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2018年02月20日
誤嚥と誤飲の違いについて
皆さんこんにちは。
言語聴覚士の桃の助です
言語聴覚士をご存知でない方は、こちらから
このページでは、「誤嚥(ごえん)」と「誤飲(ごいん)」の違いについてお話したいと思います
一昔前まで、私が勤めている病院でも誤嚥と誤飲を誤って使用している看護師や介護士が沢山いました。
最近では誤嚥と誤飲を間違えるスタッフがいなくなったので、日々の私たちの努力が実を結んだかなと少し思っています
医療関係者でも間違う事がある「誤嚥」と「誤飲」
一般の方であれば、どちらがどういった物なのか分からない方もいるに違いないです。
ここは飲み込みのリハビリを専門としている言語聴覚士である私がお話をするしかない!
という考えに至りました(笑)
という訳で、このページでは誤嚥と誤飲の違いについてお話をしたいと思います
【誤嚥とは】
誤嚥を簡単にいうと、食事の途中などで誤って食べ物が気管に入ってしまう事をいいます。
水や唾などが気管に入ると咳き込んでしまいますよね?
その状態は誤嚥に近い状態です。
その場合、正確には喉頭で止まる事が多いのですが、飲み込みや咳の力が弱くなっている人は気管の中まで入り込んでしまいます。その状態が誤嚥という状態です。
つまり、食べ物や水分が気管の中や肺に入り込む事を誤嚥といい、飲み込みの機能が低下した人がなりやすいです。
【誤嚥の恐ろしさ】
誤嚥を繰り返すと誤嚥性肺炎になります。
これは病院で治療をしないとなかなか治りません。
また、飲み込みの力が低下している方は誤嚥性肺炎を何度も繰り返してしまいます。
飲み込みの訓練が必要であったり、食事の制限が出たりします。
最後には食事を満足に摂れずに亡くなる方もいます。
どうにか予防したいものですね
【対処方法】
近隣の病院を受診して相談しましょう。検査や対処方法を指導してもらえます。
誤嚥の予防方法や飲み込みの機能について知りたい方は、こちらから
【誤飲とは】
簡単に言うと、食べ物でない物を飲み込んでしまう事故です。
赤ちゃんや認知症によって判断力が低下した老人に多いです。
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(赤ちゃんがボタン電池を食べようとしている)
【誤飲の恐ろしさ】
すぐに対処しなければならない場合がある。
①たばこ
②ペットボトルのキャップ
③電池
④ホウ酸団子
⑤貴金属
⑥洗剤、入浴剤
⑦化粧品
⑧お金(硬貨)
⑨文房具 ………
硬貨やペットボトルのキャップなど気道を閉塞させる可能性がある物は、窒息の危険があります。
電池やたばこなどは胃で消化され、消化管の粘膜を傷つけたり、ニコチン中毒になることがあります。
たばこは葉っぱよりも灰皿の液体が非常に危険です。
これら上記の物を誤って飲み込んだ場合はすぐに病院へ行って取り出す必要があります。
食べ物と食べ物でないものを区別できるようになるのは早くて1歳6か月~2歳以降です。したがって異物の誤飲は8か月~2歳に多いといわれています。
また、認知症の老人では水分と洗剤の見分けがつかずに飲む事もあるので注意が必要です。
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機能的な育児グッズや、おしゃれでかわいい出産祝いアイテムが揃う【I love baby(アイラブベビー)】
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このページでは誤嚥と誤飲についてお話をさせて頂きました。
小さいお子さんや介護が必要なお年寄りが身近にいる方は気を付けて生活されてください。
以上、桃の助でした
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言語聴覚士の桃の助です
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言語聴覚士をご存知でない方は、こちらから
このページでは、「誤嚥(ごえん)」と「誤飲(ごいん)」の違いについてお話したいと思います
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一昔前まで、私が勤めている病院でも誤嚥と誤飲を誤って使用している看護師や介護士が沢山いました。
最近では誤嚥と誤飲を間違えるスタッフがいなくなったので、日々の私たちの努力が実を結んだかなと少し思っています
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医療関係者でも間違う事がある「誤嚥」と「誤飲」
一般の方であれば、どちらがどういった物なのか分からない方もいるに違いないです。
ここは飲み込みのリハビリを専門としている言語聴覚士である私がお話をするしかない!
という考えに至りました(笑)
という訳で、このページでは誤嚥と誤飲の違いについてお話をしたいと思います
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誤嚥と誤飲(ごえんとごいん)
誤嚥
【誤嚥とは】
誤嚥を簡単にいうと、食事の途中などで誤って食べ物が気管に入ってしまう事をいいます。
水や唾などが気管に入ると咳き込んでしまいますよね?
その状態は誤嚥に近い状態です。
その場合、正確には喉頭で止まる事が多いのですが、飲み込みや咳の力が弱くなっている人は気管の中まで入り込んでしまいます。その状態が誤嚥という状態です。
つまり、食べ物や水分が気管の中や肺に入り込む事を誤嚥といい、飲み込みの機能が低下した人がなりやすいです。
【誤嚥の恐ろしさ】
誤嚥を繰り返すと誤嚥性肺炎になります。
これは病院で治療をしないとなかなか治りません。
また、飲み込みの力が低下している方は誤嚥性肺炎を何度も繰り返してしまいます。
飲み込みの訓練が必要であったり、食事の制限が出たりします。
最後には食事を満足に摂れずに亡くなる方もいます。
どうにか予防したいものですね
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【対処方法】
近隣の病院を受診して相談しましょう。検査や対処方法を指導してもらえます。
誤嚥の予防方法や飲み込みの機能について知りたい方は、こちらから
誤飲
【誤飲とは】
簡単に言うと、食べ物でない物を飲み込んでしまう事故です。
赤ちゃんや認知症によって判断力が低下した老人に多いです。

(赤ちゃんがボタン電池を食べようとしている)
【誤飲の恐ろしさ】
すぐに対処しなければならない場合がある。
①たばこ
②ペットボトルのキャップ
③電池
④ホウ酸団子
⑤貴金属
⑥洗剤、入浴剤
⑦化粧品
⑧お金(硬貨)
⑨文房具 ………
硬貨やペットボトルのキャップなど気道を閉塞させる可能性がある物は、窒息の危険があります。
電池やたばこなどは胃で消化され、消化管の粘膜を傷つけたり、ニコチン中毒になることがあります。
たばこは葉っぱよりも灰皿の液体が非常に危険です。
これら上記の物を誤って飲み込んだ場合はすぐに病院へ行って取り出す必要があります。
食べ物と食べ物でないものを区別できるようになるのは早くて1歳6か月~2歳以降です。したがって異物の誤飲は8か月~2歳に多いといわれています。
また、認知症の老人では水分と洗剤の見分けがつかずに飲む事もあるので注意が必要です。
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機能的な育児グッズや、おしゃれでかわいい出産祝いアイテムが揃う【I love baby(アイラブベビー)】
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このページでは誤嚥と誤飲についてお話をさせて頂きました。
小さいお子さんや介護が必要なお年寄りが身近にいる方は気を付けて生活されてください。
以上、桃の助でした
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