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2017年01月03日

ADHDやADDは年をとるほど改善しにくくなるって本当なの?

ADHD(注意欠陥・多動性障害)は、症状によって細かく分類されています。

◯多動性・衝動性優勢型
・落ち着いて静かに座っていられない
・ソワソワして体が動いてしまう
・大声で一方的にしゃべる
・話し出すと止まらない
・自分のことばかり話す
・突然、不適切な発言をしてしまう
・順番が待てない

◯不注意優勢型
・忘れ物が多い、物をなくす
・集中力が散漫
・待ち合わせなど人との約束を守れない
・作業を最後まで終えられない

◯混合型
・「多動性・衝動性優勢型」と「不注意優勢型」の症状が混ざっている
・早期発見されやすい
・アスペルガー症候群との区別がつきにくく、ADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断するのが難しい場合もある

引用元:ライブドアニュース


ADD.jpg


ADHDという名称はだいぶ認知度としてはあがってきたのでしょうか。
周りも気がつきやすいのが小学生ぐらいの多動がある男の子でしょう。
本人は周りに迷惑を掛けるつもりで行動しているわけではないのでしょうが、
突発的な行動や衝動が抑えきれずに周りから浮いた存在になることもしばしばです。

一般的に多動の女の子というのはどちらかというとマイノリティです。
うちの嫁はどちらかといえばADDですので上記で言うと不注意優勢型になります。

忘れ物などは年齢のせいなのか昔からそうなのかというラインがわからなくなって
きますが、同世代の女性からすると明らかにうっかりさん度合いが多くなりますね。

約束を守れない、最後までものごとを完了しにくいということがさまざまな軋轢を生みます。

ADHDにしろアスペルガーにしろ、度合いにもよりますが幼少期に発覚した方が
圧倒的に対応できる策が増えます。

これらの障害の一番おそろしいことは、他人を無意識に傷つけてしまうこと!ではなく、
社会になじもうとすればするほど、思ったような行動や発言ができず、
「自分の肯定感や自尊心が著しく低下していくこと」です。




一度このデフレスパイラルに突入してしまうと、なかなか自尊心を取り戻し
自己肯定感をアップしていくことがむずかしくなるのです。

年をとればとるほど改善がしにくくなるかは個人差があるのは当然です。
しかし一般的には幼児の時に気づいてなんらかの対策をするよりも対応が
むずかしくなるというのが多いです。

それもそのはずで、長い人生の中では誰かしら人間と関わって生活してきているわけです。
その中で、徐々に自己肯定感を削られていくエピソードにであいます。
人によっては何度も絶望に追い込まれる経験をする人もいるでしょう。幼少期であれば
そこまでのダメージを受けずに対策の下地を作ることができます。

しかし、大人の場合はさまざまな経験値があるからこそ、2次障害を発症している
ことが多く、対応がマニュアル通りすれば良いなんて簡単なタイプはまず存在しないのです。

自尊心や自己肯定感はあまりにも高すぎても問題ですが、低すぎると本当に
毎日が地獄のような日々になるでしょう。

今周りに理解してくれる人がいない場合は、「いつかわかってくれる人が現れるだろう」
なんていう妄想はせずに、自分の気持ちをしっかりわかってくれる人の場所へ自分から
行動することが求められます。世界中でだれかひとりでも自分の気持ちを受け止めてくれる
人がいれば、それだけでも救われる事ってあるのです。

これはカサンドラも一緒です。今年はもっとたくさんの当事者やカサンドラの人たちと
交流をしていきたいと個人的には思っています^^

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