東京駅。「矢場とん 東京駅グランルーフ店」。
八重洲口。地下1階。グランルーフ内。
本来、もちろん名古屋の店。
「雑踏の屋台で、一人の客が何の気なしにつまみで食べていた串かつを、おもむろに”どて鍋”(もつの煮込み。名古屋では豆みそで煮込みます)のたれにドボンと浸して食べてみた。そして一言「こりゃ〜美味い!」。たまたまそこに居合わせた客も試しに食してみると、「なるほど、これはいける」と...。実はその人こそ「矢場とん」の初代店主、鈴木義夫でした。
その後、鈴木義夫はこれを何とか商品に出来ないものかと試行錯誤し、やっとの思いで秘伝のみそだれを完成。昭和22年(1947年)、南大津通四丁目電停前に「矢場のとんかつ」として創業致しました。みそかつのルーツは、矢場とん初代店主が生み出したイマジネーションの産物だったのです。」
「矢場とん」の公式サイトはなかなか読み応えがある。味噌カツのwikiには味噌カツの発祥として、これは一つの説という扱いになっているが、1947年開業というのは数字として他のどの説よりも古い。
生ビール<中>。700円。
味噌カツにはビールがほしい。
「みそかつ丼定食」。1,300円。
定食になるとかなり大盛りのキャベツがつく。青じそドレッシングをかけて食べる。
みそかつ丼。
テーブルまで運んできてくれたところでドバドバとみそをかけてくれる。これはいい。ちょっとしたタイミングで、早すぎるとご飯に染みすぎる。お茶漬けでお茶をかけるタイミングに通じる。
しっかりしたロースのとんかつ。ヒレは別メニューにある。
すりごまをかけて食べる。
うまい。まず、ロースのとんかつがちょうどいい。そしてみそが抜群。
やっぱりうまい。ひさしぶりに名古屋の本物の味噌カツを食べた。
味噌カツと一言で言っても店によってかなり違う。みそらーめんが店によってそれぞれ違うように。
これはいい味噌カツだ。抜群の甘辛感。実にいい。
たいへん満足する。
食べログで3.46か。自分も3.5。うまい。
うまい味噌カツはうまい。こういううまい味噌カツを広くたくさんの人に食べてほしいと思う。
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