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2018年05月01日
NHKマイルC、データ分析
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
東京競馬場で行われるNHKマイルC。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRA NHKマイルC、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0506_1/index.html
直近の東京・芝コースでの着順をチェック
過去10年の出走馬180頭のうち、過去に東京競馬場・芝コースのレースに出走した経験を持つ馬は107頭いたが、その107頭の成績を直近の東京・芝コースのレースでの着順別にまとめると、「1着」組と「2着」組が連対率・3着内率で上位の数値を記録している。その一方で、「東京・芝コース不出走」組も10頭が3着以内に入っており、東京・芝コース未経験であっても軽視は禁物だろう。ただし、同組の3着内率は13.7%にとどまっていることから、直近の東京・芝コースのレースで連対していた馬をより重視した方がよさそうだ。
ここでは東京コース連対馬を選びます。
該当馬
アイスフィヨルド
カシアス
ギベオン
タワーオブロンドン
テトラドラクマ
デルタバローズ
プリモシーン
ミュージアムヒル
リョーノテソーロ
ルーカス
オープンクラスの芝1600メートル戦での最高単勝人気に注目
過去10年の出走馬について、オープンクラスの芝1600メートル戦での最高単勝人気別に成績をまとめると、「1番人気」組が6勝、「3番人気」組が2勝を挙げている。「オープンクラス・芝1600メートル不出走」組は1勝のみながら、2着5回、3着3回で、連対率は2番手、3着内率は3番手の数値となっている。オープンクラスの芝1600メートル戦で上位人気に支持された経験を持つ馬だけでなく、オープンクラス・芝1600メートル戦に不出走の馬にも注目すると面白そうだ。
マイル未出走の馬を含めると馬がしぼれないので、ここでは複勝率20%以上のオープン芝マイル戦で1〜3人気の馬を選びます。
該当馬
カシアス2
カツジ
ケイアイノーテック
タワーオブロンドン2
ダノンスマッシュ
テトラドラクマ2
トーセンブレス
パクスアメリカーナ
ファストアプローチ
フロンティア
プリモシーン2
ロックディスタウン
GTを除いた直近のレースでの位置取りに目を光らせろ
過去10年の出走馬について、GTを除いた直近のレースでの4コーナーの位置別に成績をまとめると、該当数は少ないものの3勝を挙げている「先頭」組が好走率でトップの数値を記録している。また、連対率を見ると、通過順が前の組ほど数値が高くなる傾向にある。
該当馬
カシアス3
テトラドラクマ3
GTを除いた直近の芝1600メートル戦を勝っていた馬が優勢
過去10年の出走馬について、GTを除いた直近の芝1600メートル戦での着順別に成績をまとめると、180頭中151頭にGTを除く芝1600メートル戦への出走歴があり、直近の該当レースで「1着」だった馬が連対率で20%を超えるなど好走率でトップとなっている。
次に、GTを除いた直近の芝1600メートル戦で2着以下だった馬について、そのレースの勝ち馬とのタイム差別に成績を調べると、NHKマイルCで3着以内に入った15頭中14頭は、該当レースでの勝ち馬とのタイム差が「0秒5以内」だった。GTを除いた直近の芝1600メートル戦で「2着以下」だった馬は、そのレースでの勝ち馬とのタイム差をチェックしておきたい。
ここでは直近G1レース以外でマイル戦勝馬と、マイル戦2着以下で勝馬とのタイム差が0.5秒差以内の馬を選びます。
該当馬
アイスフィヨルド2
アルジャーノン
カシアス4
カツジ2
ケイアイノーテック2
タワーオブロンドン3
ダノンスマッシュ2
テトラドラクマ4
デルタバローズ2
トーセンブレス2
パクスアメリカーナ2
ファストアプローチ2
プリモシーン3
ミュージアムヒル2
レッドヴェイロン
年明け以降の出走レースと騎手に注目
2012年以降過去6年の優勝馬について、年明け以降の出走レースと騎手を調べると、6頭とも年明け以降2回以上出走し、全てのレースで同じ騎手が騎乗していた。この6頭はNHKマイルCでも同じ騎手が騎乗している。今年もこの傾向が続くのか、年明け以降の出走数と騎手は調べておきたい。
登録馬発表時に騎手が確定していないので、ここでは前走までを対象にし騎手が継続騎乗している馬を選びます。
該当馬
アンコールプリュ
カシアス5
カツジ3
タワーオブロンドン4
トーセンブレス3
パクスアメリカーナ3
プリモシーン4
リョーノテソーロ2
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
カシアス
カシアスは前走ニュージーランドTに出走し3人気7着と人気を裏切りました。函館2歳S勝馬で血統からスプリンターのイメージを持っている方も多いでしょうが、マイルの距離は2走前のシンザン記念で3着と距離はこなしています。勝馬が桜花賞でゴボウ抜きで快勝したアーモンドアイということを考えると、相手が悪かったのかもしれません。
近年はアエロリット、ボンセルヴィーソ、メジャーエンブレム、アルビアーノ、ミッキーアイル、カレンブラックヒル、ジョーカプチーノなど逃げ先行馬が数多く馬券に絡んでいるので、脚質からも注目できそうです。
東京競馬場で行われるNHKマイルC。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRA NHKマイルC、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0506_1/index.html
直近の東京・芝コースでの着順をチェック
過去10年の出走馬180頭のうち、過去に東京競馬場・芝コースのレースに出走した経験を持つ馬は107頭いたが、その107頭の成績を直近の東京・芝コースのレースでの着順別にまとめると、「1着」組と「2着」組が連対率・3着内率で上位の数値を記録している。その一方で、「東京・芝コース不出走」組も10頭が3着以内に入っており、東京・芝コース未経験であっても軽視は禁物だろう。ただし、同組の3着内率は13.7%にとどまっていることから、直近の東京・芝コースのレースで連対していた馬をより重視した方がよさそうだ。
ここでは東京コース連対馬を選びます。
該当馬
アイスフィヨルド
カシアス
ギベオン
タワーオブロンドン
テトラドラクマ
デルタバローズ
プリモシーン
ミュージアムヒル
リョーノテソーロ
ルーカス
オープンクラスの芝1600メートル戦での最高単勝人気に注目
過去10年の出走馬について、オープンクラスの芝1600メートル戦での最高単勝人気別に成績をまとめると、「1番人気」組が6勝、「3番人気」組が2勝を挙げている。「オープンクラス・芝1600メートル不出走」組は1勝のみながら、2着5回、3着3回で、連対率は2番手、3着内率は3番手の数値となっている。オープンクラスの芝1600メートル戦で上位人気に支持された経験を持つ馬だけでなく、オープンクラス・芝1600メートル戦に不出走の馬にも注目すると面白そうだ。
マイル未出走の馬を含めると馬がしぼれないので、ここでは複勝率20%以上のオープン芝マイル戦で1〜3人気の馬を選びます。
該当馬
カシアス2
カツジ
ケイアイノーテック
タワーオブロンドン2
ダノンスマッシュ
テトラドラクマ2
トーセンブレス
パクスアメリカーナ
ファストアプローチ
フロンティア
プリモシーン2
ロックディスタウン
GTを除いた直近のレースでの位置取りに目を光らせろ
過去10年の出走馬について、GTを除いた直近のレースでの4コーナーの位置別に成績をまとめると、該当数は少ないものの3勝を挙げている「先頭」組が好走率でトップの数値を記録している。また、連対率を見ると、通過順が前の組ほど数値が高くなる傾向にある。
該当馬
カシアス3
テトラドラクマ3
GTを除いた直近の芝1600メートル戦を勝っていた馬が優勢
過去10年の出走馬について、GTを除いた直近の芝1600メートル戦での着順別に成績をまとめると、180頭中151頭にGTを除く芝1600メートル戦への出走歴があり、直近の該当レースで「1着」だった馬が連対率で20%を超えるなど好走率でトップとなっている。
次に、GTを除いた直近の芝1600メートル戦で2着以下だった馬について、そのレースの勝ち馬とのタイム差別に成績を調べると、NHKマイルCで3着以内に入った15頭中14頭は、該当レースでの勝ち馬とのタイム差が「0秒5以内」だった。GTを除いた直近の芝1600メートル戦で「2着以下」だった馬は、そのレースでの勝ち馬とのタイム差をチェックしておきたい。
ここでは直近G1レース以外でマイル戦勝馬と、マイル戦2着以下で勝馬とのタイム差が0.5秒差以内の馬を選びます。
該当馬
アイスフィヨルド2
アルジャーノン
カシアス4
カツジ2
ケイアイノーテック2
タワーオブロンドン3
ダノンスマッシュ2
テトラドラクマ4
デルタバローズ2
トーセンブレス2
パクスアメリカーナ2
ファストアプローチ2
プリモシーン3
ミュージアムヒル2
レッドヴェイロン
年明け以降の出走レースと騎手に注目
2012年以降過去6年の優勝馬について、年明け以降の出走レースと騎手を調べると、6頭とも年明け以降2回以上出走し、全てのレースで同じ騎手が騎乗していた。この6頭はNHKマイルCでも同じ騎手が騎乗している。今年もこの傾向が続くのか、年明け以降の出走数と騎手は調べておきたい。
登録馬発表時に騎手が確定していないので、ここでは前走までを対象にし騎手が継続騎乗している馬を選びます。
該当馬
アンコールプリュ
カシアス5
カツジ3
タワーオブロンドン4
トーセンブレス3
パクスアメリカーナ3
プリモシーン4
リョーノテソーロ2
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
カシアス
カシアスは前走ニュージーランドTに出走し3人気7着と人気を裏切りました。函館2歳S勝馬で血統からスプリンターのイメージを持っている方も多いでしょうが、マイルの距離は2走前のシンザン記念で3着と距離はこなしています。勝馬が桜花賞でゴボウ抜きで快勝したアーモンドアイということを考えると、相手が悪かったのかもしれません。
近年はアエロリット、ボンセルヴィーソ、メジャーエンブレム、アルビアーノ、ミッキーアイル、カレンブラックヒル、ジョーカプチーノなど逃げ先行馬が数多く馬券に絡んでいるので、脚質からも注目できそうです。
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2018年04月30日
先週のデムーロ、ルメールの重賞騎乗馬(4/28、4/29)
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
ミルコ・デムーロ&クリストフ・ルメール両騎手の重賞レースの騎乗馬。騎乗馬は以下の通りです。
デムーロ騎乗馬
4月28日(土)
青葉賞 サトノソルタス6着
4月29日(日)
天皇賞・春 トーセンバジル6着
ルメール騎乗馬
4月28日(土)
青葉賞 オブセッション11着
4月29日(日)
天皇賞・春 アルバート8着
基本的なルールは、
・重賞レースのデムーロ&ルメール騎手騎乗馬単勝&複勝で勝負。
・馬券勝負は3回連続馬券外となった次のレース
・購入方法は金丸法を使用※金丸法については各自でお調べください。
・5連続馬券外(馬券勝負で2連敗)だった場合は一旦勝負を中断し次回勝負。
上記をふまえた今週の重賞勝負馬は
デムーロ
3連続馬券外では無いので、金丸法での勝負はお休みしました。
ルメール
3連続馬券外では無いので、金丸法での勝負はお休みしました。
デムーロ騎手は先週土曜の1勝と不調。青葉賞のサトノソルタスは人気でもあり期待しましたが、早仕掛けが影響したのか6着と敗退。キャリアが少ないので、ここで2着までに入れば消耗も少ないので日本ダービーで勝負しようと思いましたが、権利取りならずでした。
重賞2着の実績がありもしかしたら出走できるかもしれませんが、デムーロ騎手はおそらく皐月賞5着で出走権を物にしているキタノコマンドールに騎乗すると思うので、騎手次第で狙う感じになりそうです。
一方ルメール騎手は土曜の3勝のみで日曜は未勝利。青葉賞 オブセッション、天皇賞・春 アルバートともに馬券外と今週は活躍できませんでした。オブセッションはまだ気性的に問題があると思ったので無印にできましたが、アルバートは長距離が得意なので少し気になりましたが8着でした。
アルバートはムーア騎手でステイヤーズSを3連覇していますが、腕っ節のある騎手ではないと結果がでていません。前走の福永騎手やルメール騎手は剛腕というイメージではないので、今後はデムーロ騎手や岩田騎手で見てみたい気がします。
両騎手を注目し馬券でも重視しているため、両騎手が不調のときは私の馬券も不調と比例しています。しかしつねに良い馬が集まるので、両騎手を重視していればスランプ脱出も近いと思うので、引き続き注目していきたいと思います。
ミルコ・デムーロ&クリストフ・ルメール両騎手の重賞レースの騎乗馬。騎乗馬は以下の通りです。
デムーロ騎乗馬
4月28日(土)
青葉賞 サトノソルタス6着
4月29日(日)
天皇賞・春 トーセンバジル6着
ルメール騎乗馬
4月28日(土)
青葉賞 オブセッション11着
4月29日(日)
天皇賞・春 アルバート8着
基本的なルールは、
・重賞レースのデムーロ&ルメール騎手騎乗馬単勝&複勝で勝負。
・馬券勝負は3回連続馬券外となった次のレース
・購入方法は金丸法を使用※金丸法については各自でお調べください。
・5連続馬券外(馬券勝負で2連敗)だった場合は一旦勝負を中断し次回勝負。
上記をふまえた今週の重賞勝負馬は
デムーロ
3連続馬券外では無いので、金丸法での勝負はお休みしました。
ルメール
3連続馬券外では無いので、金丸法での勝負はお休みしました。
デムーロ騎手は先週土曜の1勝と不調。青葉賞のサトノソルタスは人気でもあり期待しましたが、早仕掛けが影響したのか6着と敗退。キャリアが少ないので、ここで2着までに入れば消耗も少ないので日本ダービーで勝負しようと思いましたが、権利取りならずでした。
重賞2着の実績がありもしかしたら出走できるかもしれませんが、デムーロ騎手はおそらく皐月賞5着で出走権を物にしているキタノコマンドールに騎乗すると思うので、騎手次第で狙う感じになりそうです。
一方ルメール騎手は土曜の3勝のみで日曜は未勝利。青葉賞 オブセッション、天皇賞・春 アルバートともに馬券外と今週は活躍できませんでした。オブセッションはまだ気性的に問題があると思ったので無印にできましたが、アルバートは長距離が得意なので少し気になりましたが8着でした。
アルバートはムーア騎手でステイヤーズSを3連覇していますが、腕っ節のある騎手ではないと結果がでていません。前走の福永騎手やルメール騎手は剛腕というイメージではないので、今後はデムーロ騎手や岩田騎手で見てみたい気がします。
両騎手を注目し馬券でも重視しているため、両騎手が不調のときは私の馬券も不調と比例しています。しかしつねに良い馬が集まるので、両騎手を重視していればスランプ脱出も近いと思うので、引き続き注目していきたいと思います。
2018年04月29日
天皇賞・春は競馬新聞レインボーライン悲願のG1初制覇も…
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
1着レインボーライン 3:16.2
2着シュヴァルグラン クビ
3着クリンチャー 1/2
レースはヤマカツライデンが逃げ前半1000m60.1秒の平均ペースで入り、2週目の向正面から後方にいたサトノクロニクルが前へ進出しはじめたところから馬群が密集。4コーナーでは終始好位から競馬を進めたシュヴァルグランが直線先頭に立ち粘りこみを計るところに、中団から進出したレインボーラインが直線馬群をさばき、最後はシュヴァルグランの内からクビ差交わし優勝。
悲願のG1初制覇を達成しましたが、レース後故障してしまいました。
レインボーラインは上がりのかかるタフな展開で馬券内にきており、前走阪神大賞典も上がり35.8秒と実力通りの結果を見せていました。今回は高速時計の出る京都コースやムラがけで連続馬券内は難しいと思い無印としてしまいました。
他馬が道中動きを見せる中、同馬はジックリと末脚をため、直線ではじけるように差してきました。鞍上岩田騎手も冷静に馬群をさばき、最後はお得意のイン差しでG1初勝利に導きました。
しかしレース直後に故障が発生したのか岩田騎手が直ぐに下馬。現段階で詳細は分かりませんが、前脚を故障した模様で、勝利インタビュー時の岩田騎手も馬の状態を心配する様子が印象的でした。
混戦といわれた天皇賞を制し悲願のG1制覇を達成したレインボーライン。まずは馬の無事を祈りたいと思います。
▲シュヴァルグランは唯一のG1馬で、全2年は3、2着と好走していただけに今回の2着クビ差は惜しいの一言。つねに好位からの正攻法の競馬をして力は発揮しましたが、勝馬の決め手が上でした。
同じ佐々木オーナーのヴィルシーナも、ライバルであったジェンティルドンナが不在のエリザベス女王杯で確勝と思われながら2着だったこともあるので、得てしてこういう結果は何とも運命的だと思いました。負けましたが、この馬はやはり中距離ではなくスタミナを生かす長距離志向の馬だと確認できました。
クリンチャー騎乗予定であった武豊騎手からは直前で三浦皇成騎手に乗り替わりましたが、上手く流れに乗りしぶとさを生かした騎乗で3着と好走。3歳春のクラシックではふるいませんでしたが、非常に安定した成績を残しています。今後もしぶとさを生かす競馬で活躍していきそうです。
それでは今回予想した馬の結果です。
◎サトノクロニクル12着
〇トーセンバジル6着
▲シュヴァルグラン2着
△ガンコ14着
◎サトノクロニクルは1週目は後方にいましたが、2週目の向正面から動き好位に取り付きました。しかしそこで脚を使ってしまったので、末脚が温存できずに大敗。途中で動くのではなく、ワンペースで徐々にポジションを上げていくほうが向いていそうなので、今回は作戦失敗だと思います。
距離に関しては前走でこなしているので、とにかく好ポジションをキープし押し切る競馬が向いていそうです。
〇トーセンバジルは中団からの競馬でしたが、直線の伸び脚は今ひとつ。こちらは昨年阪神大賞典3着の実績がありますが、スタミナを生かすよりも瞬発力の生きる流れが向いているかもしれません。
△ガンコは連勝の勢いはありましたが、やはり日経賞と天皇賞とでは求められる適性が違うのかと思いました。例年日経賞勝馬が人気になると馬券外となっているので、この傾向は覚えておきたいです。
馬自体は自ら先行して押し切るタイプで、直後にシュヴァルグランのような強敵がいると厳しいかもしれません。
1着レインボーライン 3:16.2
2着シュヴァルグラン クビ
3着クリンチャー 1/2
レースはヤマカツライデンが逃げ前半1000m60.1秒の平均ペースで入り、2週目の向正面から後方にいたサトノクロニクルが前へ進出しはじめたところから馬群が密集。4コーナーでは終始好位から競馬を進めたシュヴァルグランが直線先頭に立ち粘りこみを計るところに、中団から進出したレインボーラインが直線馬群をさばき、最後はシュヴァルグランの内からクビ差交わし優勝。
悲願のG1初制覇を達成しましたが、レース後故障してしまいました。
レインボーラインは上がりのかかるタフな展開で馬券内にきており、前走阪神大賞典も上がり35.8秒と実力通りの結果を見せていました。今回は高速時計の出る京都コースやムラがけで連続馬券内は難しいと思い無印としてしまいました。
他馬が道中動きを見せる中、同馬はジックリと末脚をため、直線ではじけるように差してきました。鞍上岩田騎手も冷静に馬群をさばき、最後はお得意のイン差しでG1初勝利に導きました。
しかしレース直後に故障が発生したのか岩田騎手が直ぐに下馬。現段階で詳細は分かりませんが、前脚を故障した模様で、勝利インタビュー時の岩田騎手も馬の状態を心配する様子が印象的でした。
混戦といわれた天皇賞を制し悲願のG1制覇を達成したレインボーライン。まずは馬の無事を祈りたいと思います。
▲シュヴァルグランは唯一のG1馬で、全2年は3、2着と好走していただけに今回の2着クビ差は惜しいの一言。つねに好位からの正攻法の競馬をして力は発揮しましたが、勝馬の決め手が上でした。
同じ佐々木オーナーのヴィルシーナも、ライバルであったジェンティルドンナが不在のエリザベス女王杯で確勝と思われながら2着だったこともあるので、得てしてこういう結果は何とも運命的だと思いました。負けましたが、この馬はやはり中距離ではなくスタミナを生かす長距離志向の馬だと確認できました。
クリンチャー騎乗予定であった武豊騎手からは直前で三浦皇成騎手に乗り替わりましたが、上手く流れに乗りしぶとさを生かした騎乗で3着と好走。3歳春のクラシックではふるいませんでしたが、非常に安定した成績を残しています。今後もしぶとさを生かす競馬で活躍していきそうです。
それでは今回予想した馬の結果です。
◎サトノクロニクル12着
〇トーセンバジル6着
▲シュヴァルグラン2着
△ガンコ14着
◎サトノクロニクルは1週目は後方にいましたが、2週目の向正面から動き好位に取り付きました。しかしそこで脚を使ってしまったので、末脚が温存できずに大敗。途中で動くのではなく、ワンペースで徐々にポジションを上げていくほうが向いていそうなので、今回は作戦失敗だと思います。
距離に関しては前走でこなしているので、とにかく好ポジションをキープし押し切る競馬が向いていそうです。
〇トーセンバジルは中団からの競馬でしたが、直線の伸び脚は今ひとつ。こちらは昨年阪神大賞典3着の実績がありますが、スタミナを生かすよりも瞬発力の生きる流れが向いているかもしれません。
△ガンコは連勝の勢いはありましたが、やはり日経賞と天皇賞とでは求められる適性が違うのかと思いました。例年日経賞勝馬が人気になると馬券外となっているので、この傾向は覚えておきたいです。
馬自体は自ら先行して押し切るタイプで、直後にシュヴァルグランのような強敵がいると厳しいかもしれません。
天皇賞・春◎サトノクロニクル
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
◎サトノクロニクル
〇トーセンバジル
▲シュヴァルグラン
△ガンコ
◎サトノクロニクルは前走阪神大賞典2着。菊花賞10着の成績から長距離に疑問を抱く人もいますが、不良馬場で決め脚を生かせなかったので度外視できます。前走は直線で勝馬の強引な進路取りで不利を受けながら2着と距離を克服し、長距離でも戦える目処は立ちました。
京都コースは不良で行われた菊花賞以外は2勝2着1回と馬券内。阪神ですが昨年末チャレンジCで1分58秒6の好時計で勝っており、高速馬場も問題ありません。
極端な脚質の馬でもありませんし、好位中団から勝負どころで積極的に上がっていけば勝負けできる馬だと思うので◎としました。
〇トーセンバジル昨年も出走しており8着と馬券外でしたが、上位馬は4コーナー5番手にはいたので、位置取りが悪かったと思います。中団から競馬を進めることが多いですが、昨年の京都大賞典を見ても展開次第では番手でも競馬ができ、位置取りは柔軟なタイプ。高速馬場向きではあり、こちらも2週目からポジションを上げればチャンスがありそうです。
▲シュヴァルグランは3着、2着と古馬リピーターの傾向に反し着順を上げています。これまでは2、3着が多く善戦マン的な馬でしたが、ジャパンCではついにキタサンブラックに先着しG1制覇。前走大阪杯は久々の2000mとあきらかな距離不足でしたし、ひと叩きされた今回は勝負気配を感じます。
△ガンコは3走前の日経新春杯で格上挑戦ながら3着。その後松籟S(1600万下)を勝ち、前走日経賞を連勝し重賞初制覇。タフな展開を先行して押し切るスタミナが同馬の武器で、上がりのかかる馬場でペースも流れることが理想。京都の馬場が高速馬場なので、適性が合うかが問題ですが、先行して押し通すスタミナは魅力的です。
◎サトノクロニクル
〇トーセンバジル
▲シュヴァルグラン
△ガンコ
◎サトノクロニクルは前走阪神大賞典2着。菊花賞10着の成績から長距離に疑問を抱く人もいますが、不良馬場で決め脚を生かせなかったので度外視できます。前走は直線で勝馬の強引な進路取りで不利を受けながら2着と距離を克服し、長距離でも戦える目処は立ちました。
京都コースは不良で行われた菊花賞以外は2勝2着1回と馬券内。阪神ですが昨年末チャレンジCで1分58秒6の好時計で勝っており、高速馬場も問題ありません。
極端な脚質の馬でもありませんし、好位中団から勝負どころで積極的に上がっていけば勝負けできる馬だと思うので◎としました。
〇トーセンバジル昨年も出走しており8着と馬券外でしたが、上位馬は4コーナー5番手にはいたので、位置取りが悪かったと思います。中団から競馬を進めることが多いですが、昨年の京都大賞典を見ても展開次第では番手でも競馬ができ、位置取りは柔軟なタイプ。高速馬場向きではあり、こちらも2週目からポジションを上げればチャンスがありそうです。
▲シュヴァルグランは3着、2着と古馬リピーターの傾向に反し着順を上げています。これまでは2、3着が多く善戦マン的な馬でしたが、ジャパンCではついにキタサンブラックに先着しG1制覇。前走大阪杯は久々の2000mとあきらかな距離不足でしたし、ひと叩きされた今回は勝負気配を感じます。
△ガンコは3走前の日経新春杯で格上挑戦ながら3着。その後松籟S(1600万下)を勝ち、前走日経賞を連勝し重賞初制覇。タフな展開を先行して押し切るスタミナが同馬の武器で、上がりのかかる馬場でペースも流れることが理想。京都の馬場が高速馬場なので、適性が合うかが問題ですが、先行して押し通すスタミナは魅力的です。
2018年04月28日
青葉賞はゴーフォザサミットが快勝
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
1着ゴーフォザサミット 2:24.4
2着エタリオウ 2
3着スーパーフェザー ハナ
レースはディープインラヴが逃げ前半1000m60.8秒の平均ペースで進み、直線中団前目の位置から馬場の中程から差してきたゴーフォザサミットが末脚を伸ばし、最後は先に抜け出したエタリオウを捕らえ、2馬身差をつけ優勝。重賞初制覇でエタリオウとともに日本ダービーの優先出走権を獲得しました。
ゴーフォザサミットはここ2戦は共同通信杯4着、スプリングS7着と馬券外に敗れていましたが、今回は勝ち星を上げた蛯名騎手が騎乗し、百日草特別を制した東京コースに変わり一変しました。直線蛯名騎手が余裕を持って進路を取り、あとは直線鋭く伸びるだけでした。
例年青葉賞馬はダービー2着までと厳しく本番では狙いづらいですが、余力のある走りだったので本番までに狙えるか検討していきたいと思います。
2着エタリオウは今回を含め4連続2着と堅実な走りでダービーの出走権を得ました。4コーナーで先団に取り付くと、坂下から先頭に立ち勝馬に差されてもしぶとく粘りこみました。鞍上石橋騎手の仕掛けどころ、コース取りも完璧でしたが、勝馬のキレに屈した形でした。
本番は速い流れをつくる馬もいるので、面白い存在かもしれません。
〇スーパーフェザーは本レースと相性の良いアザレア賞勝馬ということで期待しましたが3着。勝馬と同じ5枠でしたが、直線でスペースが開くことを待てた蛯名騎手と、詰まることを恐れて外に回した福永騎手の消極的なレース振りが明暗を分けたと思います。
つねにこういうレース振りをするので、個人的には信頼して馬券勝負をすることはできません。今回も勝負に出ていたら出走権獲得はおろか、勝っていたかもしれません。
馬自体は力がありそうなので、乗り替わりで注目したいと思います。
それでは今回予想した馬の結果です。
◎サトノソルタス6着
〇スーパーフェザー3着
▲ディープインラヴ10着
△ダブルフラット18着
◎サトノソルタスは大外枠ということもありましたが、鞍上デムーロ騎手がペースを読み違え途中から捲くって行ったことが敗因。あれでは末脚も温存できませんので、完全なる作戦失敗だと思われます。
個人的にはダービーの出走権が取れれば、年内3戦目で本番を迎えられ消耗が少ないので狙おうと思ったのですが、まずは目の前のレースをしっかりと予想しないとダメでしたね。
▲ディープインラヴは前走圧勝したときと同じく逃げの手を打ちましたが、今回はマイペースに持ち込めず後続のプレッシャーもあり力を発揮できませんでした。前走以外は差す競馬もしていたので、無理に逃げなくても良かったのかもしれません。
△ダブルフラットはむしろここ2走逃げて連続連対していたので、なぜ逃げなかったのかが不思議です。鞍上戸崎騎手も逃げる素振りを見せませんでしたし、陣営かオーナーの意向で抑えたのかもしれません。現状は積極的な競馬が合っているように思います。
馬券は◎サトノソルタスで勝負し不的中。時間の関東圏重賞は次週のNHKマイルCなので、こちらで勝負したいと思います。
1着ゴーフォザサミット 2:24.4
2着エタリオウ 2
3着スーパーフェザー ハナ
レースはディープインラヴが逃げ前半1000m60.8秒の平均ペースで進み、直線中団前目の位置から馬場の中程から差してきたゴーフォザサミットが末脚を伸ばし、最後は先に抜け出したエタリオウを捕らえ、2馬身差をつけ優勝。重賞初制覇でエタリオウとともに日本ダービーの優先出走権を獲得しました。
ゴーフォザサミットはここ2戦は共同通信杯4着、スプリングS7着と馬券外に敗れていましたが、今回は勝ち星を上げた蛯名騎手が騎乗し、百日草特別を制した東京コースに変わり一変しました。直線蛯名騎手が余裕を持って進路を取り、あとは直線鋭く伸びるだけでした。
例年青葉賞馬はダービー2着までと厳しく本番では狙いづらいですが、余力のある走りだったので本番までに狙えるか検討していきたいと思います。
2着エタリオウは今回を含め4連続2着と堅実な走りでダービーの出走権を得ました。4コーナーで先団に取り付くと、坂下から先頭に立ち勝馬に差されてもしぶとく粘りこみました。鞍上石橋騎手の仕掛けどころ、コース取りも完璧でしたが、勝馬のキレに屈した形でした。
本番は速い流れをつくる馬もいるので、面白い存在かもしれません。
〇スーパーフェザーは本レースと相性の良いアザレア賞勝馬ということで期待しましたが3着。勝馬と同じ5枠でしたが、直線でスペースが開くことを待てた蛯名騎手と、詰まることを恐れて外に回した福永騎手の消極的なレース振りが明暗を分けたと思います。
つねにこういうレース振りをするので、個人的には信頼して馬券勝負をすることはできません。今回も勝負に出ていたら出走権獲得はおろか、勝っていたかもしれません。
馬自体は力がありそうなので、乗り替わりで注目したいと思います。
それでは今回予想した馬の結果です。
◎サトノソルタス6着
〇スーパーフェザー3着
▲ディープインラヴ10着
△ダブルフラット18着
◎サトノソルタスは大外枠ということもありましたが、鞍上デムーロ騎手がペースを読み違え途中から捲くって行ったことが敗因。あれでは末脚も温存できませんので、完全なる作戦失敗だと思われます。
個人的にはダービーの出走権が取れれば、年内3戦目で本番を迎えられ消耗が少ないので狙おうと思ったのですが、まずは目の前のレースをしっかりと予想しないとダメでしたね。
▲ディープインラヴは前走圧勝したときと同じく逃げの手を打ちましたが、今回はマイペースに持ち込めず後続のプレッシャーもあり力を発揮できませんでした。前走以外は差す競馬もしていたので、無理に逃げなくても良かったのかもしれません。
△ダブルフラットはむしろここ2走逃げて連続連対していたので、なぜ逃げなかったのかが不思議です。鞍上戸崎騎手も逃げる素振りを見せませんでしたし、陣営かオーナーの意向で抑えたのかもしれません。現状は積極的な競馬が合っているように思います。
馬券は◎サトノソルタスで勝負し不的中。時間の関東圏重賞は次週のNHKマイルCなので、こちらで勝負したいと思います。