2017年10月15日
池袋 餃子の王将 池袋東口店 極王天津飯680円 王将ラーメンセット970円
餃子の王将。池袋東口店。
「餃子の王将」と「大阪王将」は別物だ。
メディアでよく取り上げられるのは「餃子の王将」。
「餃子の王将」は各店によってメニューが多少違う。同じなのは餃子だけ。
なので厳密に言うと「餃子の王将」についてAさんとBさんが話をした場合、Aさんは自分が行った店の料理について語りBさんは自分が行った店の料理について語っている事になる。
以下、「餃子の王将 池袋東口店」について「王将」と表記する。
王将には実は時々行く。
持ち帰りで一品料理と餃子を買って帰ると満足感の高い夕食になる。
天津炒飯。626円。
画像ではありがたみがよくわからないが、もちろん炒飯にカニ玉が乗ったもの。
王将のカニ玉・天津飯は塩の一択だと個人的に結論が出ている。他はトラップとも思える。
これももちろん塩。
非常においしい。ちょっとレベルを超えたおいしさ。
王将の存在価値を高めているメニューの一つ。
焼きそば(醤油)。486円。
焼きそば(ソース)。518円。
焼きそばは醤油の方が税別450円。ソースが税別480円。
食材は同じで味付けだけが違う。
個人的には醤油の方が好み。
どちらも普通以上においしい。
ちなみに焼きそばは王将のメニューの中で麺類のグループ。一品料理と比べ割安。ありがたみは一品料理の中で上に位置すると思う。
餃子と一緒に食べる満足感は非常に高い。
肉と玉子のいりつけ。561円。
これも非常においしい。
王将の存在価値を高めている一つ。
メニュー名はキクラゲではなく肉。キクラゲも入っているが、メニュー名通り、他店のキクラゲと玉子を炒めたものより豚肉がめだち、非常にいいバランスになっている。
野菜炒め。507円。
もやし炒め。507円。
野菜炒めともやし炒めは同じ値段。一品料理の中で割安。
メニュー名がチープなので、わりと後回しになっていた二品だが、これもしっかりおいしい。味付けがいい。
野菜炒めは他店より上の野菜炒め。
もやし炒めは野菜炒めと比べて確かにもやしが多い。チープ感はさらに高まっている。しかし、ザクザク食べられて、これはこれでいい。
カニ玉。塩。518円。
ずっしりと玉子が重い。
思い切り玉子を食べたい時にいい。非常に満足する。
肉とキャベツの味噌炒め。518円。
つい、ホイコーローと言ってしまうが、ホイコーローでも通じる。公式にも「回鍋肉(ホイコーロー)とも呼ばれます」と商品説明にある。
カニ玉に比べると軽く感じるが安定のおいしさ。
なお、持ち帰りの対応になっていないメニューがある。ラーメン類や極王天津飯。
普段、外食だと、せっかく外にいるのだから目新しい店に行ってみようかと、なかなか王将に行く気は起こらない。旅行先で王将に行く気にならないのと同じだ。おいしいのはわかっているが、せっかくなのでご当地のものを食べてみようかという気分と同じ。
だが、持ち帰りをオーダーしている際にセットもののメニューは魅力的に見える。
王将の定食には基本、餃子がつく。
定食に自分で餃子をつけるのと、最初から定食に餃子がついているのでは、なぜか後者の方が魅力的に見える。
それと、どうしても心を動かす一つのメニューがある。極王天津飯。
極王天津飯。680円。
もちろん塩。
普通の天津飯と税別で150円の差。
エビなどの食材が多く入っている。
うまい。さすがにうまいわ、これ。非常においしい。
天津飯にエビが助っ人で入ったものだからな。150円プラスアルファの価値がある。
よその店で天津飯をオーダーしてこれが出てきたら感動すると思う。天才かと。
天津飯が一番おいしいのはもう王将で決まりと言っていいんじゃないかと思う。ただし、塩に限るが。
ちなみに餃子なしの単品だと680円って、他の店と比べて安いな。あらためて考えると。
王将だと習慣的に餃子を一緒にオーダーするのでわかりにくいが、クオリティは高く、確かに安い。
王将ラーメンセット。970円。王将ラーメンと半炒飯と餃子一人前のセット。
王将ラーメン。
半炒飯。
餃子。
王将ラーメンは初めて食べた。
なぜ今まで食べてこなかったのだろうかと悔やまれる。
これは日常的に食べてくるべきラーメンだった。
うまい。
ホープ軒や天下一品のこってりのようなあれ系。
麺はスタンダードな中華麺だが、どこにもマイナス要素はない。もやしもバランスがいい。チャーシューもしっかりおいしいのが2枚入っている。
単体だと540円。安い。
王将には醤油ラーメン、味噌ラーメン、新日本ラーメン、牛骨ラーメンなどいろいろなラーメンがあるが、少なくとも王将ラーメンは食べた方がいい。
いや、まだ食べた事のない新日本ラーメンや牛骨ラーメン、あるいは醤油や味噌についても実際に食べてみたらそう思うかもしれない。
王将のメニューは洗練されている。あなどれない。
ちなみに炒飯や餃子はみんな知っている通り、おいしい。
スタンダードで洗練されている。
あるいは、餃子こそがあえて言うと、実は今一かもしれない。
いや。高いクオリティなのだが、スペシャルではないという意味で。
「餃子の王将」というブランドに期待される「餃子」として十分ではあるが、スタンダードスタイルゆえに驚くような要素はない。
そのため、「有名な王将の餃子を一度食べてみよう」と思う人には、意外に普通と感じられるかもしれない。
もっと変わった餃子は今の世の中、正直、他にある。
王将はスタンダードスタイルを洗練させたところに価値がある。
冷静に考えて、王将のクオリティは高い。
食べログで今3.08だが、他店とのバランスでいうと、3.6というところだと思う。かなりクオリティが高い。
池袋で中華料理のおいしくて、はずさない店というと、身もふたもない事をいうと、ぶっちゃけ、王将をおすすめする。
変わった体験はないけどね。日本人には万人受けするクオリティになっている。
という事で、王将はいろいろうまい。餃子以外の方がむしろ奥が深いという話でした。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6848888
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック