2019年08月16日
石川町散歩 霧笛楼からステージコーチまで
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世間はお盆休み真っ盛り!
働き者のジャックは、今日も横浜あたりを彷徨っております。
せっかく横浜にいるのだから、元町の様子でも見に行こうと京浜東北線に乗ってみました。
普段は人でごった返している元町が、お盆休みになるとどんな様子になるのか、興味もありましたので。
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ジャックは元町という街が、昔から好きでした。
学生時代から用もないのに足を運んで、意味なくぶらぶら歩きまわっておりました。
まだ赤ワインもモルトも知らなかった時代、飲んだお酒といったら、フォアローゼズ水割りとかでしたかね?
当時バーボンブーム真っ盛りだったので。
まだ「あぶない刑事」などやっていなかった頃なので、エンドロールに使われた赤レンガ倉庫なんかも、その後ほど有名ではなかった時代。
若者が横浜で背伸びして行くとしたら「元町」あたりが、1番だった訳ですね。
ジュエリーやブティックが立ち並ぶ「元町通り」の煌びやかさ。
カフェやイタメシ屋が立ち並ぶ「元町仲通り」の楽しい狭苦しさ。
並行して走る二本の舗道にたまらなくウキウキさせられたものです。
その頃を思い出しながら石川町駅の元町口改札を通り抜けました。
駅周辺を歩いてみると、まず目に飛び込んで来たのが有名な鰻屋さん「八十八」でした。
この「八十八」は創業、なんと明治43年です。
地焼きのひつまぶしや重ね鰻のうな重などが有名ですが、通常のうな丼でも100年受け継がれた秘伝のタレが使われており、美味しさ格別。
日本屈指の板前が、全ての工程をきちんと手作業で仕上げてくれるので、バランスのとれた美味しい蒲焼きが提供できる訳ですね。
うな丼に使われるご飯も岩手県の生産農家から、金賞受賞のひとめぼれを入手し、蒲焼きとの絶妙なコラボを実現しています。
今度は時間がある時に鰻目的で来るのも良いなぁ。
元町仲通りを横浜港方面に進んで行くと、次に見えてくるのが、カジュアルバー「ステージコーチ」です。
2000年から営業されているこのお店も、如何にも元町に似つかわしいバーと言えるでしょう。
店内はU字型のカウンターのみで、会計はキャッシュオンデリバリー(一杯毎にお金を払うスタイルですね)。
ウデにお絵描きしている半袖の若者が飲んでたりするので、「怖っ」と思っちゃうかもしれないですけど、お店のスタイルは「全てのお客様に気遣いを」と言った方向性なので、安心して入って下さいね。
何よりも始発電車まで営業してくれているのが嬉しいです。
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元町仲通りをさらに進むと、「WINE HALL(AMERICAN HOUSE)」が見えてきます。
可愛い建物の最上階に赤のネオンで「AMERICAN HOUSE」と書かれているので、かなり遠くからでも目立ちます。
ワインとグリルの専門店を謳っているだけあって、「特製グリドルで調理しているパフォーマンスを囲むようにカウンターを設置」されており、徐々に焼き上がって行くグリルを眺めながら飲むお酒はまた格別です。
食材も、四季折々の旬な素材と厳選された肉類にこだわっているので、完成したグリルの味は美味しくない訳ありません。
焦らずじっくり、焼き上がりをお待ち下さい。
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AMERICAN HOUSEの少し先、元町仲通りの反対側に位置するのが「CHICHOS(チーチョス)」です。
小さな石畳の庭を有する平屋建てのお洒落なお家、と言うような佇まいですが、いつも混んでいるので有名なシーフードのダイニングバーです。
このお店はなんと犬の同伴オーケーだとか!
ランチタイムはペット連れの元町マダム達でも賑わうそうですよ。
(ペットの同伴については終了したりしている可能性もあるので、お店にご確認くださいね。)
お酒が飲めない方でも、シーフードが美味しいためファンなられる方も多いとか。
お勧めの生牡蠣は1ピースから注文可能で、一年中用意されています。
ピザやパスタなどは当然メニューにあるので、お料理目的の方々でも充分満足いただける訳ですね!
スモーク風な味付けがされたタバスコが、より一層の食欲を誘いますよ。
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元町仲通りも終盤に近づき、余りにも有名な「霧笛楼」が近づいてまいりました。
1981年開店と有名店の中では割と新しいレストランですが、付近に食の宝庫である中華街があることから、当初は大変な苦労をされたそうです。
「和魂洋才」のコンセプトのもと、素材を扱う上でこだわったのは「新鮮である」ということでした。
横浜野菜を育てる生産者との密接な関係を築き上げ、収穫してから調理をするまでの時間を極力短縮すると共に、収穫年の野菜の状態を細かく情報収集し、最高の味を出すメニューを考え出す努力を怠りませんでした。
横浜フレンチのスタイルを確立し、「霧笛楼」は現在では横浜を代表するレストランとしての存在感を持つに至りました。
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この辺りで「元町仲通り」から「元町通り」に出てまいります。
風景はがらりと煌びやかになります。
飲食店中心の「元町仲通り」に対し、服飾店のお店が多く、夜になるとシャッターが降りている店舗ばかりです。
昼の「元町通り」、夜の「元町仲通り」という感じですかね?
交差点から関内方面に視線を移すと、中華街の朱雀門が見えます。
改めて中華街のすぐ横なんだなぁと気がつきました。
石川町駅に戻ったあたりに、スーパー「元町ユニオン」やパンの「ポンパドール」があったりして、この辺りで生活されている方々の様子が垣間見えます。
羨ましいですよね!この辺の子になりたいです。
「ステージコーチ」の辺りに戻ってまいりました。今日の散歩は終了です。
少し昔を思い出す、良い散歩だったと思います。
初めて元町に来て右も左も分からずに、ただ海まで歩き、とんぼ返りした事もありました。
絶対成功させたい合コンの為、店選びに奔走した事もありました。
意中の人を特別な食事に誘いたく、霧笛楼でディナーした事もありました。
どれもこれも今となっては、若い頃の自分が頑張ってた思い出なんですよね。
次は散歩ではなく、どこかの店をしっかり堪能しに来よっと。
お疲れ様でした。
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ムームードメイン
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