2017年06月18日
池袋 カレーは飲み物。(揚)池袋北口店 チキンカツカレー 790円
5月。「カレーは飲み物。」にカツカレー専門の支店ができた。
店名は「カレーは飲み物。(揚)池袋北口店」。「(揚)」は「あげ」と読む。
これはそのうち行かねばなるまい。
期待はある。しかし、少し不安もある。
カツカレーはうまい料理だ。
しかし、カレーとカツカレーは違う。その違いは玉子丼とカツ丼の違いだ。
カレーのノウハウがそのままカツカレーに通じるわけではない。
カツカレーには独自のノウハウが必要だ。
大丈夫か。「カレーは飲み物。(揚)」。
メニューは、ベースのカレーは「カレーは飲み物。」の黒一択。
カツがとんかつ、チキン、サーロイン牛かつなどでさらにそれぞれ1.5枚などと量も選べる。
トッピングが3種類選べるシステムは「カレーは飲み物。」と同じだが内容が少し違った。
@タルタルソース&わさび醤油
Aとんかつソース&タルタルソース
Bわさび醤油&とんかつソース
C味玉
Dポテサラ
Eパクチー
Fツナマヨ
G豆サラダ(バジル風味)
Hアチャール(インドの辛いピクルス)
Iきゃべつサラダ
ライスが小・中・大・山すべて同一料金というのは同じだがカツの分を考えてか50gずつ少なくなっている。
チキンカツカレー中を注文する。
トッピングは味玉以外いらなかったが「いらない」と言うのもそれはそれで悪いので、わさび醤油&とんかつソースとパクチーにする。
チキンカツカレー。ライス中盛。トッピングに味玉とわさび醤油&とんかつソースとパクチー付き。790円。
見た目はとてもカラフル。狙ったわけではないがトッピングがすべてビジュアルに貢献した。
食べてみる。
おいしい。……のだが。
スプーンが大きくて食べにくい。まぁ、それは直接、味とは関係ない。
カツはトッピングのソースで食べる事も想定されているのでカレーとは逆方向に置かれている。
カツをカツカレーとして食べようとするとカレーのエリアまで移動させる必要がある。その際に大きいスプーンの使い勝手が悪い。まぁ、それも味と関係ない。……のだが。
あっちを食べてこっちを食べてと進んでいくと、カレーもライスもカツもけっこうすぐに減る。
せっかくのトッピングだからとわさび醤油ととんかつソースを1回ずつ使ったらなおさらだ。
これ、バランス悪いな。
カツは1枚だと意外に大きくなかった。そして特にひねりがない。
ライスは「カレーは飲み物。」より50g少ない。
カツの分、カレーが目立たなくなっている。「カレーは飲み物。」のカレーのよさが発揮できていない。
おいしい。……のだが、物足りない。
バランスが悪く、カツカレーとしてそれぞれの食材が一体化していない。
「カレーは飲み物。」を始めた時ほど、カツカレーについて深く考えなかったとしか思えない。
カレーとカツカレーは違う。
カツカレーのカツは存在感が高いのでバランスが難しい。
カツが負けてもカレーが負けてもよくない。相打ちはさらによくない。カツもカレーも共に勝ってこそカツカレーとして成立する。
非常に残念な事を言うと、これだとゴーゴーカレーの方が完成度が高い。
それぞれのよさを感じるためには、すべての量を増やして食べる必要がある。
カツは1.5枚以上。
大食いでない人もライスは大にした方がいい。
おいしいんだけどね。その分、物足りなさを感じる。
ちなみに現在食べログのランチランキングで1,200中1,183位。3.02。
まぁ、これは新しい店なので食べログ補正で下がっている。
そのうち間違いなく上位に入って来るとは思う。
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