池袋。「大戸屋 南池袋店」。
「燦々三かみ(さんさんみかみ)」がこれになった。元々大戸屋の系列なので一周回ってのテコ入れのようなもの。2月の開店。
大戸屋らしいメニューが並ぶ。もちろん当然なのだが。少し考える。
「豚と野菜の豆鼓(とうち)味噌炒め定食」。840円。
これにする。
「豆鼓(とうち)」とは「大豆または黒豆(黒大豆、こくだいず)に塩を加えて、発酵させて、水分を減らした食品」。wikiによる。
ご飯は五穀ご飯にする。量は普通。
豚と野菜の豆鼓(とうち)味噌炒め。回鍋肉だね。日本式の。
うん。キャベツの入った回鍋肉は日本式なので、実はあの豚肉とキャベツの味噌炒めは回鍋肉ではないという言い分もある。そういう主張なのかどうか知らないがメニュー名であえて回鍋肉と言っていない店もたまにある。
で、キャベツの入っていない中国式の回鍋肉はおよそ池袋では見た事がない。中国人の中華料理屋でも。
米から作ったピラフを見かけないのと同じぐらい見た事がない。ちなみにピラフは米から作り、炒飯は炊いたご飯から作る。外食で出てくるのはピラフ的な味付けの炒飯。
そして、大戸屋の回鍋肉ではない「豚と野菜の豆鼓(とうち)味噌炒め」。まぁ、うまい。大戸屋のクオリティ。回鍋肉というメニューではないが、平均以上の日本式回鍋肉。
日本式回鍋肉は日本発祥の中華料理なので日本人の店の方が日本人の好みに合う。日本発祥の中華料理だと同じ理屈で天津飯もそう。だから「餃子の王将」はうまいというのは、だからの後、飛躍があるが間違いではないと思う。
大戸屋のクオリティはけっこう高い。個人的には3.31。女性も行ける定食屋。
価格:4,280円 |
価格:5,480円 |
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