昨日、「大勝軒 七福」が閉店した。わりと好きな店だった。残念だ。
「大勝軒 七福」は「七福神」と同じ系列だった。こちらも、もうない。
似た味は今、「滝野川 大勝軒」。
もり野菜が食べたくなる。
「滝野川 大勝軒」に行けばはずれはないのだが、何となく、「東池袋 本店」に行く。
「東池袋 大勝軒 本店」。
「本店」だが、ここは歴史のある店ではない。2008年にできた新しい店だ。
できた時に行って今一だと思った覚えがある。
ここは、こういうテーマパークみたいなものかな。観光地みたいなものだなと。
ひさしぶりに行って「あつ野菜」の食券を買う。自販機には「あつもり(小)」はあるが「あつ野菜」の小はない。またトッピングに「野菜」もない。これは滝野川の大勝軒と同じだ。
口頭で「小盛でお願いします」と伝える。
ちょっと通じない。「麺、少な目って事ですか?」と聞きなおされる。「はい」と肯定する。
「小盛」が通じないのか。自販機に「小」はあったけど。
あつ野菜。1,000円。麺少な目。
「熱いのでお気を付けください」と言われる。確かに熱い。スープの丼は油で汚れている。
カウンターの上に置かれたので自分で下ろさないといけない。
麺は多い。
麺はよくある大勝軒の麺程太くない。南池袋ぐらい。
柔らかい。後、お湯がかなりたまっている。特に、お湯を切ろうとはしないらしい。
スープは熱い。中の野菜は多いと言えば多い。スープの表面ぐらいいっぱいに。丼が大きいのでけっこうな量。
食べてみる。
麺の味は薄い。柔らかいし、それ程太くないので食感も弱い。ぼやけた印象。
スープは大勝軒らしい味が弱い。
野菜の影響かな。野菜も味が弱い。けっこう入っているはずだがあまり存在感がない。固いものや大きいものがないのか。それと味付けが弱い。
何か、薄いな。あ、いや、関東関西のあの濃い薄いではなく、系統は濃い味系なのだが、薄っぺらい。
大勝軒っぽくない。
うん。南池袋の大勝軒が今一だと思ったが、あれより今一だ。
麺もスープも野菜も。全体も合っていない。
これ、あつ野菜になっていない。
麺と、あつと、スープと、野菜が、ちぐはぐだ。
麺と野菜、具材までは食べました。スープは少し飲んでみたけど、やはり、大勝軒っぽくない。他の何らかのいい特徴もない。
食べた後はカウンターの上に丼を置いてくださいとの言葉がカウンターに貼ってある。
テーブル席あるじゃん。ホールに店員もいる。テーブル席の人の丼、店員が片付けるんでしょ。何でカウンターは片付けないの。
食べログで3.54。
何で3.54かと言うと大勝軒の本店だからだろうなぁ。
一応甘くつけて3だと思う。よくある普通においしい店より少し下。
大勝軒自体や、これ系のアンチのつもりではないけど。
ここは誰のための店かというと「大勝軒の本店に行く」人のための店だとしか言いようがない。
2016年02月21日
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