2016年02月08日
モンスターペアレントに潜む心の闇はなんなのか。異常な承認欲求。
モンスターペアレントが増殖しているという報道が、
ニュースやバラエティでよく取り上げられる。世間的な認知はかなり
高くなっているはずです。それにもかかわらず、なぜモンスターは
へらないのでしょう?
▽自分が間違っているという思考にならないモンスター。
モンスターペアレントでも、えせモンスターと、本格的モンスターがいます。
えせモンスターとは、マスメディアなどから、情報を仕入れてそんなことが
まかりとおるんだ!と模倣してしまうような人たちです。
「こんぐらい文句言ってもいいんじゃね?」など、チンピラのような感じでしょうか。
法律的な話をされたり、強く相手が出てくると、実際は知識もポリシーもないことから、
逆ギレしながら引き下がるという感じの人たちです。比較的教師がしっかりとした
対応ができれば、差ほど問題にならないでしょう。
一番問題なのは,本格的なモンスターです。この人達は、自分なりのロジックで
頭をすべて固めてしまっており、他の人の意見を受け入れるという余地を持っていません。
ですから、どんなに教師が正論で説得しても話は平行線になってしまうのはそのためです。
▽周りを自分の思い通りにコントロールしたい欲求。
モンスターペアレントの目的とは一体何なのでしょう。
彼らにとっても、「子ども」は当然可愛い我が子であることは間違いありません。
しかし、モンスターの人たちは、ほとんどが我が子を自分の所有物としています。
「もの」として扱っていると言うことです。これは意識的にと言うのでは無く、
あくまで、無意識世界での話です。
そして、モンスターは教師や店員などに対しても人間としてでなく「もの」として
対応していることが多いのです。
「ものなんだから、私の言うこと聞きなさい!」
「こっちの言うとおりにしておけばいいんだ!」
と、実際思っているかどうかは知りませんが、無意識に人間として見ていません。
ですから、とんでもない要求ができてしまうのです。
教師は、教育のエキスパートではありますが、それでも人間です。
パートナーがいて、自分の子どももいて、色んな悩みもあってという感情を持っている
人間なのです。モンスターは、そこを「公務員」「教職」という言葉をたくみに組み込み、
「あなたは先生としてなっていない!」
「あなたは公務員としてなっていない!」
「あなたは人間としてなっていない!」
という風に、問題の内容をどう解決するかより、相手の人間性をどんどん
追い詰めていくと言うことも特徴です。
では、学校には意見は言ってはいけないの?と言うことになりそうですが、
そうではありません。私たち保護者は、その意見を何のためにいっているのか?
もちろん「我が子のため」であることがほとんどでしょう。
ただ、「本当に我が子がそれを望んでいるのか?」そこが実は肝なのです。
始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)
ニュースやバラエティでよく取り上げられる。世間的な認知はかなり
高くなっているはずです。それにもかかわらず、なぜモンスターは
へらないのでしょう?
▽自分が間違っているという思考にならないモンスター。
モンスターペアレントでも、えせモンスターと、本格的モンスターがいます。
えせモンスターとは、マスメディアなどから、情報を仕入れてそんなことが
まかりとおるんだ!と模倣してしまうような人たちです。
「こんぐらい文句言ってもいいんじゃね?」など、チンピラのような感じでしょうか。
法律的な話をされたり、強く相手が出てくると、実際は知識もポリシーもないことから、
逆ギレしながら引き下がるという感じの人たちです。比較的教師がしっかりとした
対応ができれば、差ほど問題にならないでしょう。
一番問題なのは,本格的なモンスターです。この人達は、自分なりのロジックで
頭をすべて固めてしまっており、他の人の意見を受け入れるという余地を持っていません。
ですから、どんなに教師が正論で説得しても話は平行線になってしまうのはそのためです。
▽周りを自分の思い通りにコントロールしたい欲求。
モンスターペアレントの目的とは一体何なのでしょう。
彼らにとっても、「子ども」は当然可愛い我が子であることは間違いありません。
しかし、モンスターの人たちは、ほとんどが我が子を自分の所有物としています。
「もの」として扱っていると言うことです。これは意識的にと言うのでは無く、
あくまで、無意識世界での話です。
そして、モンスターは教師や店員などに対しても人間としてでなく「もの」として
対応していることが多いのです。
「ものなんだから、私の言うこと聞きなさい!」
「こっちの言うとおりにしておけばいいんだ!」
と、実際思っているかどうかは知りませんが、無意識に人間として見ていません。
ですから、とんでもない要求ができてしまうのです。
教師は、教育のエキスパートではありますが、それでも人間です。
パートナーがいて、自分の子どももいて、色んな悩みもあってという感情を持っている
人間なのです。モンスターは、そこを「公務員」「教職」という言葉をたくみに組み込み、
「あなたは先生としてなっていない!」
「あなたは公務員としてなっていない!」
「あなたは人間としてなっていない!」
という風に、問題の内容をどう解決するかより、相手の人間性をどんどん
追い詰めていくと言うことも特徴です。
では、学校には意見は言ってはいけないの?と言うことになりそうですが、
そうではありません。私たち保護者は、その意見を何のためにいっているのか?
もちろん「我が子のため」であることがほとんどでしょう。
ただ、「本当に我が子がそれを望んでいるのか?」そこが実は肝なのです。
始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)
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