僕は、番組自体は観ていませんが、松本さんの発言はひとつの選択肢を提示したと思います。テレビは多くのチャンネルがあって、その中にも多くの番組があるのに、コメンテーターは「ドラッグ絶対ダメ」の一辺倒じゃないですか? 「ドラッグ作品の何が悪いの?」って言う人がいたっていいと思う。もちろん、僕は薬物を肯定しているわけではないし、薬物をやったアーティストは、この日本では大変な目に遭う思います。でも、どこにチャンネルを合わせても同じことを言っているというのは、同じモノでないと不安になってしまう、見る側の問題でもある。本来は「こっちとこっちで言っていること違うぞ」「この人はこう言っているけど、本当にそうなのかな?」って考える入り口になるのに、そうしないから「マスコミは全部ウソをついている」みたいな陰謀論が出てきてしまう。
でも、薬物事案は治療が必要なので、原則として薬物報道に関しては「薬物報道ガイドライン」(註:芸能人やスポーツ選手などの薬物依存に対して過激な取材・報道の自粛を求めるもの)にのっとって、社会復帰を念頭に置いた報道を心がけてほしいと思います。
―最後に、近年になってHIP HOPのアーティストと呼べる方々に訃報が続いています。僕も追悼文書かせて頂いたMAKI THE MAGICさん、三本の指に入る好きなアーティストのDEV-LARGEさん、そのDLさんの追悼イベントをさんぴんCAMP並みのプロデュースを再び見せてくれたECDさんも亡くなられました。ダースレイダーさんに怖さはないのでしょうか?
↓続きは
https://www.cyzo.com/2019/06/post_207062_entry.html
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