HIP HOP JOURNAL

芸人がドラマで重宝されています。
特にコントが巧い芸人に顕著ですよね。コントは松本人志がいうように、役に入り込まないと出来ないからなのでしょうか。

　

そんな芸人界の帝王であるダウンダウンを菅田将暉が尊敬しているのは有名です。
『3年A組』は第一話の視聴率10.2％、2話10.6％、3話11％と上がる高視聴率ドラマとなっています。視聴率での批評はナンセンスですが、やはり良い意味で猟奇的な菅田の演技が引っ張っているのでしょう。
脇を固めている椎名桔平、矢島健一っていうのも良いですよね。田辺誠一がなぜかコミカル役っていうのも贅沢ですし。
その豪華メンツに挟まれている堀田茜は可哀想だけど、この作品がきっかけで菜々緒や中村アンのように羽ばたいていく可能性はあります。
さて、生徒役ですが、これまた演技派が集まっています。
悪役から賢者に昇格させる役を若手屈指の川栄李奈と今田美桜を使うあたりはプロデューサーと監督演出のセンスの良さを感じます。
常にイキっていた片寄涼太が気になっていましたたけど、第四話を見ると逆に演技が巧かったのか。もしくは脚本家、監督演出の才能なのでしょうか。
そういった意味でも今後の展開がまったく読めませんし、若手出演者の将来にも注目です。