2017年01月08日
居酒屋の苦労の一端を垣間見ました
1月5日に上海に戻り、空港から店に直行。
不在にしていた10日間の状況(出来事)を報告してもらうためです。
「ふ〜ん、そんな事があったのか・・」
事件とは言え、大部分は居酒屋での普通の出来事です。
ところが、見過ごせない出来事が一つ
日本人的感覚では有り得ない出来事です。
何と
白酒を持ちこんだ中国人客がいたというのです。
当店では赤ワインを「紅酒」、白ワインを「白酒」と呼んでします。
ですから
「白ワインの持ちこみかあ、で持ちこみのチャージは頂いたの?」
「どんな白ワインを持ちこんだの?」
ちなみに当店では「食べ物や飲み物の持ち込みは禁止」とさせて頂いております。
ですが、中には「それなりのワイン」を持参したいというお客様もいらっしゃいます。
・ 何かの記念で購入されたワイン
・ 当店には無い高級ワイン
などです。
お客様にとっては特別なワインです。
その特別なワインをご家庭で普通に飲むのは少し残念というお気持ちは良くわかります。
ですから、そのような場合は、事前にご相談頂く事を前提にご要望にお応えしております。
(但し、チャージとして 100元/本を頂戴します。)
ところが、その白酒はワインでは無いというのです。
「それが、白酒は白酒でも本物の白酒だったんです!」
「え、まさか、あの白酒?」
「そう、あの白酒です!」
あの白酒がコレ
画像クリックで拡大
アルコール度数が52度の本格的白酒!
あの超強烈な臭いが店内をプンプン漂い、他のお客様から大ヒンシュクだったとか・・・
「ヒンシュクとか言う前に何でそんな酒を開けさせたの?」
「有り得ないでしょ!」
私の知り合いの予約で受けたのだが、その方と一緒に来られた中国人の友人が持ちこんだらしいのです。
気付いた時は「時すでに遅し」だったとか
その場に居合わせたお客様が当ブログをご覧になっていましたら、深くお詫び申し上げます。
今後は私の知り合い、習近平、安倍晋三であろうとも白酒は一切禁止!
事前にご連絡を頂いていない持ち込みも厳禁とするよう徹底致します。
何れにせよ当ブログをご覧になっている日本のお客様が 「本チャンの白酒」 を持ち込まれるとは思えませんが・・・
それにしてもイタリアンで白酒とは、一体どのような味覚なのでしょうか?
中国人のお客様には不思議な味覚の方が時々いらっしゃいます。
・ マルゲリータ(ピザ)を召し上がる際に トマトケチャップ
・ クリームソースのパスタに酢(ワインビネガー)
・ ミートソースパスタにチリオイルをドボドボ(ほとんど担々麺状態?)
「なるほど、これはイケるかも」
と私が感心するようなアレンジをするお客様はいらっしゃいません。
さて、本チャンの白酒ですが、当店でも今週からメニューに加えます。
但し、白酒とは言ってもイタリア産の白酒(グラッパ)です。
葡萄酒の搾りかすから作った蒸留酒で由緒正しいイタリアのお酒です!
グラッパ
画像クリックで拡大
アルコール度数は40度です。
ちなみにイタリアでは食後のデザートと一緒に召しあがる方が多いです。
ほのかな葡萄の香りと強いアルコールがティラミスやチョコレートケーキ等のスイーツに良く合います。
イメージとしては、ブランデーとチョコレートの組み合わせに似ているかもしれません。
ブランデーもグラッパも共に葡萄から作られる蒸留酒ですから。
スイーツを御召し上がりになる際には是非ともお試し下さい。
但し、アルコール度数が40度のスピリッツである事をお忘れなく!
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