池袋。「燦々三かみ(さんさんみかみ) 南池袋店」。
東口。「かこみ食卓 南池袋店」が4月10日に店名を変えてリニューアルした。「燦々三かみ(さんさんみかみ)」としては食べログにはまだ掲載されていない。大戸屋のグループ。
店頭にランチメニューが出ている。「焼きうどん定食」というのがおもしろいので入ってみる。
「焼きうどん定食 から揚げ付き」。920円。
本当に焼きうどんをおかずにした白いご飯の定食。それにから揚げが2個つく。
おかずなので、思ったほど大きくない。結論から言うとちょうどいいボリュームだった。
このから揚げがおいしかった。
から揚げって力を抜いている店が時々あるが、しっかり質を追求した方がいい。
安い冷凍食品の出来損ないみたいなのと、しっかりしたプロの作ったものとはまるで違う。
から揚げは飲食店でもかなりレベルが分かれる。この数年、しっかりしたから揚げがだんだん増えてきたので、から揚げの出来は店のレベルの指標にもなる。
焼きうどんはややオイリーだが、まぁ、普通においしい。
焼きうどんもけっこう伸びしろのある料理だ。
おいしいうどんって、たいていの人に自分なりのイメージがあるだろうと思う。おいしいうどんはおいしい。
しかし、そのおいしいうどんをイメージしたうえで、おいしい焼きうどんというのを考えると、あまり最高においしい焼きうどんに出会った事がないのではないかと思う。
焼きうどんもうどんなのでコシとかうどん自体の質感が本来あるはずだ。それに他の食材があり味付けがあり料理として完成する。思うに料理としての完成度がどこでも普通〜普通以下で、普通より上というのがあまりない。たまに居酒屋で普通にうまいというのが今のところ、自分が出会ったうまい焼きうどんの上限だ。それは実はコンビニで売っているものと満足度に差がない。
どこかで誰か、もっと凝った焼きうどんを作ってくれないかな。ラー油を入れたり、過剰に肉を増したり、味噌味にしたり、カレー味にしたり。
カレーうどんは好きな人が多いだろう。カレーうどんの亜種的な感じでカレー焼きうどんというのもできるのではないかと思う。自分ではやらないが。誰かが作ったら食べに行く。
さて。「燦々三かみ」のそんな「焼きうどん定食」。まず、焼きうどんを定食にしたところは評価したい。嬉しい。そしてから揚げがおいしく、定食としてのバランスやボリュームもいい。
大戸屋自体が何だか面倒な店っぽくなってからひさしい。この面倒な店というのは、体にやさしいとか栄養価とか、そういう(大事な事なのだろうが)メシを食べる時に説教きかされるような面倒くささの感覚だ。
かなり昔の大戸屋は本当にただの食堂だった。ああいうのが好きだったんだ。
「「燦々三かみ」は、「おなかいっぱい。元気いっぱい」をコンセプトに、味とボリュームにこだわる、明るい雰囲気のお店」だそうだ。それでいいと思う。
食べログにまだ掲載されていないわけだが、今日食べた「焼きうどん定食」は3.33というところ。から揚げは3.35。普通よりおいしい。普段のランチにいい。面倒くさくなる前の大戸屋のよさがある。
亀山B級グルメ亀山みそ焼きうどんお試し4食 メール便送料無料 特製味噌だれ付き 秘密のケンミンshow ランキング 通販 NP 価格:1,000円 |
価格:2,160円 |
タグ:定食 食堂