
なお、1番人気馬は4頭が連対しているが、その4頭の過去3走以内のGTでの最高着順を調べると、いずれも「有馬記念」か「天皇賞(秋)」という前年秋の4歳以上・GTで2着以内に入っていた。1番人気馬については、過去3走以内に出走したGTでの着順に注目しておきたい。
ここでは成績の良い1〜4人気を選びます。某競馬サイト想定オッズを参考にします。またオッズ未発表なので単勝オッズのデータは無視します。また想定1人気のキセキは前走香港なので、二項目目のデータは無視します。
該当馬
1人気 キセキ
2人気 トーセンバジル
3人気 ゼーヴィント3
4人気 ガンコ2
データが少ないので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。
・2400〜2500mのGI やGII に実績(馬券内)のある馬
該当馬
キセキ2
ソールインパクト
トーセンバジル2
ロードヴァンドール
・前走が芝2200〜2500m
該当馬
アルター
ガンコ3
キセキ3
チェスナットコート2
トーセンバジル3
ノーブルマーズ2
ロードヴァンドール2
・前走6着以内
該当馬
ガンコ4
サクラアンプルール2
ゼーヴィント4
ソールインパクト2
チェスナットコート3
トーセンバジル4
ノーブルマーズ3
ロードヴァンドール3
・4、5歳馬
該当馬
ガンコ5
キセキ4
ゼーヴィント5
チェスナットコート4
ノーブルマーズ4
ロードヴァンドール4
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
ガンコ
ゼーヴィント
ガンコは2走前日経新春杯で格上挑戦ながら3着と好走。前走松籟S(1600万下)で勝ち晴れてオープン入りを果たしました。今回も日経新春杯同様ロードヴァンドールが登録しており、ペースも似たような感じになるので、好走する下地はあります。中山コースが初めてなので、こなせばチャンスはありそうです。
ゼーヴィントは3戦目の未勝利戦から8戦すべて馬券内の堅実派。中山コースは[2-2-0-0]で、内セントライト記念とAJCCで2着の実績があります。課題は前走七夕賞からの休み明けと、2500mの距離でしょうか。切れる脚が無いためスタミナ比べに持ち込めば上位争いもできるかもしれません。
古馬重賞はリピーター、日経賞は?
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
中山競馬場で行われる日経賞。過去10年からリピーター馬がいるか調べてみます。
2015年 1着アドマイヤデウス(2017年3着)
2014年 1着ウインバリアシオン(2012年&2015年2着)
2着ホッコーブレーヴ(2015年3着)
2010年 1着マイネルキッツ(2009年2着)
2008年 1着マツリダゴッホ(2007年3着)
2着トウショウナイト(2005年&2007年2着)
6頭のリピーターがいました。
それでは前年など過去年に着外で馬券にからんでいた馬を調べます。
2016年 2着サウンズオブアース(2015年4着)
2008年 3着アドマイヤモナーク(2007年5着)
一方前年馬券に絡んでいて翌年以降馬券外だった馬も調べます。
2016年 1着ゴールドアクター(2017年5着)
2015年 3着ホッコーブレーヴ(2016年7着※2014年2着)
2013年 1着フェノーメノ(2014年5着、2015年8着)
2012年 1着ネコパンチ(2013年14着)
2010年 1着マイネルキッツ(2011年4着※2009年2着、2013年5着)
それでは今年の登録馬で過去馬券に絡んだ馬、着外だった馬がいるのかを調べます。※両方該当する場合は前年(直近出走年)を参考にします。
前年など過去年に着外の馬
アクションスター
サイモントルナーレ
ナスノセイカン
前年など過去年に馬券内の馬
該当馬なし
非常にリピーターの多いレースですが、今年は過去年馬券内の馬は不在でした。
ナスノセイカンは2016年にオープン入りをしましたが、その後昨年の金鯱賞4着が最高着順。近走も馬券外ですし、好走は厳しいでしょう。
アクションスターとサイモントルナーレはこのコーナーの常連ですが、お察しのように実力不足なので無印です。
これでは寂しいコーナーになってしまうので、少し趣向を変えまして、ここでは騎手に注目してみたいと思います。過去10年の勝利騎手で複数勝利をあげているのが3勝の蛯名騎手。
蛯名騎手はフェノーメノ、アルナスライン、マツリダゴッホで3勝し、マリアライトで3着にもきており注目。登録馬チェスナットコートに騎乗予定で、条件戦を連勝しオープン入りと勢いがあるので注目です。
昨年シャケトラで制した田辺騎手はシャケトラの1勝他、ホッコーブレーヴで2、3着。騎乗予定のサクラアンプルールは中山コースで馬券内にきており、休み明けを叩かれた今回は上積みもありそうなので注意です。
福永騎手もトゥザグローリーで1勝、サウンズオブアース、ウインバリアシオンで2着、ルーラーシップで3着と好走。騎乗予定馬ソールインパクトは4連続騎乗となるので結果を出したいところでしょうか。
また、デムーロ騎手とルメール騎手は重賞ではかかせない騎手ですが、こと日経賞に限っては過去10年馬券外です。レインボーライン(デムーロ2人気4着)、アルバート(ルメール3人気4着)、サウンズオブアース(デムーロ1人気4着)、オーシャンブルー(デムーロ4人気10着)と、それなりに人気の馬が馬券外となっているのは興味深いところ。今回はキセキ(ルメール)、トーセンバジル(デムーロ)に騎乗予定なので、人気なら疑ってみても良いかもしれません。
中山競馬場で行われる日経賞。過去10年からリピーター馬がいるか調べてみます。
2015年 1着アドマイヤデウス(2017年3着)
2014年 1着ウインバリアシオン(2012年&2015年2着)
2着ホッコーブレーヴ(2015年3着)
2010年 1着マイネルキッツ(2009年2着)
2008年 1着マツリダゴッホ(2007年3着)
2着トウショウナイト(2005年&2007年2着)
6頭のリピーターがいました。
それでは前年など過去年に着外で馬券にからんでいた馬を調べます。
2016年 2着サウンズオブアース(2015年4着)
2008年 3着アドマイヤモナーク(2007年5着)
一方前年馬券に絡んでいて翌年以降馬券外だった馬も調べます。
2016年 1着ゴールドアクター(2017年5着)
2015年 3着ホッコーブレーヴ(2016年7着※2014年2着)
2013年 1着フェノーメノ(2014年5着、2015年8着)
2012年 1着ネコパンチ(2013年14着)
2010年 1着マイネルキッツ(2011年4着※2009年2着、2013年5着)
それでは今年の登録馬で過去馬券に絡んだ馬、着外だった馬がいるのかを調べます。※両方該当する場合は前年(直近出走年)を参考にします。
前年など過去年に着外の馬
アクションスター
サイモントルナーレ
ナスノセイカン
前年など過去年に馬券内の馬
該当馬なし
非常にリピーターの多いレースですが、今年は過去年馬券内の馬は不在でした。
ナスノセイカンは2016年にオープン入りをしましたが、その後昨年の金鯱賞4着が最高着順。近走も馬券外ですし、好走は厳しいでしょう。
アクションスターとサイモントルナーレはこのコーナーの常連ですが、お察しのように実力不足なので無印です。
これでは寂しいコーナーになってしまうので、少し趣向を変えまして、ここでは騎手に注目してみたいと思います。過去10年の勝利騎手で複数勝利をあげているのが3勝の蛯名騎手。
蛯名騎手はフェノーメノ、アルナスライン、マツリダゴッホで3勝し、マリアライトで3着にもきており注目。登録馬チェスナットコートに騎乗予定で、条件戦を連勝しオープン入りと勢いがあるので注目です。
昨年シャケトラで制した田辺騎手はシャケトラの1勝他、ホッコーブレーヴで2、3着。騎乗予定のサクラアンプルールは中山コースで馬券内にきており、休み明けを叩かれた今回は上積みもありそうなので注意です。
福永騎手もトゥザグローリーで1勝、サウンズオブアース、ウインバリアシオンで2着、ルーラーシップで3着と好走。騎乗予定馬ソールインパクトは4連続騎乗となるので結果を出したいところでしょうか。
また、デムーロ騎手とルメール騎手は重賞ではかかせない騎手ですが、こと日経賞に限っては過去10年馬券外です。レインボーライン(デムーロ2人気4着)、アルバート(ルメール3人気4着)、サウンズオブアース(デムーロ1人気4着)、オーシャンブルー(デムーロ4人気10着)と、それなりに人気の馬が馬券外となっているのは興味深いところ。今回はキセキ(ルメール)、トーセンバジル(デムーロ)に騎乗予定なので、人気なら疑ってみても良いかもしれません。
2018年03月21日
古馬重賞はリピーター、高松宮記念は?
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
中京競馬場で行われる高松宮記念。過去10年からリピーター馬がいるか調べてみます。
2016年 2着ミッキーアイル(2015年3着)
2015年 2着ハクサンムーン(2013年3着)
2013年 1着ロードカナロア(2012年3着)
2012年 2着サンカルロ(2011年2着)
2011年 1着キンシャサノキセキ(2010年1着連覇、2008年2着)
5頭のリピーターがいました。
それでは前年など過去年に着外で馬券にからんでいた馬を調べます。
2017年 2着レッツゴードンキ(2016年8着)
2015年 2着ハクサンムーン(2014年5着※2013年3着、2016年11着)
2011年 3着アーバニティ(2009年14着)
2010年 1着キンシャサノキセキ(2009年10着※2011年1着連覇、2008年2着)
2着ビービーガルダン(2009年16着※2011年4着)
2009年 1着ローレルゲレイロ(2008年4着)
一方前年馬券に絡んでいて翌年以降馬券外だった馬も調べます。
2015年 2着ハクサンムーン(2016年11着※2013年3着、2014年5着)
2014年 1着コパノリチャード(2015年5着)
2着スノードラゴン(2016年7着)
3着ストレイトガール(2015年13着)
2013年 3着ハクサンムーン(2014年5着※2015年2着、2016年11着)
2012年 2着サンカルロ(2013年9着※2010年4着、2011年2着、2014年13着)
2010年 2着ビービーガルダン(2011年4着※2009年16着)
3着エーシンフォワード(2011年9着)
2008年 1着ファイングレイン(2009年17着、2010年8着)
2着キンシャサノキセキ(2009年10着※2010年1着、2011年1着連覇)
それでは今年の登録馬で過去馬券に絡んだ馬、着外だった馬がいるのかを調べます。※両方該当する場合は前年(直近出走年)を参考にします。
前年など過去年に着外の馬
スノードラゴン
ソルヴェイグ
ナックビーナス
ラインスピリット
前年など過去年に馬券内の馬
セイウンコウセイ
レッツゴードンキ
レッドファルクス
過去年着外で注目なのがナックビーナス。昨年から前走まで7戦して5戦は馬券内と堅実。逃げ差し自在でスピードもあり上位争いしてもおかしくありません。オーシャンSからの参戦はあまり好走馬がいませんが、状態も良さそうなので注目です。
ソルヴェイグは昨年9着。スプリンターズS3着の実績がある馬でスピードもありそうですが、成績を見ると夏前後に集中している点が気になります。
スノードラゴンは2014年に2着にきていますが、あとの2年が着外と古馬リピーターの傾向通り着順を落としています。近年はダートでしか馬券内にきていないので厳しいと思います。
ラインスピリットは昨年13着。重賞やオープンでの好走もありますが、ムラがけの印象があるので狙いづらいです。
昨年の上位3頭がすべて出走。連覇を目指すセイウンコウセイはその後馬券外が続いていましたが、前走シルクロードSで2着と久々に好走。重い斤量を背負っていながら逃げ粘っているので、上積みが見込めそうです。
レッツゴードンキは昨年の2着馬。ダートや海外遠征などに挑戦し非常にタフな馬。前走もフェブラリーS5着と衰えはありません。芝の状態にもよりますが、この馬の決め手が行かせる状態なら要注意でしょう。
昨年3着のレッドファルクスはその後も好走。距離不安のあった安田記念3着やスプリンターズS連覇と活躍。前走休み明けとなった阪急杯は3着でしたが、セイウンコウセイ同様に58kgの斤量だったので、こちらも上積みがありそうです。
リピーターの傾向では前年馬券内の馬は着順を落とす傾向にありますが、3頭とも衰えなく状態が良さそうなので押さえないといけないかもしれません。
中京競馬場で行われる高松宮記念。過去10年からリピーター馬がいるか調べてみます。
2016年 2着ミッキーアイル(2015年3着)
2015年 2着ハクサンムーン(2013年3着)
2013年 1着ロードカナロア(2012年3着)
2012年 2着サンカルロ(2011年2着)
2011年 1着キンシャサノキセキ(2010年1着連覇、2008年2着)
5頭のリピーターがいました。
それでは前年など過去年に着外で馬券にからんでいた馬を調べます。
2017年 2着レッツゴードンキ(2016年8着)
2015年 2着ハクサンムーン(2014年5着※2013年3着、2016年11着)
2011年 3着アーバニティ(2009年14着)
2010年 1着キンシャサノキセキ(2009年10着※2011年1着連覇、2008年2着)
2着ビービーガルダン(2009年16着※2011年4着)
2009年 1着ローレルゲレイロ(2008年4着)
一方前年馬券に絡んでいて翌年以降馬券外だった馬も調べます。
2015年 2着ハクサンムーン(2016年11着※2013年3着、2014年5着)
2014年 1着コパノリチャード(2015年5着)
2着スノードラゴン(2016年7着)
3着ストレイトガール(2015年13着)
2013年 3着ハクサンムーン(2014年5着※2015年2着、2016年11着)
2012年 2着サンカルロ(2013年9着※2010年4着、2011年2着、2014年13着)
2010年 2着ビービーガルダン(2011年4着※2009年16着)
3着エーシンフォワード(2011年9着)
2008年 1着ファイングレイン(2009年17着、2010年8着)
2着キンシャサノキセキ(2009年10着※2010年1着、2011年1着連覇)
それでは今年の登録馬で過去馬券に絡んだ馬、着外だった馬がいるのかを調べます。※両方該当する場合は前年(直近出走年)を参考にします。
前年など過去年に着外の馬
スノードラゴン
ソルヴェイグ
ナックビーナス
ラインスピリット
前年など過去年に馬券内の馬
セイウンコウセイ
レッツゴードンキ
レッドファルクス
過去年着外で注目なのがナックビーナス。昨年から前走まで7戦して5戦は馬券内と堅実。逃げ差し自在でスピードもあり上位争いしてもおかしくありません。オーシャンSからの参戦はあまり好走馬がいませんが、状態も良さそうなので注目です。
ソルヴェイグは昨年9着。スプリンターズS3着の実績がある馬でスピードもありそうですが、成績を見ると夏前後に集中している点が気になります。
スノードラゴンは2014年に2着にきていますが、あとの2年が着外と古馬リピーターの傾向通り着順を落としています。近年はダートでしか馬券内にきていないので厳しいと思います。
ラインスピリットは昨年13着。重賞やオープンでの好走もありますが、ムラがけの印象があるので狙いづらいです。
昨年の上位3頭がすべて出走。連覇を目指すセイウンコウセイはその後馬券外が続いていましたが、前走シルクロードSで2着と久々に好走。重い斤量を背負っていながら逃げ粘っているので、上積みが見込めそうです。
レッツゴードンキは昨年の2着馬。ダートや海外遠征などに挑戦し非常にタフな馬。前走もフェブラリーS5着と衰えはありません。芝の状態にもよりますが、この馬の決め手が行かせる状態なら要注意でしょう。
昨年3着のレッドファルクスはその後も好走。距離不安のあった安田記念3着やスプリンターズS連覇と活躍。前走休み明けとなった阪急杯は3着でしたが、セイウンコウセイ同様に58kgの斤量だったので、こちらも上積みがありそうです。
リピーターの傾向では前年馬券内の馬は着順を落とす傾向にありますが、3頭とも衰えなく状態が良さそうなので押さえないといけないかもしれません。