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2017年10月22日

「オメガラビリンスZ」の「紅蓮の塔」

またもやとても久しぶりかつ、夜分遅くに今晩は。
溜まっていた野暮用が片付いてほっと一息ついている、「暇人の独り言」管理人です。



無職なので仕事の類はやっていませんが、用事というものはその気になればいくらでも出てくるものでございます。仕事よりも用事よりも金がほしい










さて、今回の記事では「オメガラビリンスZ」の「紅蓮の塔」について語ることとします。
発売からもう3か月を過ぎているソフトだけに今更感は否めませんが、語るところは語っておかないと歯切れが悪いので、今回含めて(おそらく)あと3回、何卒お付き合いくださいませ。











「紅蓮の塔」はれっきとしたチャレンジダンジョンですが、縛りらしい縛りはありません。
アイテムの持ち込みもパートナーの連れ込みも可能で、とにかく99Fまで踏破できればクリアとなります。


1作目の「オメガラビリンス」にも同様のルールのダンジョン「不思議な女学園」がありましたが、そちらでは本来なら同じフロアに長居しなければ登場しない最強のモンスター「死神」が98Fで初っ端から沸いて出たものでした。
それに対して、本作の「紅蓮の塔」にはそうした衝撃的な展開は待ち受けてはいません。


ただし、1作目に比べて厄介者のモンスターが増えたため、気苦労が絶えないことには変わりませんでした。
以下では、このダンジョンで特に嫌だったモンスターを挙げてみます。










・泥棒系

プレイヤーのアイテムをくすねて逃げる、何とも腹立たしい輩です。
薬やパンや巾着を盗む「ヤクドロリ」系や、ωパワーを盗む「ススリ」系、武器や盾や下着を盗む「ヌスット」系と、3種類×3レベルの計9匹が登場しています。



最も嫌らしかったのは「ヌスット」系の最上位種「ドスット」。
驚いたことにこいつは、キャラクターが今まさに装備している武器や盾や下着をかっさらっていきやがります。



言わずもがな、やられたときの戦力ダウンと不愉快っぷりは筆舌に尽くし難いです。
落とし穴のワナに重々注意した上で下手人をぶちのめし、取り返してやりましょう。

「小悪魔のブラ」と「小悪魔のパンツ」を両方装備してセット効果「ガッチリガード」を発生させれば盗みの被害を一切喰らわずに済むので、持ち込んでおくのがお勧め。





ちなみにまったくの余談ですが、「ドスット」はモンスター図鑑の解説にて、「危険な事に挑まずにいられないチャレンジ精神から生まれた存在で、女性の身に着けているものを盗むという危険をあえて冒した結果えらい目を見た」という旨の記述をされています。


当たり前だ。










・太っちょ系

プレイヤーの持つアイテムを勝手にパンや薬へと変化させる連中です。
「ペロット」系と「プッハー」系の2種類×3レベル、計6匹が登場します。





前者「ペロット」系のモンスターはアイテムをパンに変えて来ます。
「こげこげパン」や「カビたパン」といった大ハズレを作られることも多いですが、それでもこちらは食料として使えるものにされるだけ、まだ救いがあると言えます。





より嫌らしいのは後者「プッハー」系のモンスター。
こいつらはプレイヤーの大事なアイテムをも、「ただの水」だの「妖精の不運」だのといった無用の長物へと変化させるので、生かしておくと百害あって一利ない連中です。

「妖精の祝福」といった貴重なアイテムや、「保存の巾着」を中に入れたアイテムもろとも台無しにされた日には、もはや血管が切れそうな思いがします。





この攻撃を無効化する手段はないため、やられる前にやるくらいしか対処法もないのですが、物理攻撃も魔法攻撃も効き辛いというかなりタフな奴らなので、それも都合良くいかないところです。



パートナーを連れていればそちらに押し付けてしまうことも可能ですが、リーダーキャラクター1人だと当然そんな芸当はできないし、何よりモンスターフロアやモンスタールームでは一度に複数出てくることがざらで、パートナーの有無に関係なく、被害をゼロに食い止めるのは難しいです。



弾や矢などで遠距離から攻撃を叩き込んでHPを減らしておいたり、「炎神の本」など強めの魔法攻撃ができるアイテムを豊富に用意しておけば、少しは難を逃れやすくなるかも?





とりあえず「妖精の不運」なんぞを量産しやがる「ゴクゴクプッハー」相手には「異界送りの薬」をぶつけて、それ以上出現できないようにすることをお勧めします。










・召喚士系

フロアに新しくモンスターを呼び出す能力を持った奴らです。
1作目にも登場していた種族ですが、そちらでは該当するモンスターが1種類×3レベルの計3匹だったのに対し、本作では3種類×3レベルの計9匹に増やされています。



「紅蓮の塔」のモンスターフロアではこの召喚士系がうじゃうじゃと集まり、立て続けに厄介者共を呼びまくります。あまりの敵の数になるため、収拾を付けるのは実にきついです。





「紅蓮の塔」の後半ともなれば登場するモンスターのHPも高く、「ω斬りの本」や愛那の「ωインパクト」等の部屋全体に守備力無視の攻撃を行うアクションスキルも、決定打になり得ません。



こいつらに大量にモンスターを呼び出されたときの対策は、鍛え上げた装備品や手持ちのアイテムを活かして根気よく各個撃破を徹底することに尽きるでしょう。
強いて言うなら、諦めない事が攻略法といったところだと思います。





ちなみに、モンスター図鑑では召喚士系とは書かれていませんが、「ドシン」系のモンスターもプレイヤーから攻撃を受けたときにモンスターを呼び出すことがあります。
似通った行動をするということでこいつを同類と見なした場合、4種類×3レベルで計12匹の召喚士がいることに…

1種類×3レベルの3匹だけで良かったのになと、切に思ったものでした。










・「シカク」系

攻撃と同時にプレイヤーが装備している武器・盾・下着に付いている特殊効果を消し去ることがある、大迷惑な種族です。

会心や必中といったなかなか付けられない特殊効果を消されようものなら、その腹立ちは半端ではありません。





これまたこの攻撃を無効化する手段はないので、やられる前に倒すくらいしか対処法はありません。
魔法攻撃が効きやすいので、それで攻めるのが定石でしょう。



倒されない自信がある場合、「装備している物がやられる」という点を突いて、わざと装備品を外して丸腰で戦うことで特殊効果をこいつらの魔の手から守るという方法もあるにはあります。
危険性を考えるとお勧めはできませんが…





ダッシュ移動をしているときが一番、こいつらの先制攻撃で特殊効果を消される恐れが強いです。
それゆえ、こいつらのいるフロアでは、普段以上に慎重な移動が求められます。










・「ゲキシャ」

「ハンシャ」系の最上位種で、物理攻撃も魔法攻撃もことごとく跳ね返すモンスターです。

こいつ自身の攻撃力は大したものではありませんが、プレイヤーはプレイヤーで自分の攻撃をほとんどはじき返して来るこいつに頭を痛めることになります。





石や弾や矢といった投擲武器ならきちんとダメージを与えられるので、それらを持ち込んでおくか、道中で拾ってキープしておきましょう。

最悪、「魔力の杖」を持っていれば、直に投げつけて葬ってやることもできます。





もしもこれらのアイテムを持っておらず、さらに「ワープの杖」や「いれかえの杖」を投げつけて立ち位置を変える、「上りの本」で階段に直行する、「エスケープの本」で退却するといった手さえも打てない状態でこいつに進路を塞がれようものなら、まさに一大事というやつです。

持ち物欄には負担になりますが、攻略を台無しにされないためにも、こいつ専用のアイテムを確保しておきましょう。










・「グシャーン」

「ガシャーン」系の最上位種で、離れたところからでも突進して攻撃してくる野郎です。





攻撃力がかなり高いという点でも危ない輩ですが、最も危険なのは攻撃を当てた相手を鈍足状態にすることがあるところです。
こいつの攻撃を1ターンに2回喰らうと、HPがかなり持って行かれます。





鈍足防止の効果を付けた装備品を身に付けておくか、弱点である魔法攻撃(モンスター図鑑によれば特に氷)で攻め立てて速攻で倒しましょう。










・「デビルレイス」

「デビルオバケ」系の最上位種で、壁をすり抜けて移動でき、1ターンに2回行動をする上に攻撃力もなかなか高めで、挙句の果てに即死攻撃まで仕掛けてくるという、前述の「グシャーン」すら上回る危険なモンスターです。





同じフロアに長居しなければ登場しない「死神」や、プレイヤーが好きこのんで余計な喧嘩を売らない限り襲って来ないババア「天乃夢美」を除くなら、「紅蓮の塔」に登場するモンスターの中で一番注意しなければならない相手と言っても過言ではありません。





「聖女のブラ」と「聖女のパンツ」を両方装備してセット効果「聖なる護り」を発生させておけば即死を確実に避けられるので、即死させられた後で準備不足を嘆きたくなければ、両方を揃えてからこのダンジョンに挑みましょう。

ちなみに前者は「Z胸♡スポット」で、後者は「黄昏の洞窟」で手に入ります。





炎系の魔法に弱いので、攻撃する際は「炎の本」や「炎神の本」をお見舞いしてやるといいでしょう。










99Fの長丁場

…と、このような嫌らしいモンスター共を相手取って99Fという長丁場を制覇することが「紅蓮の塔」のクリア条件というわけです。
他のダンジョンと同様にワナも腐るほど仕掛けられているので、引っかかるほどに攻略に要する時間が増大します。



管理人などはモンスターとワナに苦しめられまくり、初クリアには6時間ほどかけました。
何やっとるんじゃ私は





長丁場の合間の休憩とでもいったところなのか、25Fには店があり、50F・81F・99Fでは「武器強化の本」をはじめとした嬉しいアイテムが拾えます。



ちなみにこの25Fの店では、たとえ泥棒をしでかしても番犬「ベロニカ」は登場しません。
よって、若作り店主の夢美さえ抹消してやれば、後は余裕綽々で商品を奪っていけるのです。



ωPを浪費したくない方や、店を見ると泥棒がしたくなるという方は、アイテムを駆使して年寄り夢美の息の根を止めてしまいましょう。





…素直にωPを支払った方が、簡単かつ安全ではありますが。










この「紅蓮の塔」、アイテムの持ち込みやパートナーの連れ込みは可能な訳ですが、モンスターは強さと嫌らしさを兼ね備えた連中のオンパレード、階層は99Fという最大の長さとあって、難易度はチャレンジダンジョンの中でもトップクラスだと思っていいでしょう。





そのため、ゆるく遊びたいという方には残念ながら不向きなものの、鍛え上げたキャラクターや装備品を使って思い切り暴れてみたいという方にはお勧めできるダンジョンです。

歯ごたえ抜群の難関を知恵と根性で制覇する楽しさを、是非味わってみてください。










例によって長くなりましたが、今回はここで終了とします。

次回の「オメガラビリンスZ」の記事では、同作最難関のチャレンジダンジョン「魔女からの挑戦状」について語ろうと思います。

このゲームのダンジョンについて語る機会もあと僅かかと見込まれますが、ともかく記事を公開した際はまたご覧いただけると嬉しいです。





それでは。
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