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2019年09月21日
あっさり美味しい明石焼! ホクホク食べに行こう
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日本で魚介類が美味しい地域は数ありますが、タコが美味しい地域と言ったら外せないのが明石(兵庫県)ですね。
ジャックは個人的に、仙台国分町の活タコなんかも大好きですが、明石タコの弾力には眼を見張るものがあります。
歯で噛んだ時のプツンッと言う感触がやめられなくて、ついつい食べに行ってしまいます。
タコの造りも良いですが、明石と言って思い出すのが「明石焼」です。
その明石焼が奇跡的に美味しいのが本日ご紹介したい「たこ磯」さんなのでした。
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明石焼については皆さんご存知だと思いますが、美味しく焼いたたこ焼きを特別な出汁に付けて食べるこの街の名物料理です。
ここで「たこ焼き」と言う言葉を使ってしまいましたが、皆さんがご存知のたこ焼きとは、実は少し違います。
一般的な「たこ焼き」は、基本小麦粉の生地の中にたこ等の具材を入れ、ふっくらと焼いた物ですよね。
一方で明石焼の「たこ焼き」の方は、実は地元で「玉子焼き」と呼ばれており、生地の主成分は卵です。
卵に少し小麦粉を混ぜたものを生地にしているんですね〜。
また中の具材にしても、一般のたこ焼きはタコの他に紅ショウガや天かすを入れたり、お店ごとのアレンジが加えられたりしていますが、「明石焼」の方はタコ一本で勝負しているお店が多い様です。
明石のタコの弾力たっぷりな食感があってこそ、この勝負が出来ると言うものでしょう。
卵中心の生地にタコ一本の具材。
これを出汁につけていただく時の、あっさりとした風味と言ったら!
明石焼の魅力はこうして作られている訳ですね。
たこ磯さんの店外ブース。並びながらも焼いている過程が見られます。
15個乗ったまな板で出てまいります。
出汁と共にいただきましょう!
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さて「明石ダコ」の美味しさの秘密はどこにあるのでしょう?
それは明石海峡特有の海底環境によるものです。
この海域はタコの餌となる海老や蟹などが生物が豊富です。
その為、栄養補給が出来やすく、旨味成分をたっぷり含んだ、噛めば噛むほど旨味ほとばしるタコが育ちやすい訳ですね。
それに加えて、海峡の海底は岩場が入り組み速い海流が発生します。
そこで捕餌する明石ダコは、足をしっかりと踏ん張らねばならないため、明石ダコの足は太くて短いのが特徴です。
この太い足が旨味をたっぷりと含み、歯ごたえ充分の味わいを実現している訳ですね〜。
(^-^)
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如何ですか?
旨味たっぷりの「明石ダコ」とそれを使った「明石焼」の世界!
これはみなさんにも是非食べて頂きたいタコワールドですね。
なんか、是非食べて頂きたいものが多過ぎて困る気もしますが、それだけ食の世界は奥深いって言う事ですね!
皆さん、兵庫県にお越しの際は明石まで足を伸ばして、明石焼を食べてみて下さいね。
■ たこ磯
住所 :明石市本町1丁目1-11
TEL :078-914-5103
営業時間:10:00〜19:00
定休日 :定休日なし
http://www.uonotana.or.jp/shop-057.htm
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2019年09月14日
伊勢佐木はライチの香り! 福建省風酢豚を体験しよう
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横浜で中華と言えば関内の中華街ですよね!
ジャックもついつい足が向きます。
有名な四五六菜館に山東の水餃子など、行きたいお店が山積み!
それなりに料金が高いのと、混雑し易いのが玉に瑕ですが。
しかし横浜の中華と言っても中華街以外のお店も忘れてはいけません。
同じ関内でも行って見る価値があるお店はまだまだあるんですよ。
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今日ご紹介したいのは関内の伊勢佐木町。
中華街とは関内の駅を挟んで丁度反対側です。
実はこの伊勢佐木町実は、昔からの美味しい中華のお店があるので有名なんです。
しかも値段がそこそこリーズナブル。
中国の方が作る本格中華が手頃な値段で食べられる訳ですねー。
伊勢佐木町のほぼ中間に位置するのが「金満楼」、このお店もまた然りです。
特にオススメしたいのが冒頭の写真、「福建省風酢豚」ですね!
酢豚、良いですよね!
酢豚は奥が深いです。
あまりに日本でポピュラーになり過ぎて、本格中華で食べるには何か特別感が足りない感じがすると言われる向きもあるのですが、中々どうしてどこのお店も特徴を出して、美味しく仕上げてくるのも酢豚の特徴です。
え?お前が酢豚が好きなだけだろうですって?
ほい、否定はしないです。
茶色く揚げた角切り豚を、甘酢あんで玉ねぎ、人参などの美味しそうな野菜と絡めた美味しそうな酢豚。
好きになるのも当たり前だと思いませんか?
しかし、今日の「福建省風酢豚」はこれまた特別!
真っ赤に揚がった豚肉とその間から顔を出す緑色の野菜。
運ばれた瞬間甘酢の香りがあたりを包み。
ひと口噛んだ瞬間、その豚肉のカリッとした歯触りと香ばしさは筆舌尽くしがたしです。
これは絶対食べていただきたいです。
【店舗詳細】香ばしさとジューシーの見事な饗宴!福建省酢豚の「金満楼」
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「茘枝(ライチ)肉」と言う料理をご存じでしょうか?
清の時代から伝わる伝統料理で、福建省福州の代表的な料理です。
福州はライチの産地としても有名なのです。
しかしこの料理、実際にはライチは使用しません。
豚肉の形状や風味をライチに似せて作った料理なので「茘枝(ライチ)肉」と言われているのです。
豚肉に切り込みを入れてライチの外観を表現することはもちろん、トマト、黒香醋、白醋、砂糖、塩、ネギ、などを巧みに組み合わせて
ライチの風味を再現した見事な甘酢で絡めてあります。
この「茘枝(ライチ)肉」こそが、別名「福建省風酢豚」なのでした!
もちろん「古老肉(すぶた)」とは全くの別料理です。
古老肉は広東料理で、時間がたって固くなった肉の軟化のため、もしくは長期保存のためにお酢に漬けた豚肉を使った料理が始まりでした。
(注:ジャックは古老肉も大好きです)
「茘枝(ライチ)肉」の方は、目指すべき風味のために追求を重ねた甘酢を作り上げ、完成させた料理です。
かじったときの衣のサクッとした香ばしさと、食後に香るフルーティーな香りがあって初めて「茘枝(ライチ)肉」と呼べるのですね。
【店舗詳細】香ばしさとジューシーの見事な饗宴!福建省酢豚の「金満楼」
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この見事なライチ肉、伊勢佐木町で食べられると思うとワクワクしますよね。
ジャックは金満楼に出向くとついつい「福建省風酢豚」を食してしまいます。
使われているトマトのために真っ赤に揚がった豚肉の色と、サクッとかじったときの快感が忘れられません。
皆さんにも是非、体験していただきたいです。
お近くにお越しの際にはお試しくださいね。
■ 金満楼
住所 :神奈川県横浜市中区福富町東通38-5 東38番館 1F
TEL :045-315-3588
営業時間:17:00〜翌5:00
定休日 :年中無休
【店舗詳細】香ばしさとジューシーの見事な饗宴!福建省酢豚の「金満楼」
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2019年08月31日
夏空 〜 丹波焼の里で最高の陶芸体験!
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前回の記事で台風なんぞについて語っちゃったりしたもので、もしかしたら引き寄せちゃったのか、その後西日本に大雨災害が本当に来てしまいました。
ニュースを見ながらも、要らんことを書かなければよかったと反省しておりました。
酷暑は確かに嫌なのですが、それでも大雨災害よりは全然良いので、今回は晴れの写真を多用することにいたしました。
夏休みを利用して兵庫県は丹波地方に出向いたジャック。
大雨の真っ最中だったのですが、奇跡的にその日だけは晴れ、まさに「夏空」を味わえたのでした!
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「なつぞら」。そう人気沸騰中の連ドラですね。
しかし今回の記事は、広瀬すずとは無関係です。
大体ジャックは、すずよりもアリス派です。
とにかく燃え上がる新緑が気持ちよくって、その風景をお伝えできればと思った次第です。
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今回ジャックが出向いたのは「丹波伝統工芸公園 立杭陶の郷」です。
丹波焼の展示販売をしている窯元横丁や陶芸教室などがある公的施設です。
陶芸などにもともと興味のないジャックでしたが、ついやってみたくなり、実際体験してみることにしました。
陶芸にはいくつかの製法がありますが、今回教えていただいたのは「ひも作り」。
底の部分にひも状に伸ばした土を積み重ねてゆく方法です。
興味がある方は下記をのぞいてみて下さいね。
↓
http://www.spnet.ne.jp/~s-abe/kyousitu/sakutou/himodukuri.htm
実は今回、実際の写真を撮りながら制作過程などをアップしようと思ったのですが、慣れていないことと思ったより難しかったために撮影を断念!
製作に集中することにしました。
その代わりに完成した写真の一部を、ホンのちょっとお見せいたします。笑
一応茶碗です。
しかしこれ、焼き上がりまでには2か月ほどかかり、蔵元の気分によって色なども変わってくるとか!
色のリクエストができないところが「う〜ん」ですが、贅沢言わずに楽しみに待つことにします。
これで¥1,200(入場料¥200別)だから安いもんね。
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実は焼き物には二種類あります。
朝鮮半島や中国大陸から渡来した製陶方法や技術を持つものと、日本古来の製法から発展していったものです。
この、日本古来の製法でよく知られているのは「縄文式土器」です。
それが「弥生式土器」「土師器」「須恵器」と発展していったものが、鎌倉時代になるとより高温で焼く製法で大量生産されるようになって行きます。
釉(うわぐすり)をかけた陶器が愛知県の瀬戸で、初めて大量に焼き始められた頃と同時代に、日本の他の土地でも同様の方法で大量に焼く窯場が増え始めます。
このころから現在まで、同様の方法で生産されている地方が次の6か所です。
瀬戸(愛知県瀬戸市)
常滑(愛知県常滑市)
越前(福井県丹生郡織田町・宮崎村)
信楽(滋賀県甲賀郡信楽町)
丹波(兵庫県多紀郡今田町立杭)
備前(岡山県備前市伊部)
これらの地方は「日本六古窯(にほんろっこよう)」と呼ばれ、平成29年の日本遺産にも指定されています。
この5番目に記載されている丹波地方が、今回ジャックがお邪魔した地方なのでした。
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■ 丹波伝統工芸公園 立杭陶の郷
住所 :兵庫県篠山市今田町上立杭3
TEL :079-597-2034
営業時間:< 4月1日から9月30日>10:00〜18:00
<10月1日から3月31日>10:00〜17:00
定休日 :12月29日から翌年1月3日
https://tanbayaki.com/
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いかがでしたか?
今回予定していなかった陶芸体験ができて、ジャック的には大満足!
写真が取れなかったのは悔しいけど、とりあえずドンマイ。
後は2か月後の焼き上がりを待つばかりだね。
上出来だったらまた載せますね。
載らなかったら…、お察しください。
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2019年08月23日
嵐の前の…
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またまたあいつがやって来る。
違う方向に行ったなーと見せかけて、急に方向転換してみたり。
来るな来るなと思っているのに、そう言うなよと言わんばかりの図々しさで押しかけてきて。
全員から嫌われてんの分かってんのかね?
マジ、ありえねーんっすけど。
それでもやっぱり今回もねー。
そう、あいつですよ、あいつ。
台風11号が、昨日フィリピン沖で発生しましたね。
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つい先日も超大型台風にヒヤヒヤさせられたばかりなのに、本当いい加減にして欲しいですよ。
しかし今回の台風11号は、中国方向に向かっている模様。
先島地方の人達は要注意ですね。
特に最近は、各地で半端ではない被害を与えている台風。
被災された方々には本当にお見舞い申し上げます。
過去に大災害を起こした台風と言ったら、有名なのが「伊勢湾台風」です。
紀伊半島から東海地方を中心に大きな被害を出した、1959年の台風ですね。
この台風実は、犠牲者がなんと5098人も!
内訳は死者4697人・行方不明者401人と、明治維新から後では最も被害が大きかった台風だと言われています。
最近では防潮対策や耐震対策などが相当進んでいるので、一概に比べる訳にはいきませんが、被害者の数が現在と桁違いですね。
中心気圧は929hPaです。950hPaを下回ったらかなりヤバイので、やはり相当協力だったと言えるでしょう。
この929hPaは正確な記録の残っている中では歴代2位。1位は925hPaの、第2室戸台風(1961年)です。
さて、それではその以前では?
当然太古の昔から台風は来ているので、気象記録には残っていなくても、もっと大きなものが来ていて不思議ではないですよね!?
調べてみたらありました。
幕末に日本を襲った「シーボルト台風」がそれです。
1828年9月17日に北九州を中心に甚大な被害をもたらしました。
九州北部全部で死者がなんと、約1万9000人!!
これは流石に凄い数で、大震災並みです。
東日本大震災で亡くなられた方、行方不明の方が1万8000人を超えるくらいですから、それと同等な人的被害をもたらせた訳です。
1万9000人のうち、1万人が佐賀藩に属する方で、佐賀藩人口の3%が亡くなられてしまったそうです。
3%と言うとピンと来ないかもしれませんが、日本の人口の3%が390万人ですから結構膨大です。
日本に何が起こったら、390万人もの人が亡くなるんでしょうね…?
この時丁度長崎にいたのが、医学者のシーボルトでした。
シーボルトの測定した値として、952hPaと言う最低気圧が残っていますが、気象学者の高橋浩一郎氏の推測値では最低中心気圧900hPa、最大風速50m/sとされています。
もしもこの推測値が当たっているとすれば、929hPaの伊勢湾台風よりもさらに強力な台風だった事になりますね。
また、最大風速50m/sは時速180kmに相当するので、180kmで走る特急列車の屋根の上に立っている様な風圧を受ける台風だったと言うことにもなります。
ちなみに「シーボルト台風」と言う名は、シーボルトが当時の日本の機密情報を海外に持ちだそうとした「シーボルト事件」の発覚が、この台風がきっかけだったと言う事からですが、のちにこれは事実無根であったとされています。
事件とは無関係とわかっても、「シーボルト台風」の名前で有名になってしまっているので、シーボルトの名は残ってしまっている訳です。
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さてさて大分昔まで話は遡ってしまいましたが、今回の台風11号、そしてそれ以降の台風が、日本に被害を起こさない様に祈るばかりです。
本当に最近は被害が大き過ぎるよ。
あ、やっぱり雨降ってきた!
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2019年08月19日
ウィスキーは飲み物です イチローズモルト・オークション
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ジャックシュトロです。本日も暑かったですね。
昨日の午後に、NHKで非常に気になるニュースを見ました。
ウイスキー54本で約1億円 国産では過去最高の落札額
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190817/k10012039081000.html
<<ニュース内容>>
=============================================
埼玉県で製造されたウイスキー54本のセットが、香港で行われたオークションで、およそ1億円で落札され、国産ウイスキーの落札額としては過去最高を更新しました。
落札されたのは、埼玉県で製造されたウイスキー「イチローズモルト」の「カードシリーズ」54本のセットで、16日、香港で行われたオークションで、日本のウイスキーとしては過去最高の719万香港ドル(約1億円)の値が付きました。
このウイスキーは、かつて埼玉県内にあった蒸留所で、1980年代から2000年にかけて蒸留、熟成されたもので、たるによって風味が異なる原酒をトランプのカードにちなんで、54種類の商品に分けて「カードシリーズ」として販売されました。
このシリーズは、2015年に香港で行われたオークションでも、日本円でおよそ5000万円で落札され、注目されていました。
国産ウイスキーは、世界的に評価が高まっていて、高値で取り引きされるようになっている一方、ウイスキーは年数がたつほど希少価値が高まることなどから投資の対象にもなっています。
このウイスキーを販売した埼玉県にあるウイスキーメーカーの肥土伊知郎社長は、NHKの取材に対し、「商品が高く評価されることはうれしいですが、作り手としては、飲んで楽しんでもらいたいので、値段が値段で飲んでもらえるか心配です」と話していました。
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肥土伊知郎さんの日本産ウイスキーの立ち上げ話についてはこちらをご覧ください。
↓
https://fanblogs.jp/jackshutro/archive/15/0
「イチローズモルト」の「カードシリーズ」は、東亜酒造羽生蒸留所の原酒を元に作られています。
当時の経営不振のため会社自体を売却する決断をした際に、売却先の方針によりすべて廃棄されようとしていた原酒を、生産者である肥土伊知郎さんが「わが子(原酒のこと)を残し世に出したい」と言う思いで守りぬいたものです。
今日のニュースを見て、ジャックの中には様々な想いが駆け巡りました。
まずは、肥土伊知郎さんが人生をかけて世に送り出した「イチローズモルト」が、全世界的にここまで評価されるに至ったことに対する感動のような想い。
次に、このことで「イチローズモルト」に対する注目度が一気に高まり、ただでさえ市場で枯渇している状態のものが、飲みたい人の口からさらに遠ざかってしまうのではと言う危惧のような想い。
そして最後に想ったのは、「イチローズモルト」が単に投資対象としてだけ注目を集め、それを飲むことに全く興味のないコレクターたちの手にわたり、開封しないことに意義があると言わんばかりの状態に陥るのではと言う、恐怖のような想い。
確かに「イチローズモルト」の「カードシリーズ」は現在となっては、半ば芸術品のような位置付けをされており、コレクターたちの注目を集めること自体は自然なことなのかもしれません。
しかし、「イチローズモルト」はあくまでウイスキーなのです。
「本当にそれを飲みたい」と思う方に飲んでもらうことで、初めて本当の価値を発揮するものなのです。
開封せずにただ蒐集されて、棚の奥にしまっておいたとしたら、それは果たして生産者の「この子たち(ウィスキーの原酒のこと)を世に送り出したい」との思いが実現することになるのでしょうか?
この点についてはなはだ疑問に感じました。
しかし、「イチローズモルト」に使われている「羽生蒸留所」の原酒に量的限界があるのも事実です。
皆が気前よく飲んでしまったら、素晴らしい原酒がこの世から無くなってしまう事になります。
このように様々な事実を踏まえた上で、もしジャックがこの「カードシリーズ」の中の一本でも所持していたとしたら、どうするでしょう?
本当に「飲みべきものだ」の信念のもと、開封することが出来るでしょうか。
ジャックの中にも開封すると言い切れないジレンマもあります。
そう思いながら見ていたニュースの最後で、生産者である肥土伊知郎さんが「飲んでもらえるか心配です。」と言われていたのが非常に印象的でした。
やはりウィスキーはウィスキーです。
それの価値は、棚の奥ではなく、本当に飲みたい人のグラスの中でこそ何百倍にもなって発揮されるものなのです。
落札された「カードシリーズ」の一本でも多くが、誰かグラスの中で至福の味となって生き返る事を願ってやみません。
価格:1,080,000円 |
イチローズ モルト&グレーン ホワイトラベル46度 700ml 価格:3,780円 |
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2019年08月16日
石川町散歩 霧笛楼からステージコーチまで
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世間はお盆休み真っ盛り!
働き者のジャックは、今日も横浜あたりを彷徨っております。
せっかく横浜にいるのだから、元町の様子でも見に行こうと京浜東北線に乗ってみました。
普段は人でごった返している元町が、お盆休みになるとどんな様子になるのか、興味もありましたので。
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ジャックは元町という街が、昔から好きでした。
学生時代から用もないのに足を運んで、意味なくぶらぶら歩きまわっておりました。
まだ赤ワインもモルトも知らなかった時代、飲んだお酒といったら、フォアローゼズ水割りとかでしたかね?
当時バーボンブーム真っ盛りだったので。
まだ「あぶない刑事」などやっていなかった頃なので、エンドロールに使われた赤レンガ倉庫なんかも、その後ほど有名ではなかった時代。
若者が横浜で背伸びして行くとしたら「元町」あたりが、1番だった訳ですね。
ジュエリーやブティックが立ち並ぶ「元町通り」の煌びやかさ。
カフェやイタメシ屋が立ち並ぶ「元町仲通り」の楽しい狭苦しさ。
並行して走る二本の舗道にたまらなくウキウキさせられたものです。
その頃を思い出しながら石川町駅の元町口改札を通り抜けました。
駅周辺を歩いてみると、まず目に飛び込んで来たのが有名な鰻屋さん「八十八」でした。
この「八十八」は創業、なんと明治43年です。
地焼きのひつまぶしや重ね鰻のうな重などが有名ですが、通常のうな丼でも100年受け継がれた秘伝のタレが使われており、美味しさ格別。
日本屈指の板前が、全ての工程をきちんと手作業で仕上げてくれるので、バランスのとれた美味しい蒲焼きが提供できる訳ですね。
うな丼に使われるご飯も岩手県の生産農家から、金賞受賞のひとめぼれを入手し、蒲焼きとの絶妙なコラボを実現しています。
今度は時間がある時に鰻目的で来るのも良いなぁ。
元町仲通りを横浜港方面に進んで行くと、次に見えてくるのが、カジュアルバー「ステージコーチ」です。
2000年から営業されているこのお店も、如何にも元町に似つかわしいバーと言えるでしょう。
店内はU字型のカウンターのみで、会計はキャッシュオンデリバリー(一杯毎にお金を払うスタイルですね)。
ウデにお絵描きしている半袖の若者が飲んでたりするので、「怖っ」と思っちゃうかもしれないですけど、お店のスタイルは「全てのお客様に気遣いを」と言った方向性なので、安心して入って下さいね。
何よりも始発電車まで営業してくれているのが嬉しいです。
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元町仲通りをさらに進むと、「WINE HALL(AMERICAN HOUSE)」が見えてきます。
可愛い建物の最上階に赤のネオンで「AMERICAN HOUSE」と書かれているので、かなり遠くからでも目立ちます。
ワインとグリルの専門店を謳っているだけあって、「特製グリドルで調理しているパフォーマンスを囲むようにカウンターを設置」されており、徐々に焼き上がって行くグリルを眺めながら飲むお酒はまた格別です。
食材も、四季折々の旬な素材と厳選された肉類にこだわっているので、完成したグリルの味は美味しくない訳ありません。
焦らずじっくり、焼き上がりをお待ち下さい。
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AMERICAN HOUSEの少し先、元町仲通りの反対側に位置するのが「CHICHOS(チーチョス)」です。
小さな石畳の庭を有する平屋建てのお洒落なお家、と言うような佇まいですが、いつも混んでいるので有名なシーフードのダイニングバーです。
このお店はなんと犬の同伴オーケーだとか!
ランチタイムはペット連れの元町マダム達でも賑わうそうですよ。
(ペットの同伴については終了したりしている可能性もあるので、お店にご確認くださいね。)
お酒が飲めない方でも、シーフードが美味しいためファンなられる方も多いとか。
お勧めの生牡蠣は1ピースから注文可能で、一年中用意されています。
ピザやパスタなどは当然メニューにあるので、お料理目的の方々でも充分満足いただける訳ですね!
スモーク風な味付けがされたタバスコが、より一層の食欲を誘いますよ。
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元町仲通りも終盤に近づき、余りにも有名な「霧笛楼」が近づいてまいりました。
1981年開店と有名店の中では割と新しいレストランですが、付近に食の宝庫である中華街があることから、当初は大変な苦労をされたそうです。
「和魂洋才」のコンセプトのもと、素材を扱う上でこだわったのは「新鮮である」ということでした。
横浜野菜を育てる生産者との密接な関係を築き上げ、収穫してから調理をするまでの時間を極力短縮すると共に、収穫年の野菜の状態を細かく情報収集し、最高の味を出すメニューを考え出す努力を怠りませんでした。
横浜フレンチのスタイルを確立し、「霧笛楼」は現在では横浜を代表するレストランとしての存在感を持つに至りました。
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この辺りで「元町仲通り」から「元町通り」に出てまいります。
風景はがらりと煌びやかになります。
飲食店中心の「元町仲通り」に対し、服飾店のお店が多く、夜になるとシャッターが降りている店舗ばかりです。
昼の「元町通り」、夜の「元町仲通り」という感じですかね?
交差点から関内方面に視線を移すと、中華街の朱雀門が見えます。
改めて中華街のすぐ横なんだなぁと気がつきました。
石川町駅に戻ったあたりに、スーパー「元町ユニオン」やパンの「ポンパドール」があったりして、この辺りで生活されている方々の様子が垣間見えます。
羨ましいですよね!この辺の子になりたいです。
「ステージコーチ」の辺りに戻ってまいりました。今日の散歩は終了です。
少し昔を思い出す、良い散歩だったと思います。
初めて元町に来て右も左も分からずに、ただ海まで歩き、とんぼ返りした事もありました。
絶対成功させたい合コンの為、店選びに奔走した事もありました。
意中の人を特別な食事に誘いたく、霧笛楼でディナーした事もありました。
どれもこれも今となっては、若い頃の自分が頑張ってた思い出なんですよね。
次は散歩ではなく、どこかの店をしっかり堪能しに来よっと。
お疲れ様でした。
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2019年08月07日
大輪!! 夏の風物詩、神戸花火
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夏の夜空を彩る大輪の花火。
夏の風物詩と言う言葉で片づけるにはあまりにも月並み。
ヒューと音を立てて真一文字に夜空を駆け上った龍のような火の玉が、
無音の状態で一気に光の華を咲かせたその直後に、
腹に響くのは、大地をも揺るがす、どんっと言う爆音。
これを感動と言わずしてなんと言おうか!
などと言ってみましたが、とどのつまりは簡単に言うとアレです。
ジャックは花火が「大好き」という事です。
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令和元年8月3日(土)、第49回みなとこうべ海上花火大会が開催されました。
神戸のメリケンパーク沖から打上げられる、6500発の花火が神戸市街地全体を彩ります。
ジャックは以前、神戸駅側から海に向かい見物していましたが、今回は三ノ宮駅から出ている「ポートライナー」にてポートアイランドに向かってみました。
三ノ宮駅から2駅目の、ポートターミナル駅で下車した後、そのまま進行方向に進み、神戸大橋の歩道を渡り切ったところにある「ポートアイランド北公園」が目的地。
19時30分の打ち上げ開始時刻には、すでに公園は人で埋め尽くされておりました。
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「五感に訴える」が信条のジャックシュトロのブログ。
今回は視覚中心に訴えてゆきます。
そのためひたすら花火の写真が続きますが、ひらにご容赦を。
とにかく花火っていうものは、言葉でどれだけくっちゃべってみても、その感動の半分も伝わらないんだから。
と言ってジャックの下手写真で伝わるかって言うと、それも微妙なところなんですけどね。
でも、雰囲気だけでも味わっていっておくんなせぇ。
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この「ポートアイランド北公園」には、屋台もいっぱい出ています。
たこ焼き、焼き鳥、焼き肉、かき氷、焼きチーズ系…、とにかくお祭り気分もぞんぶんに味わえます。
ジャックは美味しくないのがわかっているのになぜか頼みたくなる「謎の焼き鳥」を注文。
すごいよ、串が30センチくらいあった。
それを、はむはむしながら花火の続きを見ます。
もちろん生ビールも忘れずに、ね。
(缶ビールを売っている屋台もあるんですがそれに引きずられてはいけません。探せばちゃんと「生ビール」打っているお店があります。)
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楽しかった花火ももう終わり。
これから歩道渋滞が始まり、その中をてくてく帰ることになります。
暑い中歩くのもまた風流。
汗をかいたら三ノ宮でまた一杯やるのもいいもんね。
それでは帰ります。お疲れさまでした!
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2019年08月02日
横浜でワインを飲みたくなったら? マンモスと青木酒店のワインセラー
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横浜駅で赤ワインが飲みたくなったらどこに行けばいいの!?
ジャックはそう聞かれたら凄く困ります。
以前紹介した岡野の店も良いし、天王町にも美味しいところがある。また石川町の鯖虎も捨てがたい…、とそれぞれ美味しいお店はたくさんあります。
目移りし過ぎてしまいますよね。
本当に美味しく飲みたいんだったら、ホテルのワインバーに行った方が間違いないけど、お金がものすごくかかるし。
ジャックの知り合いなんか大体が、月の10日くらいになると給料日までの残日数を指折り数えちゃう奴らばかりだからなぁ。
ワインが美味しく飲めてリーズナブルなお店、この辺りの隙間産業を探し出すしかないわけですね。
そんなジャックに朗報が!
「横浜」「赤ワイン」「安月給」の三拍子揃った見事なお店があるのでした。
しかもそのお店には、なんと。
店内ワインセラーまで用意されているのですよ!!
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そのお店の名前は「ワインバル 青木商店」。
ワイン好きには有名な、鶴屋町にあるお店です。
ワインにすごく合う極上のおつまみが用意されていて、テーブルワインを飲んでいたとしてもそこそこ幸せです。
しかしそのワイン自体も、お店の方のこだわりの結果仕入れられた、かなり美味しいものばかり集められております。
上質のお料理と上質のワインを組み合わせて楽しむことが出来る、通にとっても満足のいくご機嫌なお店となっています。
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今夜頼んだのはジャックが大好きなイタリアワイン「マンモス・ジンファンデル」です。
マンモスと言う、一見繊細な赤ワインに似つかわしく無い様なネーミングと思われてしまいそうですが、実際はそうではありません。
力の強い荒くれのイメージがマンモスにはあります。しかし実際には心優しく繊細なところがある動物だったのだとか。
豪放かつ繊細なところが、この大胆なワインを表すのにぴったりだと言う事で命名されたのだそうです。
名前に付けられている「ジンファンデル」と言うのはブドウの品種の名前です。
黒ブドウの国際品種であり、イタリアでは、「プリミティーヴォ」という別名で栽培される事が多く、そちらの名前を冠したワインも多品種生産されています。
原産地はクロアチアなのですが、主要産地としてはイタリアの他に、アメリカのカリフォルニア、オーストラリアなどが名を連ねています。
特にアメリカは国内では、黒ブドウの栽培面積でカベルネ・ソーヴィニヨンに次ぎ2番目だったりするんですよ。
この「マンモス・ジンファンデル」は製造工程のなかで、オークの新樽で8ヶ月間熟成して造られると言うワイン。
トーストしたオークの香りが漂う、リッチなフルボディのワインです。
お料理としては、美味しく煮込んだ肉料理を始め、グリルした赤身の肉料理、特に直火焼のバーベキューなどにも相性はバツグン!
ジンファンデル特有の、やや甘めの飲み口も万人に受け入れられている要因でしょうか。
2000円以下のワインとしては格別の奥行きを持った味わいを楽しむ事が出来る、ジャックも大好きな一本です。
【200円クーポン&ママ割5倍】マーレ・マンニュム マンモス・ジンファンデル750ml×1本 ワイン【メーカー取寄せ品】 価格:1,348円 |
そんな「マンモス・ジンファンデル」の挑発に対し、それを受けて立つような肉肉しいメニューが用意されています。
ローストポーク。
注文してから30分ほど経過しないと出てこないという強者です。
マンモス・ジンファンデルの濃厚なフルボディをがっぷり四つに受け止めて、香ばしくジューシィーにまとめ上げるその肉肉しさは、まさにグリルの代表と言えるでしょう。
皆様、もし青木酒店で赤ワインを楽しみたいのであれば、このローストポークを忘れては損をします。
しっかりと狙いを定めて行ってください。
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また、青木酒店のフードメニューは肉料理だけではございません!
ジャックがこよなく愛する物に、「バル風シーフードサラダ」があります。
たくさんの野菜の中に、海老、貝を始めとした魚介がたっぷりと盛り込まれた食べ応え充分のサラダです。
しかも、バジルを始めとした香草がふんだんに使われたドレッシングが、より一層食欲を掻き立ててくれます。
お肉料理のみならずこのメニューも、絶対に食べ逃してはダメですよー。
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さて、冒頭でも触れた通り、この「青木酒店」にはウォークイン・ワインセラー笑があります!
入り口横の壁面に天井近くまでワインが積み上がった光景は、インテリアとしても雰囲気充分です。
基本的にお客様は自由に(店員さんに断った上で)見る事が出来るので、中に入るだけでテンション上がります。
ジャックが密かに狙っているのは、シャトーシマールの1996年です。
お店のメッセージにも書いてあるますが、ボルドーの当たり年なので、めちゃめちゃ期待してます!
一人で一本開けたら危険きわまりない(笑)ので、今度誰か犠牲にして連れて来ようかな。^^
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どちらの街にいる時でも、今〇〇が飲みたくなったら、と言うシチュエーションってありますよね。
横浜でワイン、とか浅草で日本酒、とか湘南でバーとかって絶対ありそう。
本日は横浜で赤ワイン、の一例を紹介させて頂きました!
他にも色々紹介したいお店はありますので、それはまたおいおいという事で…。
皆さま、ご参考にして頂ければ幸いです!
■ ワインバル 青木酒店
住所 :〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-16-2
TEL :045-313-6768
営業時間:17:00〜23:30火〜金、16:30〜23:30土、16:30〜23:00日・祝日
定休日 :月曜日
https://r.gnavi.co.jp/g976203/
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2019年08月01日
本の国のアリス
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異空間に迷い込んだ。
入ったことのない扉をを開けてみただけなのに。
このように感じられることが多いのは、酒飲みの特権だろうか?
皆さんはどうかわからないが、ジャックはたびたびこの感覚に陥る。
ここ数年間でも、「てるい」に初めて入った時、「古玄」に初めて入った時などまさにこの感覚を感じた。
そして本日、ボトルの国のアリスになろうと飛び込んだのは、木の根っこの穴の如きバーの扉。
入ってみたらばなんとそこは…、「本の国」だった。
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入ってみるとカウンター10席ほどのこじんまりした空間。
その空間の中はいたるところに本、本、本…。
時間はまだ夜7時前だというのに、カウンターはほぼ埋まっている。
そして、入り口の一番近くに座っている女の子は文庫本を読みふけっている。
(ちょっと待て…、落ち着いて考えよう。)
(バー…だよな、ここ。小型の図書館…じゃないよな?)
カウンターに並んだお客様方は、黙ってグラスとの語らいを楽しんでいる感じとは違う。
おっきい声で談笑し、ビールを空けている。
そう、ガハハのグビッっていう感じで。
どうやら本の話題で盛り上がっている様子。
ここ、本の愛好者たちが集まるバーだ!
テレビで見たあれだ!
ハルキストみたいな!
1人の美女が屈託のない笑顔で話しかけてくる。
なんでも街中で本に夢中になっている人の写真を紹介するサイトを立ち上げているとの事。
写真とインタビューで結構楽しめるらしい。
ここまで来て、ようやく思い出した。
やばい、ジャックはほとんど本は読んでいない。
もちろん以前は、夢中になって本に昏倒していた時代はあったが、最近の本とかについては何もわかんないぞ。
「何かお好きな本とかありますか?」
先ほどの美女が語り掛けてくる。
(来たぁ。何と答えればよいのだ?)
ノーベル文学賞の発表の際、毎年のようにニュース番組で紹介される本の愛好家の方々。
愛好家の集まるバーで、店内満席状態で受賞の瞬間まで熱く語り合っている。
ジャックもそれを見ていて、「うん、好きなことに没頭していて楽しそうだなー。」とか思っていた。
ところが、なんの予備知識もなくそのような空間に迷い込むとは、想像もしていなかった。
こっから先は素の勝負。
ジャックだって本を拒絶して生きてきた訳では無い。
いやむしろ好きだ!
好きだったはずだ!
先ほどの女性に、本の名前を答える。
「深夜プラス1(ワン)」ですね。
「深夜プラス1」とは、すでに30年以上前の英国小説で、冒険小説と言われる分野では有名だった名作。
ギャビン・ライアルという作家の作品で、ヨーロッパの小国を舞台にしたサスペンスフルな話。
ルイス・ケインと言う名の凄腕ドライバーが、一人の男をある国まで送り届けるように頼まれる。
その男が目的地に到着するのを面白く思っていない輩が、ありとあらゆる手を使って狙撃など妨害工作をしてくる。
しかしケインにも助っ人がいて、ヨーロッパで三本指に入るほどのガンマンだった。
敵方のスナイパー2名は、ケインの助っ人をも脅かすナンバー1・2の強者。
一行は無事目的地にたどり着くことが出来るのだろうか…?
と言うような小説。
昔は結構、名のとおった本だったのだが、やはり今の方々は知らなかったようだ。
「カリラ」のストレートを飲みながら、最近の本はほとんど読まないと言うと、思った通りの反応が返ってきた。
「え、じゃあどうしてこのお店に入ってきたんですか?」
そりゃそうだ。
本のマニアが集まる場所に本を読まない奴が入ってくるとはだれも思わないだろう。
そこでこのお店にたどり着いた経緯を説明することに。
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ちょっと私用である書類が必要になり、台東区役所まで取りに来た。
窓口が19時まで空いている日だったので、無事書類はゲット。
後は帰るだけだが、ここは上野。
なかなか来れない街なので、酒の虫が騒ぎ出す。
台東区役所から出てきたところでちょいと一人ゲームをすることに。
Google Map で検索し、最も近いお店に行く、と言うルール。
ぼったくりバーでもない限り、必ずその店に行かなくてはならないという厳しいもの。
「Bar」で検索したところ、出た!
Bar Booksherff、と言う名前のお店だ。
歩いて一分でついたお店は古いビルの3階にある、めちゃくちゃ入りづらい外観のお店。
さすがに迷う、「どうしよう…」
迷いながら3階への階段を見上げると、何やら箱が並んでいる。
…なにかめちゃくちゃ引力を感じる。
すんごい箱が普通に並んでいる!
特にジャックは「アプルトン」が死ぬほど好き!
ここにアプルトンを並べているぼったくりバーなどあり得ない!
こりゃ入るっきゃない、と決心して入ったのが冒頭のシーンでした。
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皆がシーンとなっていた。
「え、どうしたの?」と聞くと、
「いつもそんな風にお店を決めているんですか!?」と言われた。
いつもじゃないよと説明すると、みんなが大爆笑。
そんなことする人初めて見た、とか言っている。
まあ、確かにびっくりしますよねー。
改めまして、乾杯。
さて、実はこのお店のお客さん、すごい人ばかりだったのだ。
1人目が先ほどの美女、読書家の写真を紹介するサイトの運営をしている。
2人目が、なんと映画のプロデューサー。若いがガチですごい人らしい。
3人目が、なんとなんと作家さん。
ジャックは知らなかったがラジオのパーソナリティなどもやっているらしい。
4人目が、…歌手。
皆とのお近づきのしるしにと一曲披露してくれた。
なんでもこのBAR、5月にオープンしたばかりでそのお祝いソングだという事でした。
さて結局ジャックはこの後、二杯でおとなしく帰ることにした訳ですが、このBARのワンダーワールドぶりにはあきれ返ったねー。
幅広くクリエイターな集団の中に、混ざってしまった一般人ジャック。
すごくすごく貴重な体験をさせていただきました。
でもえらいいい店、見つけてしまったぞ。
今度はわざわざ飲み目的で上野に来よう!
あー、面白かった!
■ Bar Booksherff
住所 :東京都台東区東上野4-3-11 オリエント上野ビル 3F
TEL :
営業時間:18:00〜25:00(最終入店24:30)
定休日 :不定休
https://twitter.com/barbookshelff
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2019年07月28日
あたたかなメンチカツ 新鮮なキャベツとともに
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皆さんはメンチカツと言うとどのようなイメージが頭に浮かぶでしょうか。
商店街のお肉屋さんで売っていて、紙袋ごと持ち、ふうふう言いながら食べ歩く。
もしくは、評判の定食屋さんで注文し、割りばしで割ると惜しげもなく肉汁が流れ出してくる。
んー、どちらもたまらんです。
以前(と言ってもかなり前)、子供が大好きなおかずと言ったらカレーかコロッケでした。
しかし、食レポ番組が様々なものを紹介したおかげで、急速に市民権を得てきたもののひとつにメンチカツがあります。
そのメンチカツのイメージはまさに「ふうふう」と「肉汁」です。
しかし皆さん、忘れちゃいませんか。
定食で、メンチカツの横に鎮座していて、アブラギッシュな暑苦しさを和らげてくれるスペシャルな相棒、キャベツを!
本日紹介するのは以前「ぶり刺し定食」の回で、奇跡の定食屋さんと紹介させていただいたお店の「メンチかつ定食」です。
メンチカツ定食の場合、主役はまさしくメンチカツ。
しかし主役を生かすも殺すも相棒次第。
今回はこの定食のわき役「キャベツ」にも注目していただき、味を想像してみて下さいね!
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まずは、過去記事でも書きましたけど、この「奇跡の定食屋さん」すごい点がいくつかあります。
・とにかく野菜が超新鮮! お店の近くに大きな畑を持っており、そこで自家栽培してる。
・とにかく揚げ物の衣が超美味しい! パン粉は自家製らしい。
・とにかくお味噌汁がズズッ…、思わず飲むほど超美味しいズズッ…。
それを本日、いよいよお伝え出来ます!!
まずはメンチカツにとっての次元大介、「キャベツ」から。
ちょっとキャベツ寄りで写してみました。
ご覧いただけるとお分かりの様に、まずお野菜表面のテリが違います。
切断面を見てもシャクッと包丁が入ったのがわかるくらい真っ白で、新鮮さの証拠と言えるでしょう。
ジャックは実を言うと、世の中にあふれている「お客に出しちゃダメだろ」レベルのキャベツの多さに閉口しております。
たとえば「ほっともっ〇」で売っているサラダとか、「〇き家」で出してくるサラダなど。
「お肉だけじゃあだめですよ、体のためにバランスよくお野菜摂んなさい」と言わんばかりに用意されているサラダのはずなのに、口に入れた瞬間吐き出しそうになります。
そこへもってきてこの、奇跡の定食屋さん。
ここのキャベツは大丈夫どころか、「ウマい!」の一言です。
さらに、キャベツ本体のみならず、さらにその相棒が用意されています。
それがこの「自家製オーロラソース」です。
次元大介にとってのコンバットマグナム的な破壊力で、我々の味覚を攻撃してくれます。
ジャックはもともとマヨラーではないので、普通のオーロラソースの場合はあまりかけません。
しかしこのお店の場合、いつもに比べ倍量ほどかけてしまいます。
それどころか、暖簾をくぐ前からオーロラソースがちらちら目に浮かび、楽しみのあまり半笑いで店に入ってくるレベルなのですよ。
味はもちろんですが、素晴らしいのはそのソースの液体感。
ブチュっと出てくるマヨネーズのような個体感はなく、もう少し液体寄りなのです。
例えて言うならとんかつソースのマヨ版、のような感じ。
キャベツにかけた状態はこんな感じです。
どうでしょう?
コンバットマグナム構えた次元大介が浮かびましたでしょうか。
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さて、次に特筆すべきは主役メンチカツをくるんでいる「衣」ですね。
ルパンの青ジャケ…、いやルパン表現はしつこいのでやめましょう。
この衣、ご覧いただくとパン粉のひとつひとつが少し大きめなのがお分かりかと思います。
この大き目なパン粉の食感が実に素晴らしいのです。
メンチカツを噛んだ瞬間に、それぞれのパン粉がサクサクサクッと砕かれて、口の中に優しい香ばしさが広がります。
さらにパン粉だけではなく衣自体も厚くつくられており、たっぷり溶き卵の甘さが感じられ、それがメンチの旨味を十分に引き出しているのです。
(※お料理のレシピ自体はお店の企業秘密なので教えていただけません。あくまでお店の方との雑談とジャックの感想をもとにした想像です)
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いよいよ残るは、ジャックの最も好きなお味噌汁ですね。
お味噌汁を語る上で外すことが出来ないのは、お味噌のおいしさでしょう。
長野方面から取り寄せたと聞いたことがありますが、このまろやかな甘みはどこから来るのか不思議な後味です。
加えて具として入っている大根。
これはおそらくお店で自家栽培しているものでしょうが、その甘味たるや半端なものではありません。
陽光をたっぷり吸いこんで育った、栄養たっぷりの大根です。
(このお店のお味噌汁にはほぼ100%、大根が具として入っています。美味しさがわかっているのでジャック的にはうれしいです。)
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と、以上のような奇跡の「メンチかつ定食」ですが、お店の名前は「まるぶん」です。
国道一号線を戸塚から藤沢(遊行寺坂)方面に向かってゆくと、左側にある昔ながらの「食堂」です。
お店の前の駐車場がとにかく広いので、トラッカーの方とかタクシー運ちゃんなんかがよく利用されています。
定食でも600円くらいから900円くらいまでのものがほとんどなので、お財布にはとにかく優しいです。
味については言うこと無し。
車雑誌、カートップなどにも紹介記事が載っていたようですよ!
https://www.webcartop.jp/2015/12/26678
とにかくメニューが多くて、それぞれ一筋縄ではいかない特徴があるので、機会があったらまた取り上げてみたいと思います。
ズズッ…、ごちそうさまでした。
■ まるぶん
住所 :神奈川県横浜市影取町102
TEL :045-851-6501
営業時間:昼11:00〜15:00/夜18:30分〜21:00
定休日 :日曜および祝日
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