お歳暮の由来、贈ってはいけないもの: 日本独自の風習、食文化、由来の紹介

2017年10月22日

お歳暮の由来、贈ってはいけないもの

お歳暮の由来

12月初旬から20日頃まで、世話になった人などに年末送る贈り物をお歳暮と言います。

お歳暮は、正月に先祖の霊を迎える、御魂祭り（みたままつり）のお供え物（塩鮭や塩ぶり、数の子、するめそしてもちなど食料品など）を、年内に分家から本家へ、嫁ぎ先から実家へ、そして使用人から雇い主などへ持ち寄る風習が、お世話になった人へ送る習慣へと変化していったものです。(抜粋）

今では、日ごろお世話になっている人への年末の挨拶となり、贈答儀礼になっています。12月初旬から12月20日までに、相手に届く様に手配しましょう。

夏にお中元を贈った相手には、お歳暮も贈るのが一般的と言われています。

お中元、お歳暮のどちらか一方を贈るのであれば、年の締めくくりの意味で、お歳暮を贈るのがよいとされています。

贈ってはいけないものはあるのか

相手の家族構成や嗜好が分かっていれば問題有りませんが、分からない時には、数や量そして変わった食材は避けた方がよいでしょう。

良くないことを連想する品、例えば櫛（苦や死を連想）や刃物（相手との縁を切る）等は避けたほうが良いでしょう。

送る時期が過ぎたら年内にお歳暮を、送ることができなかった場合

12月31日までにお贈りする場合は「お歳暮」
元旦から1月7日までに届く場合は「御年賀」、
1月8日から2月4日（立春）「寒中御見舞」あるいは「寒中御伺い

喪中の時はどうしたらいいのか

お歳暮は「おめでた」では有りませんし、日頃の感謝を表す「お礼」ですので、例え相手が喪中であっても送る分には問題は無い

松の内（1月1日～1月7日）を避けて、1月8日以降に届くようにし、「寒中御見舞」と書きましょう。

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