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2016年06月10日

「blackmagic pocket cinema camera」を使ってみての失敗例…SDXC対応のカードリーダーを。

案外失敗ってのは「やってみて初めて分かる」ものなのでは無いかと。

今日は空いた時間で「Blackmagic pocket cinema camera」で、

実際に撮影したデータをYoutubeにアップしようと思っていました。


簡単なものですが、以前にも書いた「LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-3.5 ASPH. L-ES014050」と、

「FOTGA AFフォーサーズM43レンズマイクロ4/3アダプタ」の組み合わせでどんな感じになるのか参考用の動画を。


家の近くの川とか風景をちょいちょいっと撮影。

24Pでシャッターアングルは180度、ISOは200。

やっぱり外だと「Blackmagic pocket cinema camera」のモニターでは見づらい。

余裕ができたら外付けのモニターは欲しいですね。


このレンズはアイリス操作でF値を22まで閉じれるのですが、昼間などの外ではNDフィルターを別途用意した方が良いですね。

欲しいものがどんどん増えていきますね…追いつかない…。


RAWで撮影すると家のパソコンの性能では処理がたぶん出来ないので「Pro Res422」のFILMモード。

撮影が終わり、家のノートPCに取り込むためSDカードをさす。


「フォーマットする必要があります」とエラー表示!!

さっきまで何の問題もなく撮影できてたのに…まあエラーとは突然やってくるもの。

なんとか復元のために色々手を尽くす…。


まずSanDiskのSDカードについてた「RescuePRO Deluxe」を試す。



せっかく買ったカードにシリアルナンバーが付いてたので使おうと。

ダウンロードして、オンラインで登録。

英語だったためなんか住所とかどう入力したら良いのか分からなかったけど、

とりあえず必須っぽいところを埋めたら無事登録できた。

英語サイトからのダウンロードだったけど、ソフト自体は日本語に対応していたので良かった。


カードをさすと「フォーマットが必要です」と表示されるのですが、

とりあえずエラー表示を消してそのままの状態で「RescuePRO Deluxe」を起動。

メニューから「動画/音楽の復旧」を選んでスキャンがはじまる。

前に撮影した動画データもあったため、スキャンに30分ぐらいかかった。

…しまったなぁ…消しておけば良かった。

とりあえず30分ほど待ちまして、スキャン完了。

何ファイルか復元が出来たのですが、それも壊れたファイルばかり…。

8秒とかそんな動画の長さで、再生しようとすると緑色の画面でブツブツと変な音がするという。


うーん、これは復旧方法がいけないのかな?

…という事で「Rescue PRO Deluxe」のメニューで「その他のファイルの復旧」で試す。

…もちろん、また30分かかる。


待つこと30分…先ほどよりもいくつかファイルが多く取り込めていたのですが、

元の動画データは復元されていませんでした。

そもそも本来は30GB近くあるはずなのに4GB程度しか復元されず…。

やっぱり写真の復旧と違ってデータサイズの大きい動画の復旧は厳しいのかな。


他にできそうなことが「メディアバックアップ」だった。

これはカードデータ全てをISOとして取り込むのだが、とりあえず試してみようと。

こちらも結局待つこと30分。

これだとたぶんデータとしては27GBほどあったのでデータは取り込めてるのかも。

ただ、取り込んだデータはISOになってしまっているので開けられない。


家のパソコンでブルーレイとかに焼きこむ事ができたら良かったのだけど、

悲しいことにブルーレイドライブが故障してしまったため今は出来ず。

なので、仮想ドライブをつかって取り込んだISOをマウントしようと試みました。


「DVDFab Virtual Drive」をインストール。

本来であればISOファイルを右クリックしてマウントってするだけなのですが、

エラー音と共に「マウントできません」と表示。

ダメなのか〜…。

もう1つだけ試してみようと「Win CDEmu」というソフトをインストール。

基本的に使い方は同じなのだが試してみると…やっぱりダメ。


焼きこみだったらできるのかな…とりあえず薄い望みですが、

会社へISOデータを「Gigaファイル便」で送りました。

75GBまで送れるって凄いですよね。



そんな訳で、撮影したのですが取り込むことが出来ず。


動画は取り込めなかったので諦めてSDカードは「Blackmagic pocket cinema camera」でフォーマット。

これで使える様になるだろうと、1カット撮影をして再びPCのカードスロットに差込。

すると「フォーマットが必要です」とでるのです!!

なんで!?

まだ買ったばかりなのに壊れたか!?

仕方がないのでPC側でフォーマットをしてみた。

すると不思議なことに64GBのSDカードなのに、フォーマット後の容量が27GBと表示されていました。

なぜ!?

ここで、Googleで64GBのSDカードが27GBになると検索してみると、

同じような症状の人がいっぱいいて、色んな原因が書かれていまして、

そこに書いてあったのが、SDカードスロットが「SDXC」に対応していない場合、

フォーマットすると27GBになると…これか!!

たぶんカードは壊れていたのではなくて、スロットがSDXCに対応していなかったため、

「フォーマットが必要です」となったのだなと…。


凄いイージーミスなのですが、今のうちに失敗を経験しておいて良かったかなと。

それにしてもこういうのが原因が分からないときってコワイですね。

とりあえずSDXCに対応したカードリーダー買っておこうっと…。



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2016年06月08日

映画「戦慄迷宮(2D)」を観た感想…あ、山中崇だ!

何か映画を観ようと、いつもの用に「dTV」で物色。

毎回言っているけど、何をどんな環境で観たかってもので映画の印象とか変わるものなので、

忘れてなければ視聴環境も残しておこうと思います。

今回は映画「戦慄迷宮(2D)」を「dTV」にて「Choromecast」を使って自宅テレビで鑑賞です。




言わずと知れた富士急ハイランドのお化け屋敷である「戦慄迷宮」をモチーフにした映画。


監督をしているのは日本のホラーと言ったらこの人、清水崇監督。

清水崇監督と言ったらやっぱり映画「呪怨」かと思いますが、個人的には「幽霊 VS 宇宙人」の人です。

まあ「幽霊 VS 宇宙人」の幽霊の人ですかね。

結構好きです。


さて、映画「戦慄迷宮(2D)」ですが、劇場で公開しているときは「戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH」として、

3Dで上映されていました。

なので映画のところどころで3Dのための演出があるのですが、今回は2Dで観ました。

自宅でも3Dで観られる環境があれば良いのですが…というか「dTV」は3Dに対応してないですが。



さて映画「戦慄迷宮」ですが最初に気になったのがタイトル。

以前、映画「スパイ・レジェンド」にて、勝手な邦題つけやがってバカヤローって書いた訳ですが、

「迷宮」は「LABYRINTH(ラビリンス)」はそうなのかなと思いますが、

「戦慄」って「SHOCK(ショック)」…なのか!?

なんとなくニュアンスが違う様な気がするけど…まあ何が英語で適切か分からないけど。

こういう言語の和訳、英訳においてニュアンスが変わることってあるよなあと。

そういう場合は仕方が無い部分もある気がする。

ただ、「スパイ・レジェンド」、てめーはそういう訳でもないからな…邦題つけた奴許さんよ。


そんな事はおいておきまして、映画「戦慄迷宮」です。

主演は柳楽優弥。

以前感想を書きました映画「闇金ウシジマくん Part2」にも出てますが、

個人的には映画「シュガー&スパイス 風味絶佳」のイメージが強い。

素朴な中にも何か味のある良い俳優です。

あれから歳をとって、さらに味が強くなった気がします。

ただ、この映画「戦慄迷宮」については、その味がうまく作用していない気もしますが…それはまた後ほど。


そして、いわゆる「貞子的役割」のユキを演じるのは蓮佛美沙子。

彼女はこのブログでは以前書いた映画「この空の花 長岡花火物語」にも出てたりしますが、

綺麗な女優さんです。

この綺麗さが今回の映画「戦慄迷宮」と食い合わせがよくない気がするんですよね。

もちろん、「貞子的役割」と書いたのですが、今回はそもそもそういう演出ではないので、

ビジュアルでコワイ!ってのは意図的にあんまり出してないのだけど、

それにしても不気味って雰囲気よりも綺麗な人だなあって思ってしまう。


その他役者に関しては、久しぶりに前田愛を見たとか松尾スズキじゃん、とかありましたが、

やっぱり注目すべきは山中崇!!

好きなんですよね…「幽霊 VS 宇宙人」を観てから。

ちなみに「幽霊 VS 宇宙人」の宇宙人の方の人ですね。

ちょくちょく色んなところで観ますので、ブレイクまで後少し…と勝手に思っている。

今回の役はあまり重要なところではなかったけど、存在感ありましたよ!


話としては、柳楽優弥演じるケンが警察につかまったところから話がはじまる。

取調べ室にて刑事に何があったかを語り始めると、

10年前にいなくなったユキが戻ってきたのが全ての始まりだと言うが…。

と言うのが導入部。

その後、戻ってきたユキと行動を共にしていると、もう戻れないところに来てしまっていた…みたいな。


もちろん、清水崇監督はホラーの大ベテランなので、

主人公が語り手として「過去にあったこと」を話し始まるスタイルの場合、

観てる人は「あ…すでに事件が起きた後に振り返ってるという事は主人公は死なないんだ」と考える、

それはすでに織り込み済みな話の構成なんだと思う。


メインの登場人物はケン、トモキ、リン、ミユ、そしてユキの5人。

極力ネタバレはしないように書くので、あまり詳しく書けませんが、

「ユキが過去の復讐として現れた」と考えるとターゲットは4人。

そして主人公が語っているので、最高でも死者は3人という事。

作りにもよりますが、1本のホラー映画として考えるとちょっと少ない気もします。


で、まあ色々あって死者が出る訳ですが、人数も少ないから死ぬとしてもわりと中盤以降。

なので、なかなか序盤はもたついている感じがしました。

全然襲われないじゃん…てか死なないじゃん…と。


評価できるポイントとしては、「バンッ!」って言うビックリ演出がなかったこと。

他のホラー映画で良くあるあれ…あれは本当に止めて欲しい。

もちろん、演出の1つだと思うんだけど、ほとんどが話の中で必然性がない。

それってただの「ワァ!」ってやつじゃん、と思ってしまう。

心理的のコワイってものが無いなかで、音と急な映像で「ビックリするだけ」なので、

その瞬間はビクッってなるけど、なんとうか恐さの質が違う気がする。

まあアトラクションのお化け屋敷ならまだ良いのかもしれないけど、

感情を揺さぶる映画作品において、ただのビックリ演出は効果的ではないよね。

中にはそんな映画もあっていいと思うけど、どっちかと言うとゾンビものとかパニックものの方が合うと思う。



あとホラー映画で止めて欲しい演出としたら、意味もなく暗い部屋。

他のサイトで映画「貞子3D2」って言う、どうし様もなくクズみたいな映画について書いたんだけど、

あの映画の冒頭、最初の犠牲者が出るんだけど、部屋の中でパソコンしてるんだけど部屋が暗いんですよ。

普通、部屋でなにか作業するなら電気つけるでしょ。

その他にも学校に行くと電気がついてないんですよ、停電?

…かと思いきやシュレッダーはちゃんと動いたり…「作り手に都合の良い暗さ」だよね。

ストーリーには全く必然性のない不自然な暗さ…ああいう演出は止めてほしい、ダサい。


しかし、今回の映画「戦慄迷宮」ではリンの部屋が暗いんですよ。

なんだよ、清水監督…あなたもそんな演出かよ…って思っていたら、

なんとリンは目が見えない設定!

だったら部屋が暗くてもしかたない!!

さすが清水監督。

…と、思った映画の序盤でした。


で、今回の話で面白くなりそうな点は、

それぞれの登場人物の過去の事件に対しての負い目があること。

後ろめたいことがあるために深入りしてしまったりするのですが、

これがあんまりうまく活かせてない。

過去に「あの時こうしていれば」っていう反省を踏まえ、同じ過ちを繰り返さない!

っていう主人公の成長とか描くのかな…と思いきや、

それっぽい演出はされるけど、そんなんじゃないよ〜って感じで、ある意味意地悪な見せ方。

話の結末としても、まあ途中からそんな感じはしてたって流れ。

ちょっと先に触れたけど、主演の柳楽優弥が味がありすぎるんですよね。

しかも途中でちょっと異常な雰囲気になるのですが、

もうそうなったらこっち側じゃなくてあっち側じゃん…って。

…いや、これはネタバレじゃない!


とりあえず、柳楽優弥が過去の子供達に迷宮に連れられていくという描写は、

つまりは過去に囚われているという状況を表しているのでしょう。


あんま詳しく書けないですが、まあ迷宮ってのは迷い込むもんですよね。



で、こんなけ書いてなんなんだけど、映画全体の評価としては微妙だった。

ミステリー的にこういう事かっていう納得もイマイチだし、

最初の伏線があんまりうまくネタバラシの時に作用していない。

役者の魅力があまり映画に作用していない…などなど。


1つ良いことがあるとしたら、

この映画を観たら時間外のお化け屋敷に入っていくことはしなくなるだろうと。

昔、これも映画「貞子3D」に匹敵するぐらい酷い映画の「オトシモノ」というものがあったのですが、

内容も酷いながら、あの映画を観たら落し物拾いたくても拾えなくなるじゃん…っていう副作用。

面白くないし、落し物が届けられなくなるし、何も良い事のない映画が映画「オトシモノ」でしたが、

それに比べたら、お化け屋敷に勝手に入っちゃダメなんだってなるなら良い映画です。


お化け屋敷はお金払って時間内に行きましょうね。



ああ、あの妹のシーンの水しぶきは3Dのための映像なんだとは思うけど、

結局あのシーンが意味してるものが分からない。

他は鈍器で殴られて…とか言ってたけど、あれはどういう殺し方なの?

あ…ネタバレじゃないよ。


あとなんでアレが最後にベッドに置いてあるのか。

…っていうか、別に内緒にする必要なくね、とか。


うーん。


エンディングの楽しい感じのBGMはテーマパークっぽい雰囲気を出したのでしょう。

それはそれで良いんだけど…。


やっぱりホラーは不条理に殺されるとか、不特定多数とかがコワイよなあ。

過去にこんな特別なこと(お化け屋敷に侵入して友達が行方不明になる)をしたからこんな目にあったって作りだと、

そんなに感情移入できないですよね。

ラベルの付いてないビデオテープの再生って昔だったらみんなやった事あるしさ。

まあ、とりあえず勝手にお化け屋敷には入らない、これだね。


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2016年06月07日

「Blackmagic Pocket Cinema Camera」のために買った備品達。

「Blackmagic Pocket Cinema Camera」ですが、

昨日書ききれなかった事を追加。


「Blackmagic Pocket Cinema Camera」には内臓マイクが搭載されていますが、

もちろんキレイな音を収録するなら別途マイクが必要になります。

映画などの撮影スタイルにするなら、別途PCMレコーダーなど別機材に収録するのだけど、

そこまでのクオリティはいらないけど、内臓マイクはちょっと…という時のため、安いマイクを買ってみました。

「TAKSTAR SGC-598 ガンマイク」です。

3000円程度で買えるのですが、割と良い感じに録音できます!

マイクから出ているミニプラグを「Blackmagic Pocket Cinema Camera」に挿せばOK…かと思いきや、

オーディオメーターが振れていない。

…そう、メニュー画面の設定がうまくいっていませんでした。

メニューから「Audio」の項目から「Ch1 and Ch2 Input Levels」を「Mic」に変えないとうまく録音できません。

もちろん、「Line」のレベルを収録するときは「Line」にするのですが、

この手のガンマイクは「Mic」の設定です。

ちなみにプラグインパワーではなく、単3電池が必要です。

いずれ、もっと高度な収録が必要な時がきたらまたちゃんとしたマイクは買おうと思います。

リニアPCMレコーダーでは「TASCAM DR-40」を持っているのですが、

XLRで収録が必要な時はとりあえずこれを使おうかなと…。

もちろん、昨日も書いたケージにこのレコーダーを付けることもできるので、いずれ自分セットができると思うとワクワクです。

ただ色々つけるとその分重くなるので、手持ちは辛いので三脚だね。



そして、間に合わせですが、安いスタビライザーを買いました。

「TARION 撮影安定化機材 手振れ防止 スタビライザー」です。

高いスタビライザーに比べて調整が大変だけど、うまく合わせられれば使えます。

ただ、ケージを付けたままだと重すぎて調整どころの代物ではなくなりました。

という事で、スタビライザーを付けるならケージをはずさないといけないわけですが、

結構この「Blackmagic Pocket Cinema Camera」のケージを付けたり、外したりするのは大変なのです。

大変と言ってもネジを外すだけだけど、これが結構手間。

もっと重いものにも対応したスタビライザーもいつかは買いたいところですが…いつか。

このスタビライザーは調節が大事なのですが、こちらの動画を参考に調整しました。



結構撮れる映像はいい感じです!

もちろん「Blackmagic Pocket Cinema Camera」でも使えましたよ!!

ただ、ケージとか外しても結構重いので撮影は大変です。



とりあえずそろえた備品はこんなところです。



あとは「Blackmagic Pocket Cinema Camera」の扱いにどれだけ慣れるか、ですが。

今までは普通のビデオカメラでの撮影が多かったので、特にシャッタースピードは分かりずらい。

基本的に今までは59.97iでの撮影時、シャッタースピードは60(関東室内なら50)にするのだけど、

「Blackmagic Pocket Cinema Camera」にはシャッタースピードという項目はなく、

あるのは「シャッターアングル」という慣れないもの。

解説してくれているサイトもあるのですが、なかなか理解できず、

一番分かりやすくて使いやすいのはスマフォのアプリ「光測(BMD)」です。

ほんと作ってくださった方に感謝。

フレームレートとシャッター角(シャッターアングル)を設定すると自動的にシャッタースピードを出してくれます。

これで計算しなくても、覚えなくても大丈夫!!


また時間ができたら実際撮った動画をアップしたりとか、カラーグレーディングとかも書いていきたいところ。

LUTという概念を今まで知りませんでしたが、なるほど便利なものでした。

ただ、自分が使っている「EDIUS」のバージョンが「6」のため、LUTに対応していませんでした。

EDIUSはバージョン「8」からLUTに対応しているそうです…買うか…!?


「Vegas pro13」ももしかしたら使えるかもしれないけど、項目が無さそうだし…。

ここは「DaVinci Resolve」を使っていくべきなんだろうけど、また使うソフトが増えるのもね。

…まあ使えるものが増えるのは良いことなんだけど。


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2016年06月06日

実際に「Blackmagic Poket Cinema Camera」を使ってみた感想。

何度か記事にも書いていますが「Blackmagic Poket Cinema Camera」を買いました。

そして、実際に使ってみた感想です。


まず、以前書いた様にフォーサーズレンズ「LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-3.5 ASPH. L-ES014050」と、

「FOTGA AFフォーサーズM43レンズマイクロ4/3アダプタ」の組み合わせ。


で、その時に「オートIRISやオートFOCUSも反応」と書いたのですが、

現場で使ってみたところ、この機能は使い物にならないことが判明。

もちろん反応はしているのだけど…速度も精度も実用には程遠いかなと。

この組み合わせの場合はマニュアル撮影じゃないと無理ですね。



実際に使うにあたって「Blackmagic Pocket Cinema Camera」はバッテリーの減りが早いと聞いていたので、

純正1個じゃダメだろうと思いNikon製の「EN-EL20」DSTE製のバッテリーを2個ずつ買いました。


純正が800mAhで、Nikon製が1020mAh、DSTE製が1900mAh。

一番価格的に安いDSTE製が一番バッテリーの容量が大きいという。


ただ、実際に使ってみるとそんなに差が分からなかった…というかバッテリーの減りが本当に早い。

何も録画してなくても画面を見るたびにどんどんバッテリー残量が減っていく。

5個はちょっと買いすぎたかなと思ったけど、5個ぐらい持ってないと安心できないし、

ロケとか充電できる環境じゃないときの撮影の時は5個でも足りないと思う。


あとSDカードに関して、自分の持っているものはほとんど使えませんでした。

コマ落ちするとか、そういうレベルでなく、SDカードを差しても「No Card」と表示されました。

実際に使えたのはBlackmagic社の推奨のSanDisk製。

SANDISK フラッシュカード SDSDXPA-064G-X46 並行輸入品

SanDisk Extreme SDHC SDHCカード UHS-1Class10 32GB SDSDX-032G-J35

自分の持ってるSDカードではこの2枚だけでした。



以下は「No Card」と反応すらしなかったSDカードです。

M・Style イーサプライズ 大容量メモリ SDHCカード 32GB CLASS10 ESSDHC32G

Transcend SDHCカード 16GB Class10 (無期限保証) TS16GSDHC10E (16GB)

上海問屋 SDHCカード クラス10 32GB (EVERGREEN DNF-SDH32C10 Class10)

BUFFALO Class10 microSDHCカード SD変換アダプター 16GB RMSD-16GC10AB

この4枚は自分の持ってるSDで反応しなかったものですが、

CLASS10ならコマ落ちはしても使えるかもと思っていたけど、それよりも「UHS-I対応」の方が大事なのかもしれない。


なので、未確認ですがSanDisk製じゃなくても「UHS-I対応」なら反応するかも。

実際、他のサイトで使えたという情報も見かけたりしますが、やっぱりコマ落ちとかあるみたいなので、

おとなしく「Blackmagic Pocket Cinema Camera」ではSanDisk製を使うのが良さそうです。

それにしても「No Card」は焦った…使う前から壊れたのかと。


その他にもいろいろ「Blackmagic Pocket Cinema Camera」の備品を買ったのですが、

中でもやっぱり「Koolertron DSLR カメラケージ ハンドルシステム」は買って良かったかなと。

「Blackmagic Pocket Cinema Camera」には多くのカメラケージが発売されていますが、

もちろん本命はMovcam製のケージな気がしますが、ちょっとお金に余裕がなくて…。

でもKoolertron製のカメラケージも安いとは言え、2万円以上しますし作りはしっかりしていました。

届いた時は飾り気のないただの白い箱に入っており、大丈夫かなと思いましたが、

実際装着するとかっこいいし、色もダークグリーンな感じが良い雰囲気。

また色々な機材を買ってこのケージに装着していきたいです。

あと「デジカメ用リモートピストルグリップ JJC HR-DV」というのも遊びで買ったのですが、

今のところ使っていません…ケージをつけると重くなりすぎるので。

何もつけていない状態だったらいいのかも。


いかん、また結構な長文になってしまった。

とりあえず使ってみた感想ですが、手で持つとブレる。

まあ当たり前なのかもしれないが、手ブレしない画をとるには三脚に乗せて撮る、

もしくはステディカムとかが無いと無理だろうなあ。

で、まだまだ使いこなせてない中ですが、撮影したものをカラーグレーディングとか、

今までやってこなかった作業が新しいというか楽しいというか。

また、それについては後日しっかりまとめるかなと。


とりあえず30pで撮影していたのですが、普段は59.97iのビデオカメラ撮影がメインなので、

その映像と比べるとちょっとカクカクして見える。

もちろんそれが映画っぽい雰囲気になるのですが、映像にスロー加工をしようと思うと、

さらにカクカクが目立ってしまいます。

スーパースローみたいな映像を撮るには向いてないカメラですね。


実際に撮影した映像は権利の関係でアップできないので、

他の人の動画をとりえずのせておきます。



値段が安いけど「Blackmagic Pocket Cinema Camera」の画質は脅威ですよね。


Koolertron DSLR カメラケージ ハンドルシステム For ブラックマジックポケットカメラBMPC ビデオムービーカメラ







2016年06月04日

映画「スパイ・レジェンド」を観た感想…邦題つけた奴のセンスを疑う。

明日も朝早くから仕事だと言うのに、

おかんがレンタルDVDで借りてきていたものを薦めてきた。

そんなに言うなら、さらっと観ようかなと…そんな訳で映画「スパイ・レジェンド」を観ました。



久々に観ましたよ、ピアース・ブロスナン。

自分の年代は、それこそジェイムズ・ボンドは今でもピアース・ブロスナンのイメージが強いのではないだろうか。

そんなピアース・ブロスナン主演のスパイ?映画がこの「スパイ・レジェンド」です。


監督は映画「リクルート」のロジャー・ドナルドソン。

アル・パチーノ好きなのでもちろん映画「リクルート」もチェックしています!


主演は先ほども書いたピアース・ブロスナン。

相方というか、ライバルというか、そんな役にルーク・ブレイシー。

ルーク・ブレイシーって誰!?と思ったのですが、まだ映画「スパイ・レジェンド」の時には、

メジャーな作品では映画「G.I.ジョー バック2リベンジ」で悪役をやっていたとか。

…覚えがない。

でも、結構存在感のある俳優。

パッと見ではジェレミー・レナーと間違えていました。

どうもこれから期待されている俳優との事。


さて、映画「スパイ・レジェンド」ですが、実際のところスパイ映画なのか分からない。

主人公は元CIAなだけだし…まあCIAという諜報員がでればスパイなのかもしれないけど。

スパイ映画ということで、ちゃんとボンドガールの様な存在も登場します。


それが、オルガ・キュリレンコ。

そう、オルガ・キュリレンコと言ったら映画「オブリビオン」ですよね。

「オブリビオ〜ン」

…特に意味はなし…あのタイトルコールはなんか好きだった。

目に力のある女優ですよね。

変装した時のスタイルの良さはグッときました。


その他、良い俳優たちが脇を固めていますが、

最初に感想を言いますと、「普通に楽しめる」映画だと思います。


ただ、なぜうちのオカンがあんなけ薦めてきたのかは分からない。

映画が「普通に楽しめる」なら、それでいいじゃん、って思うのですが、

まあせっかく観たなら感想書いておこうかなと思うのです。


で。

まず思うのが、やっぱりピアース・ブロスナン…ふけたなぁ。

良い歳の取り方をしているので、見ていて老いが辛いとか、そんな事はないのだけど、

ジェームズ・ボンドのプレイボーイイメージが強すぎたのかな。

まあ、老けた気がした。


それはそれで良いんだけど、ピアース・ブロスナンの役が「ノベンバー・マン」というコードネームのデヴェロー。

彼が通った後は生きてるものはいないという。

で、映画「スパイ・レジェンド」なんて勝手な邦題がついているんですけど、

原題はそのコードネームである「The November Man」なわけです。

そのままで良いじゃん、「The November Man」で。

前にも映画「ゼロ・グラビティ」とか全くナンセンスと書いたけど、

邦題を付けてる奴ってもっと責任持ったらどうなの。

毎回翻訳が誰なのかと同じ感じで邦題付けたのは誰なのかって。

そこまでしないとこの適当な邦題付けられる流れが止まらないんじゃない?


確かにデヴェローは凄腕だったみたいだけど、

CIAのメンバーから「誰ですか?」って聞かれてたじゃん。

そんなに知られてないようだけど…それに「レジェンド」って感じの説明じゃなかったよ。

…またか。

また、日本人が勝手に邦題をつけやがったか!

聞くところによると小説でシリーズ化している「The November Man」。

これから第2弾、3弾と続けていけるかもしれないのに、

なに、もし続編あったら「スパイ・レジェンド2」とかなの!?

すげ〜ダサいんだけど…そもそも何がレジェンドなのか聞きたい。

結局、雰囲気だけな邦題…イライラするなあ。



ストーリーはありがちな話であるので、

あんまり書くとちょっとネタバレになってしまうので気をつけて書きますが、

まあ、こういう話には「黒幕」がいる訳ですよ。

映画終盤で、実はこの人が黒幕でした〜って展開。

それは良いんだけど、その黒幕が結構悪いことを過去にしてたんだけど、

その情報をCIAというか、 ルーク・ブレイシー演じるメイソンが受け取る。

「これは報告しなきゃ!!」って。

で、報告しに行こうとするとそこにはすでに黒幕がいて先手を打たれていた…って、ありがちな展開ね。

ありがちなのは良いんだけど、まさにメイソンが「その黒幕が黒幕だという証拠を持っている」はずなのに、

なぜかその黒幕の言うことを聞き始める。

なに?アメリカはどんなけ上司が悪いことしていても部下は逆らえないとか、そんな仕組みなの?



前に、映画「ホワイトハウス・ダウン」を観たときも、

黒幕が結構な音量で自分が黒幕だ〜って言ってるんだけど、

さすがに大統領であったとしても悪いことしてたら捕まえられるだろ!!

…って思うんだけど、どうなんだろうか。


あいつが黒幕だって分かってるんだけど、証拠がないとかね…それだったら分かる。

しかし映画「スパイ・レジェンド」においては、その証拠はまさにメイソンが持ってるじゃないか。

いいけどさ…なんかそういうもんなんでしょう。


あと、本筋とは関係ないんだけど、メイソンの家のとなりの住人。

えっ、結局本当にただの隣の人だったの?

どうやって猫を送り込んでたのか気になるが、

それ以上にあんなに「守る価値のある存在」とか言わせておきながら、

あの件以降は全くでてこない…なぜ!?

実は彼女はCIAに送り込まれた見張り役だった、のほうがまだ良いんじゃない??

もしくは全く関係ない人だったけど、気があった二人で、

師匠のデヴェローのように恋人を作ってしまったって事で、

映画のエンディングあたりにそんな描写があっても良かったんじゃないかなあ。

なんか、ただかわいそうな人だったのだが。

無意味にドロップアプトしていった感がいなめない。

もっとうまく活かせれた気がするんだけどなあ。


そして、ロシアの殺し屋が一般女子にやられるのもどうかと思うけど、

あれは一番最初に逃げているときにピアース・ブロスナンが追っ手を撃退した方法だから、

それはそれでありな演出かなと思いますが。


色々つっこみどころがあるんだけど、

最初に書いたように「普通に楽しめる」映画ではあります。

細かいことは気にせず、そこらへんはサラッと観ればいいかな。

でも、ラストのシーンはスカッとしていい。

そりゃ水着ギャルとクルージングなんて許さない!



まあそんな感じの映画でした。

続編があるなら「普通に期待」です。


スパイ・レジェンド [Blu-ray]






2016年06月02日

「Blackmagic Pocket Cinema Camera」でちゃんとフォーサーズレンズ「LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm」が使えた。

昨日もちょこっと書きましたが、

勢いで「Blackmagic Pocket Cinema Camera」を買いました!




知る人ぞ知るBlackmagic社の一番安いビデオカメラですが、

なんと言ってもこの小さなボディからは想像できないほどのクオリティで録画ができます。


…ただ、一般的なビデオカメラとは違い、買ってすぐしっかり使えるというものではありません。

ビデオカメラしか触ったことがない人には操作もさることながら、色々勝手が違うので戸惑いそうです。

というか、すでに戸惑っております。


まず「Blackmagic Pocket Cinema Camera」はビデオカメラですが、

見た目もそうですが、ミラーレス一眼に近い使い方。

レンズ交換式のビデオカメラで標準でレンズは同梱されていないため、

ボディだけ買ってももちろん撮影できません。


自分は昔にPanasonicの一眼レフカメラ「LUMIX DMC-L1」を買っていて、

せっかくフォーサーズレンズ「LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-3.5 ASPH. L-ES014050」があるので、

アダブターを買って使おうかなと思いました。


ただ、アダブターも純正を買うと高いので、イチかバチか、

Amazonで売っていた「FOTGA AFフォーサーズM43レンズマイクロ4/3アダプタ」を購入。

こちらのアダブターがあればマイクロフォーサーズ用のカメラにフォーサーズレンズをつける事ができます。

だいたい純正の4分の1ぐらいで買えますが、実際「Blackmagic Pocket Cinema Camera」に付けてみると…。

問題なく使えました!!

ただ使えるだけではなく、ちゃんとオートIRISやオートFOCUSも反応。

この値段だからレンズがつけれればいいかな、なんて思っていたけどいいじゃん。

ただこのレンズだとレンズ側のマニュアル操作では絞りを操作することはできなかったため、

「Blackmagic Pocket Cinema Camera」本体の「IRIS」ボタンというか矢印の右、左ボタンで絞りを操作する。

…これが非常に使いづらい。

次の展開が読めない撮影では大変そうです。

フォーカスリングはマニュアルでも操作可能です…当たり前か。


他にレンズは持ってないので、ちょっとずつ買い足していこうと思っていますが、

Amazonでマイクロフォーサーズレンズを見ていたら、

「OLYMPUS ボディキャップレンズ マイクロフォーサーズ用 シルバー BCL-1580」というものを見つけました。

レンズキャップにおまけでレンズもつけちゃったっていうアイデア商品。

安いし試しに買ってみようかなと購入。

もちろんちゃんとしたマイクロフォーサーズレンズなので「Blackmagic Pocket Cinema Camera」にも使えました。

ただ、絞りがF8固定のため使える条件は限られてくる。

まあレンズキャップだから…アイデアは面白い。


時間ができたらYoutubeとかに撮影データをアップしていきたいのだが…なかなか出来ず。


その他、いろいろ「Blackmagic Poket Cinema Camera」用にグッズを買ったのだけど、

長文になってしまったので続きはまた後日。

それにしてもSDカードが反応しなかったのは焦ったなぁ。

Blackmagic Design シネマカメラ Blackmagic Pocket Cinema Camera マイクロフォーサーズマウント フルHD対応 3.5インチ 001938







2016年06月01日

映画「時をかける少女(1983年版)」を改めて観た感想…ネタバレなし。

ついに「Blackmagic Pocket Cinema Camera」を買ってしまった!

今更感は否めないですが、ずっと欲しかったカメラ。

こういうものは勢いですよね!!

ただ、今手持ちのSDカードでは認識してくれないという状況。

やっぱSunDiskじゃないとダメなのかな…という事で、実際に色々使ってみたら、

また「Blackmagic Pocket Cinema Camera」について書きたいと思います。


…という事で、今日は休日。

何か映画を観ようと思い「dTV」を起動。

色々物色をしていましたら、目に止まったのが映画「時をかける少女」でした。

「時をかける少女」と言えば、なんと今年の2016年7月よりテレビドラマが始まるとか。

ジャニーズがダメとかは思わないけど、なんとなくイメージが違うようなキャスティング。

まあ、時代に合わせて「時をかける少女」も変わっていくということですね。


映画「時をかける少女」、と言ったら「どのバージョン!?」と言われそうですが、

そんな映画タイトルも珍しいですよね。

現状では映画は全4バージョン。

今となっては細田守監督のアニメ映画「時をかける少女」がなじみがありそうですが、

やっぱり最初の1作目、大林宣彦監督の映画「時をかける少女」が重要かなと。

という事で、今回は大林宣彦監督の1983年公開「時をかける少女」を観ました。



こんなに昔の映画なのに色々映像実験されていて、大林宣彦って凄いなあと。

大林宣彦監督については、以前、映画「この空の花-長岡花火物語」を書いたのですが、

あの時の感想でも、大林宣彦監督作品に関しては「映像に対しての常識みたいなものが、全く通じない」。

普通だったらあのトランジションとか意味がありそうでなさそうなモノクロ化とか、

ダサくなって映画の質を下げそうなものなんだけど、なんか説得力があるというか、

違和感はあるんだけど、納得してしまうというか…不思議ですよね。


色々実験的な映像があるのですが、今でも使われる静止画を連続させた映像とか、

30年以上も前からこんなことしてたんだなぁと…今ほど編集は楽な時代じゃないだろうから、

これは大変だろうな…なんて思ってみていました。

あの時計が迫ってくる映像は、やはり「時計が不気味な動きをする」ことによって、

「時が不安定」ということをイメージさせているのだと思うけど、

その他にもなんじゃこりゃ〜って気はしてしまうほど奇抜な映像がところどころでありました。


「時をかける」と言えば原作は、筒井康隆の小説。

筒井康隆と言えば個人的に「七瀬ふたたび」ですが、その話はまた別の機会に…。

大林宣彦版の映画「時をかける少女」はもちろん主演は原田知世。

主題歌はユーミン作詞作曲で原田知世が歌っているズバリ「時をかける少女」です。

この曲はラジオなんか聴いていると今でもたまに懐かしの曲とかで流れてきます。

印象的ですよね。


先にも書きましたが、映画だけでも「時をかける少女」は4作品ありまして、

1997年の角川春樹監督はこの大林宣彦版のリメイクになりますが、

細田守監督のアニメ映画版と谷口正晃監督の2010年版はそれぞれ別の話なので、

4作品全部同じ話ではありません。

基本的にこの大林宣彦版の映画「時をかける少女」は他のものを楽しむためにも観ておいた方が良いです。


話としては、原田知世演じる和子と 高柳良一演じる一夫、そして尾美としのり演じる吾朗は同級生。

3人は昔からの幼馴染で普通の高校生活を送っていた。

ある土曜日、理科室の掃除当番だった3人。

掃除後に1人になった和子が人の気配がした実験室に入ると、

落ちたフラスコなど確かに人はいた様子だが誰もいない。

不思議に思った和子が落ちたフラスコに近づくと発生している煙のせいか、気を失ってしまう。

その事件をきっかけに和子には時間が飛んだり、奇妙なことが起きはじめる。

戸惑いながらも和子は真相に近づいていくが…という感じかな。


今更ネタバレもないと思いますが、一応は知らない人は知らないまま観た方が良いと思います。

ので、ストーリーは細かく書きません。


となるとストーリーと関係ない話が続いてしまいますが、

まず気になったのが「さよなら」という言葉。

なんかちょっと前にラジオでも言っていたけど、「さよなら」って言わなくなりましたよね。

確かに学校に言っていた時は帰りの挨拶は「さようなら」って言っていた気がしますが、

大人になると、会社から帰る時は「お先に失礼します」だし、

友達と遊びに行って別れる時も「それじゃ」とか、そんな「またね」とか。

「さよなら」って言うと永遠の別れ、ぐらいな言葉にいつの間にかなってたなぁ。

そういう意味で、普段和子が使っている「さよなら」と映画終盤で言う「さよなら」は、

全く違ったものな訳だが。


本筋と関係ない話が続きますが、あの市松人形。

地震で動いたという事になってるけど、

あの動きはさすがに横揺れや縦揺れでできる動きではないはず!!

普通にコワイし!!

和子は2回目ともなると、普通に動きを止めにいってましたが、

あんな動きをしている人形、よく触れるわ〜。


あとこの映画では印象的な言葉である「土曜日の実験室」ですが、

これはライムスターの宇多丸師匠がやっているラジオ番組の「ウィークエンド・シャッフル」のミニコーナー、

「サタデー・ナイト・ラボ」の前身、「土曜日の実験室」はこの映画から使ったとの事。

「ウィークエンド・シャッフル」には大林宣彦監督がゲスト出演している回もあり、

もちろんこの映画「時をかける少女」についても触れているので、

まだ聴いてない人は是非…Youtubeで検索すると今でも聞けますよ。


そして、なんと言っても町並みは今見るとより、感慨深いですよね。

「尾道三部作」と言われていますが、尾道の町並みは画になるなあ。

後世にも残っていってほしい風景です。


ネタバレではないけど、今あのラストのシーンを観て、

「バタフライ・エフェクトだ!」と思ったのは自分だけではないはず。

いや、まあよくあるシーンなんだけど、

あのタイミングのなんとも言えなさは、どの映画でもグッときますよね。



そのほか、なんで突き落とすねん!とか、

おじいさん、おばあさんのずっと2人なんだろうね、とか、触れたい事は他にもありますが、

ネタバレしてしまうのでとりあえず、もしまだ観ていない人がいるのなら、

今観ても十分おもしろいと思いますのでお勧めの映画です。


時をかける少女 ブルーレイ [Blu-ray]






プロフィール
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マツゥオコアトル
思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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