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2016年02月03日
2月のおススメは「お客様のツボ」を狙いました!
前回のブログで「適正価格」に関して、私なりの考え方を述べさせて頂きました。
そこで、今回は「適正価格」よりも「コストパフォーマンス」を狙った当店の「2月のおススメ」を紹介させて頂きます。
お客様が「コストパフォーマンスが良い」と思われるのは「満足度の高い」商品であり、決して原価率の高い商品では有りません。
即ち店側の努力が結果的に認められるのは「高い材料を使って安く販売する商品」では無いという事です。
店側の努力とは関係無く「お客様のツボにはまった商品」が「満足度の高い商品」という事です。
そこで、「今月のオススメ」は「ツボ」を狙ってみました。
とは言え、特に難しい事や大袈裟な事をしたわけでは有りません。
素人に「難しくて大袈裟な事」は不可能ですから・・・(笑)
普通に
・ 定価でも人気の商品を「おススメ」として提供
・ 「おススメ」にすると人気が急上昇するカレーを増やした
その結果は下記の通りです。
■ 定価で人気のメニューから
一位 サバ塩焼き定食
二位 鶏から揚げ定食
番外 焼きうどん定食
「サバ」と「鶏から」は日本のお客様、中国のお客様共に人気のメニューです。
それが 一位(断トツ)、二位の原因だと思います。
番外の「焼きうどん」は日本のお客様には人気薄ですが、中国のお客様には大人気です。
ちなみに中国のお客様には「鰹節」が苦手な方が少なく有りません。
独特の香りが苦手なのか、味が口に合わないのかは不明です。
なので、当店の焼きうどんには「中国バージョン」と「日本バージョン」が有ります。
「中国バージョン」は、ザル蕎麦のように刻んだ海苔を乗せています。
「日本バージョン」は、もちろん鰹節です。
不動の一番人気
■ 「おススメ」にすると人気が急上昇するメニュー
一位 ビーフカレー
二位 カツカレー
三位 鶏から揚げカレー
当店(喫茶店風の方)は本来はカレー屋です。
定価での一番人気が「サバ塩焼き定食」で、カレーは3割引きにすると人気急上昇というのは悲しい現実ですが、お客様をお迎えする立場として分からないでもありません。
78元は日本円に換算すると¥1,500円です。
日本人的感覚ですと、超高級カレー、有名ホテルの喫茶店レベルです。
元々の価格設定が間違っているように思いますが、どうやら銀座本店の価格に合わせているようです。
それと、中国人客の消費感覚を考慮しているようです。
多少なりとも「銀座の支店」というイメージを保つには「安価」なイメージは禁物です。
敢えて78元を定価に設定したのはその辺の理由も有るようです。
たしかに中国人客には70元以上も払って、「おススメ」になっていない「ジャガイモカレー」「ベジタブルカレー」をオーダーする方も少なく有りません。
果たしてこの人達は高い(70元以上)からオーダーしたのか、本当に「ジャガイモ」を食べたくてオーダーしたのかは不明です。
でも、私だったらビーフやカツより20元も高いジャガイモをオーダーする事は有り得ません。
私の感覚が「貧乏人的」なのかもしれませんが、中国人のお客様には理解に苦しむ経済感覚をお持ちの方が多いように思います。
話が逸れてしまいましたが、
当店の「おススメ」は「お客様の満足度」「お客様のツボ」を狙っております。
結果的に店側の理論である「適正価格」となっております。
多少なりとも「お得感」を感じて頂ければ幸いです。
さて、旧正月(春節)期間中ですが、休まずに営業致します。
午前 11:00 〜 22:00
夜は単品メニューを増やし、「居酒屋」としての営業を予定しております。
併せてボトル半額なども企画致しております。
もちろんお食事だけのお客様も大歓迎です。
旧正月期間中に
・ お食事ジプシー
・ 居酒屋ジプシー
になりそうな際は、是非とも当店に避難下さい。
地下鉄10号線「水城路」1番出口から直結、「星空広場」の地下一階(B104/105)です。
皆様のご来店をお待ち致しております。
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2016年01月31日
適正価格とコストパフォーマンス
一昨日「サンマ塩焼き定食」をお召し上がりになったお客様から
「この価格で大丈夫なんですか?」
とご心配頂きました。
「そこそこ美味しいのに・・ 安すぎませんか?」
少し失礼な物言いかもしれませんが、お言葉には幾つかの意味が有るように思いました。
・ 安くて美味しいのはナイス!
・ サンマは赤字覚悟の客寄せパンダ?
・ 何か訳が有って安い?
当店の「サンマ塩焼き定食」
これが27元は「安い」ですか?
取り敢えず「満足度が高い」という良い評価として受け取らせて頂きました。
・ 客寄せパンダ的な要素は有るものの、赤字では有りません。
・ 特に「訳あり」では有りません。
つまり、普通の「本日のお得メニュー」です。
強いて言うなら「サンマ」が訳ありです。
日本の会社っぽい名前の青島の業者から冷凍を仕入れていますが、
日本近海で密漁したのか、ノルウェーとかチリ辺りで乱獲したものなのか?
正直に言いますと箱のどこにも産地は書いて有りません。
つまり「産地不明」です。
残念ながら北海道や三陸沖などで獲れた日本産では無い事だけは確かです。
それが唯一の「訳あり」とでも申しておきます。
さて、本題の「適正価格」と「コストパフォーマンス」ですが、
私が思うに (飲食店2カ月目に突入したばかりの素人の考え方)
・ 「適正価格」とは売り手(店側)の自己評価
・ 「コストパフォーマンス」とはお客様の満足度
ではないでしょうか?
仕入れが○○円だから経費や利益を乗せて□□円で販売しよう。
計算上の利益率は△△%に抑えてるし、価格としては妥当(適正)だな。
と店が勝手に判断するのが「適正価格」。
ところが、お客様は「原価」をイメージして満足感を得るわけでは無いので、
「適正価格」 = 「コストパフォーマンスが良い」
とはなりませんよね?!
「コストパフォーマンスの評価」はお客様の満足度に比例するので、原価率が高かろうが安かろうが、店の内装が豪華であろうが貧相であろうが、値段が高かろうが安かろうが、そんな事は関係有りません。
場所、内装、サービス、味、価格などのバランスが絶妙で、十分な価値を持っていると判断されれば
「コストパが良い!」
と評価される訳です。
そしてコスパの良い店にはお客様が集まります。
辺鄙な場所でもは行列店は有りますし、人の多いレストラン街でも閑古鳥店は有ります。
もちろんコスパだけでお客様が集まるとは限りません。
ですが、コストパフォーマンスはオンリーワンやブランディング力の有る商品を提供しない限りは、「十分条件」では無くても「必要条件」の一つだと思います。
当店を振り返ってみると
・ 有名店のフランチャイズのようなブランドは無し
(銀座クローバーというブランドは有るが・・・)
・ 隣の店(西安式ファーストフード)のように芸能人が開いた店では無い
・ 人通りの少ない飲食店ビルの地下、しかも一番端っこ
何かあるはずなのですが、
「これだ!」
「これだけは絶対に負けない!」
と言える「魅力」を私自身が見つけられておりません。
いや、作り出せておりません。
「先ずは出来る事をやろう」
というわけで 「適正価格商品」
・ 今月のオススメ
・ 本日のおススメ
を提供させて頂いております。
前述の通り、「適正価格」=「高コストパフォーマンス」 ではありません。
あくまで、店側の論理に基づいた「魅力ある商品」にすぎません。
とは言え、リピートされるお客様も増え、
週に1回以上ご来店されるお客様も多くなって参りました。
私が店の片棒を担いで一ヵ月半、
お陰様でお客様の数は倍に増え、売り上げは倍以上になりました。
とは言っても、「超赤地店」を脱却し「赤字店」にランクアップした程度です。
(星空広場は家賃だけは一流ですので)
嬉しい事に
「ブログ見たよ!」
とお声を掛けて下さるお客様も増えてまいりました。
「赤字店」にランクアップできたのは、そう言ったお客様のお力添えのお蔭でもあります。
さて、今日で1月も終わりです。
来月は「旧正月」という民族大移動もございますので、来客数が減少する事が予測されます。
次なる一手、
次なる奇策
として2月は何をするべきか?
先ずは 「今月のオススメ」 の入れ替え、
人気メニューのベスト10から 「オススメ」 を構成するつもりでおります。
それと
旧正月期間の営業
を検討中です。
2〜3日中に当ブログ、及び店内にて最終決定をご連絡させて頂きます。
皆様のご来店をお待ち致しております。
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