管理人、最近は「オメガラビリンスZ」の話を記事のネタにしているわけですが、プレイに熱中し過ぎて記事の作成が追い付かないまま、ついには同作のダンジョン全てをクリアしてしまいました。
いやらしいモンスターに手こずったり、空振りの頻度の高さや罠の数々に苛立ったりしたものでしたが、いざクリアを果たしてみると、なかなかの達成感がありました。
さて、クリアした日からは遅れに遅れましたが、今回の記事では大苦戦の末にようやくクリアした同作のダンジョンの1つ、「賢者の試練」についての独り言を喋ります。
「賢者の試練」はアイテムの持ち込みとパートナーの連れ込みとレベルアップが不可能で、攻略中に手に入るアイテムや部屋にある仕掛けを活用してモンスター達を倒すかやり過ごすかしながら出口へ向かうという、本作の中でもかなり知恵を要するダンジョンです。
1作目である「オメガラビリンス」にも同じルールのダンジョン「賢者の洞窟」が登場しましたが、そちらが20階層からなる1個のダンジョンだったのとは異なり、本作の「賢者の試練」は1階層で構成されたダンジョンが20個あるという形式でした。そのお陰で失敗してもすぐに同じ問題(?)に挑戦することができ、1作目に比べて実に便利が良くなったと思います。
とは言え、攻略の難しさは1作目に何ら見劣りしていませんでした。むしろ続編だけあって、より難しくなっていたかも?
そんな難題揃いの「賢者の試練」の中でも、管理人が特に手こずった問題(?)を以下に挙げてみます。
「賢者の試練・4」
管理人が1発でクリアできなかった最初の問題(?)です。
ゴールはスタート位置の対岸の島にあるわけですが、途中には5匹のモンスターが居座っています。そのうちの2匹に「HP交換の杖」を使って体力を奪い、「魔攻アップ薬」で操作キャラクターの魔法攻撃力を上げてから、「いれかえの杖」を投げつけていずれか1匹と立ち位置を入れ替え、先程体力を減らしておいた2匹のモンスターを魔法攻撃で倒す、という手順で攻略することになります。
モンスターの弱点を突くことが鍵となる問題(?)ですが、少々難易度が高めのダンジョンでようやく現れる面々なので、序盤で遊ぶほどその弱点が分からずに苦戦することになるでしょう。
もっとも、あくまで1発クリアは難しいというだけで、何度も色々な手を試していればいつか正解できることは言うまでもないですが。
「賢者の試練・8」
「いれかえの杖」と「ふきとばしの杖」を利用して、ゴールを目指す問題(?)です。
一言でまとめれば、モンスターをゴールのある島へ吹き飛ばして、そのモンスターと立ち位置を入れ替えればクリアできます。しかし、どのモンスターにどちらの杖を使えばいいのかが、初見では見破り辛いものでした。
それだけなら「賢者の試練」の問題(?)としては精々及第点といったところだったかもしれませんが、ミッションに「26ターン以内にクリア」というものがあり、これが更にプレイヤーの頭を痛めてくれます。
このミッションを達成するにはキャラクターを動かさず、文字通り立ち止まって熟考することが重要です。無駄な移動は厳に禁じて挑戦しましょう。
「賢者の試練・19」
2ターンに1回行動するモンスターの大群を上手くかわしてゴールを目指す問題(?)です。
どこに移動すればやり過ごせるかが分からず、敵に囲まれてあの世行きが確定という事態が何度も発生しました。
この問題(?)はとにかく何度もプレイしてどこが安全圏になるのかを覚えるほか、攻略法はないでしょう。幾度失敗したとしても懲りずに挑むことがクリアへの道です。
「賢者の試練・20」
道を塞ぐモンスターを倒したり追い払ったりしながらゴールを目指す、「賢者の試練」最後の問題(?)です。
倒すモンスターと追い払うモンスターの区別と、「杖増大の本」で使える回数を増やすべき杖の見極めが鍵となります。
流石に最後だけあって、その難解さは折り紙つきでした。
しかしそれだけにクリアできたときの感動、すなわち自分の解答が正解だったという喜びや全ての問題(?)をやり遂げたという達成感もひとしおであり、1作目から登場している「頭を使うダンジョン」の終着点として実に適切であったと思います。
…かと言って好きこのんで遊びたいという訳ではないので、仮にさらなる続編が制作されるようなことでもあったとしたら、そのときにはそろそろ賢者シリーズも御免被りたいものですが。
ちなみに余談ですが、1作目の「賢者の洞窟」と本作の「賢者の試練」との大きな違いとして、挑戦できるようになるタイミングが異なるという点も挙げられます。
1作目の「賢者の洞窟」はストーリーをクリアした後に解放されるチャレンジダンジョンの一種でしたが、本作の「賢者の試練」は割と序盤から1つ目の問題(?)が解放され、クリアするごとに新しい問題(?)が追加される仕様になっているのです。
つまりその気になれば、ストーリーをクリアするより先に「賢者の試練」を完全制覇することも十分に可能というわけです。
もっとも、本作の「賢者の試練」では攻略中に手に入れたアイテムを持ち帰ることはできず、さらに各ダンジョンに設定されたミッションを達成することで得られる報酬にも強力な装備品等は含まれていないため、残念ながらこのダンジョンを急いで制覇しても、ゲーム内に大した利点はないと言わざるを得ません。
強いて言えば「ギャラリー」の「思い出」やトロフィーが解放されるくらいで、それ以外には本当に特筆するべきことが起こらないのです。
1作目の「賢者の洞窟」ではそれなりに強い防具が手に入ったので、今回もそういったご褒美があるものと期待していたのですが、何もなかったのはかなり残念なところでした。
知恵を使う遊びや、トロフィーコンプリート等のやりこみプレイに興味のない方なら、最悪このダンジョンは放置してしまっても構わないかもしれません。
もちろん、やってみようという方には是非全ての問題(?)をクリアできるまで挑んでみていただきたいものです。必死で考えた策が成功すると、意外に爽快感を覚えますよ。
長くなりましたが、これにて「賢者の試練」についての独り言を終了とさせていただきます。ここまで付き合ってくださり、ありがとうございました。
次は「オメガラビリンスZ」のチャレンジダンジョン「黄昏の洞窟」についての記事を投稿する予定です。よろしければまた、御覧いただけると嬉しいです。
それでは、また。
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