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2018年02月16日

SFC版ドラクエ6を再プレイ・6

夜分遅くに今晩は。先日初めてゲームセンターで「戦え!ドラゴンクエスト スキャンバトラーズ」を遊んで来た、「暇人の独り言」管理人です。



「戦え!ドラゴンクエスト スキャンバトラーズ」は管理人の地元近くにはなかったゲームでしたが、所用で遠出をした先のゲームセンターで見つけたので、1度だけ遊んでみたのです。
好きなキャラクターのカードが当たれば嬉しかったのですが、手に入ったのは「よろいのきし」でした。
ミレーユが欲しかったな…


余談ながら、同ゲームを遊んだのは、丁度管理人が再度プレイしているドラクエ6のキャラクターが目立っている時期だったためでした。
我が人生、色々とタイムリーな事に出くわしております。





さて、今回の記事はドラクエ6の再プレイ日記とします。
…が、遠出する日の前夜にプレイした関係上、終わらせたのは本物の魔王ムドーを倒して上の世界の「レイドック」に戻ったところまでという短い部分のみです。
この間の長丁場とはえらい違い。





「ムドーのしま」を行く

本物の魔王ムドーとの戦いに臨む前に、まずは溶岩だらけであるのと同時に嫌らしいモンスターが多く出て来る「ムドーのしま」を踏破する必要があります。



ここに出て来るモンスターの中で最も嫌なのは、「マッドロン」。
敵1体を即死させる呪文「ザキ」を使う上に4匹がかりでの登場も多く、蘇生手段の乏しいこの段階では実に危険な輩です。

死人を50%の確率で蘇らせる「ザオラル」が必須の相手ですが、これを使えるのもまだチャモロ1人だけで、彼がやられてしまえば全滅の危険が一層増すことになります。


「ザキ」はいざ使われてしまえば、狙われたキャラクターが生き延びるか倒されるかは運次第なので、これをやられる前に「マッドロン」を潰すのが鉄則です。


幸いにして敵1グループの呪文を封じる「マホトーン」がよく効くので、こいつが出てきたら何よりもまず先に「マホトーン」を浴びせて無力化してやりましょう。





ところでこの島の出口近くでは、「王子さま どうかご無事で」と書き残したドラクエ名物ただのしかばねが見つかります。

王子の無事を願いながらムドーの居城の近辺で息絶えていることからして、一般市民や流浪の冒険者ではなく、「ムドー」に抵抗するどこかの国の兵士だったと想像されます。
もっとも、下の世界においてムドーに挑んでいた国は「レイドック」くらいのものなので、おそらく同国の関係者なのでしょうが…


地味に気になる存在ですが、そこは結局ただのしかばね。素性は不明のまま、いつしかプレイヤーにも忘れ去られる運命です。

哀れなり。





「ムドーのしろ」を行く

「ムドーのしま」を抜けると、たき火を囲って主人公とミレーユが語らっているところにハッサンが戻って来るという、プレイヤーがオープニングで見たのと酷似した光景が描かれます。
しかばねの件はここで忘れてもOK

オープニングの時との大きな違いは、ムドーの幻術を打ち破る「ラーのかがみ」を持っていることと、新たな仲間・チャモロが加わっていること。
今度こそムドーを討つべく、4人はミレーユが吹いた笛の音によって現れた黄金の竜に導かれ、再び「ムドーのしろ」に攻め入ります。





城内にはハッサンそっくりの石像が道を塞ぐ形で居座っているのですが、これに近付くとイベントが発生。



何と、ハッサンと、ハッサンそっくりの石像が融合します。



その直後ハッサンは、自分が大工の家の出身であること、大工仕事が嫌で家を飛び出して旅の武闘家となったこと、主人公達と共に魔王ムドーに挑んだものの敗れて現在に至っていたことを思い出します。

「ラーのかがみ」を探す道中で大工としての技術を発揮したり、「サンマリーノ」の大工の家に立ち寄るとその家の息子と思われたりと、きちんと伏線は張られていましたが、ドラクエ6には珍しくここに来てついに回収となりました。


ここでハッサンは、他のキャラクターは転職を経なければ覚えられない高威力の打撃技「せいけんづき」を思い出します。敵1体に大きめのダメージを与えられるので、その頼りがいは言わずもがなです。

ついでに、肩書きが「たびのぶとうか」から「だいくのむすこ」に変わるおまけ付き。しかし、意味は無い。





「ムドーのしろ」は序盤の山場ゆえ、現れる敵も強力です。
単純に攻守ともに強い「デビルアーマー」や、「メラ」より強力な炎の呪文「メラミ」や味方1体の攻撃力を上昇させる呪文「バイキルト」を操る「ようじゅつし」など、手強い奴等がぞろぞろ登場します。

ただ、こいつらとの戦いを凌いで城内を散策すれば、ハッサンの武器「ほのおのつめ」が入手できます。
攻撃力の高さもさることながら、道具として使用すればMP消費なしで「メラミ」を放てる優れものです。
これを使うかどうかで、「ムドー」戦の難易度は左右されることでしょう。





ムドーとの決着

城の最奥部まで進めば、久しぶりに本物の魔王ムドーと対峙。
オープニングの時と同様に石にされてしまうかに思えた主人公達ですが、「ラーのかがみ」を使ったことで奴の幻術を破り、ついにお互い真正面から戦うこととなります。





本物の「ムドー」とは2連戦をやることになりますが、1戦目はレベルを上げているほど楽に勝てるはずです。
おともに「きりさきピエロ」が2体登場しますがこいつらはさほど厄介な存在ではなく、本丸の「ムドー」も対処できないような技は使わないため、通常攻撃だけでも何とかなります。

…と言うより、通常攻撃だけで、しかもHP・MPともに満タンに近い状態で勝てなければ、2戦目で全滅させられると思っていいでしょう。





正念場はやはり、「ムドー」との2戦目。
背景やBGMが1戦目から変化することも緊張感を与えて来ますが、何よりもおぞましいのは、「こおりのいき」と「いなずま」を放ってくること。
いずれも50ポイント前後のダメージを叩き出す技で、両方を喰らうと100ポイント超えのダメージになることもざらであり、HPが200ポイントに届かないくらいの戦力にとっては大変な脅威です。


困ったことに、「こおりのいき」や「いなずま」のダメージを軽減できる装備品はカジノの景品であったり高価な一品物であったりと、実に入手し辛いです。
さっさと「ムドー」を倒したいプレイヤーは、レベルと戦略に任せて勝ちにいくことになるでしょう。

その場合は少なくとも、「こおりのいき」や「いなずま」を喰らった後は必ず回復すること、HPが50ポイント前後まで落ちたキャラクターには防御をさせつつ他のキャラクターの手によって回復させること、死人を50%の確率で生き返らせる「ザオラル」を使えるチャモロやMP消費なしで80ポイント以上のHPを回復できる「ゲントのつえ」を持たせたキャラクターを死なせないということは、絶対に守らなければならないと考えます。



1戦目と違って余計なおともは出ませんが、それも当然と思えるだけの強さを見せつけて来ます。ここまでのドラクエ6における戦いで最も危険と言っても過言ではありません。

伊達に長い時間をかけて追いかけさせた宿敵ではないと、称えるべきでしょう。





ちなみにレベルについて言うと、管理人のパーティは、主人公がレベル22、ハッサンがレベル23、ミレーユがレベル20、チャモロがレベル16でした。この戦力で1戦目は楽勝だったものの、2戦目は「こおりのいき」と「いなずま」に苦しめられて全滅寸前になったことも幾度もあったものです…

しかし防御や回復を駆使して何とか1度も死人を出さずに生き延び、本物の「ムドー」を1発で撃破することに成功しました。
やったぜ。





旅は続く

これでめでたくドラクエ6をクリア…とは、なりません。

魔物は絶滅していないし、主人公はレイドック王子であるものの以前のハッサンと同様に肉体から分離された精神体であることをレイドック王妃・シェーラから告げられたりと、問題は数々残っています。



今後は上の世界こと、夢の世界に復活した「ダーマしんでん」で様々な職業の力を磨きつつ、あっちこっちでパシられながら世界に真の平和をもたらすための旅の始まりです。

これから本物のラストボスを倒すまでに、管理人は何度再プレイ日記を綴ることになるのか?
…もしもご興味がございましたら、どうか見守ってくださいませ。





それでは、また。
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