池袋。広東酒家 らくらく (楽楽)。
東口。福義の角を入って少し。
食べログで、ラーメン・炒飯・ご飯の出来が今一という評判を見かける。何となく店の様子がわかる。
しかし、その中で「回鍋肉がおいしい」と言っている人が一人いた。また、「両隣の若者が回鍋肉を食べている」という記述も一つ。
この二つのヒントの先に一つの真実があるような気がして気になる。行ってみる。
一番安いメニューは「醤油らーめん+半炒飯」が税抜600円。安い。
他に、少し変わったメニューもあるが今日のところは回鍋肉一択。
回鍋肉定食。864円。
「週替わりランチ定食」の枠に税抜800円と、そうではない定食の枠に税抜900円と回鍋肉定食は2通り出ていてどちらの扱いになるのかと思ったら前者になった。
キャベツを使用するのは日本式の回鍋肉なわけだが、キャベツを使わない回鍋肉はどの店でも出て来た事がない。
一見、キャベツが多く見えるが、その下に十分な量の肉があった。
けっこうな量。
ご飯は確かに今一と言えば今一だが、このぐらいは全然ダメじゃない方。
回鍋肉は少しピリ辛で、普通より少し濃い方。
これはいい。
日本人好みというか、自分の好みにだいぶ合う。
これは確かにうまい。うまい回鍋肉だ。
さっき少し書いたが、キャベツを使用した回鍋肉は陳 建民が考案した日本式なわけで、つまり、どれだけ日本人を無視しているような中国人の中華料理屋でもキャベツを使用した回鍋肉がメニューにあるというのはその時点で、日本式に一応、歩み寄っているわけだ。しかし、その先、どれだけ日本式に合わせるかというのは個々の店による。元よりそれほど日本人向けでない店は、日本人好みのものをそれほどがんばって再現しようとはしない。必要がないからだ。
なので、中国人の中華料理屋だと時々、どこの流儀なのだろうという回鍋肉が出て来る事がある。あれは流儀ではなく、日本式の回鍋肉というテーマで作ってみた創作料理のようなものだったわけだ。
らくらくの回鍋肉うまい。
たぶん何でもおいしいという店ではないのだろうという気もするが、回鍋肉は普通よりおいしかった。
食べログで3.00。当たり外れはあるのだろうと思う。個人的に回鍋肉定食は3.3。回鍋肉単体だと3.4。十分満足した。
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