池袋。究極の塩だし そば助 池袋西口店。
西口。まんまるや生粋のある四つ角の近く。
「究極の塩だし」はそばを塩で食べるのではなく、醤油を使っていない塩ベースのつゆで食べるそば。
「TVや雑誌、メディアで話題の醤油を一切使わない“究極の塩だし”で食べる新しい蕎麦!」
「〇KB48の〇ッシーもおいしいと言った温つけそば!」
それを言うならAKB48ではなくHKT48の指原莉乃だ。なお、芸能人が収録中に言う「おいしい」を真に受ける必要はない。
稲荷町に本店があり、そちらはスタンドだが、ここはイス。居酒屋的なそば屋。
カツ丼+もりそばセット。1,150円。
カツ丼はダブル玉子。
ビジュアルはいい。
肉厚でカツはいい。
が、かなり濃い味。カツも玉子の部分も。
薄いよりいいが、これは濃すぎる。
卓上の調味料はさらに濃くする事はできても薄める事はできない。
ダブル玉子の部分でそこはマイルドになるが、上に乗ってるのは冷たい温玉だった。
温度差が、これがいいとは自分には思えなかった。
量は多い。
もりそば。十割そば。白っぽい。
塩だしも共にビジュアルはいい。
食べログで「すぐ切れる」とか書いている人がけっこういたが、それは十割そばなんで、しょうがなくね? と思う。
けっこうおいしい。
「究極の塩だし」、ほめ言葉で普通においしい。今まで世の中に普通にあってもよかったぐらい。
思えば、そばのつゆ、バリエーションがなさすぎだった。
今後、新種のそばのつゆも、もっと出てくる気がする。
なお、この店に「元祖ラーそば」というメニューがあるが、ラー油を入れたそばを発表したのが何年なのかは知らない。
要は、池袋には「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」の「壬生」が2010年からあるのでそれとの関係。
そば助は「元禄元年、時は乱世。度重なる戦により、民衆の生活は困窮し、誰もが疲弊していたそんな時代。
「蕎麦で天下統一を成し遂げ、平和と笑顔を取り戻したい。」 と、立ち上がった一人の男がいた。 先祖代々の小百姓の息子(ペンキ屋の息子)、後の伝説の蕎麦職人、そば助その人である。
そば助が作り上げた<塩だし蕎麦>は醤油を一滴も使わず、かつお風味と蕎麦の味を極限まで高めた究極の蕎麦として瞬く間に全国に評判は広がった。」
あぁ。じゃあ、いいのか。時は乱世の元禄元年。わかりにくい小ボケ。
そばはけっこうおいしかった。
カツ丼は次のフレーズをここでも繰り返さなければいけないのが残念。
カツ丼は身もふたもない事をいうと、かつやの方がおいしい。
食べログで3.27。自分も3.2。そばは普通においしい。
価格:5,400円 |
価格:3,150円 |
タグ:そば 丼 居酒屋