2014年11月30日
A417・傘寿を迎える心構え
同期会の幹事殿から新年会の案内メールが届いて、「来年は多くの同期生が傘寿を迎えるので、新年会で心構えを披露せよ」とのお達しです。
首都圏在住者と遠方組有志が毎年、同じ店で夕方から顔を合わせる飲み会であったものが、2,3年前からは高齢化に伴い、帰路の安全を考えて昼間に変更になっています。
幹事殿の気配りが嬉しいことです。
私は自分の持病と家族の介護の関係でこのところ欠席続きですが、お互いに知り尽くした同期の櫻です。飲み語る様は脳裏に焼き付いていますので、アレコレ語り合っている場景を想像すると、そこに参加している様な、若やいだ気分になっているように思えてきます。
普段は年のことなどあまり気にしないし、この度のメールのように「お前は80歳なのだ!」と言われても、「どーってことないよ!まだ全体の平均寿命年齢ではないか。この年齢で健康な人の寿命はもっと長い。」と強がっています。
我が家では20才近く年上?の義母がいて、相対的に「自分は若い!」と感じてきたのかもしれません。元気だった義母もここ数年は衰えが目立ち、介護に多くの時間を要する様になっいましたが、昨年暮れもおしせまった日に腰を痛め、急に寝たっきりになってしまい、自宅介護を続けましたが、先般、97歳で旅立ちました。
何事も自分で体を動かして対処し、食事もよく摂り、規則正しい生活を心がける人でした。
寝たきりになっても、手足を動かしたり、柵につかまって体をずらそうとするなど運動をしているように見えました。何度かベッドからずり落ちて戻すのに介護のヘルパーさんを呼ぶなど大変だったりしましたが、その気力など学ぶことが多々ありました。
重度の介護が続くと、介護する者がおかしくなることが多いようで、看護士さんから介護する側の体調管理を再三言われていました。我が家もまさにそのケースで、義母が亡くなった後も新たな準介護?があって、私は相変わらず近くの買い物以外は家を留守に出来ない状態が続いています。
幸いなことに私自身は糖尿病の持病があるものの一病息災で過ごしていますが、ここ数年の介護での思いは、次世代にはさせたくない!させてはいけない!と実感しています。
その為の生き方が、私の傘寿以降の心構えの1課題だと思っています。
「長寿おめでとう御座います」と世間では言いますが、介護当事者以外の人が言うことと心得ます。
介護当事者になると「おめでたくもあり、おめでたくもなし」 に変わります。
「何時までも!」と願う気持ちと、症状が良くないときには、「苦しくないだろうか」「本人はどう感じているのだろうか」という考えが微妙に交錯します。
「自分はどうか?!」と考えます。
・少なくとも自分を自分でコントロールできる間は、自力で行動し、そうであり得るように日頃から規則正しい生活を心がけ、小さなことでも日課を持って生活のリズムを保つように心がけて来ました。
・「歩け、歩け」を日課にしてきましたが、ここ数年は「歩き」が少し(かなり?)減って、新たに、多くの筋肉に刺激を与えるストレッチを行ってきました。
・「”後で”を”すぐに”」をモットーにして、心身に刺激を与えるようにしてきました。
「ブログ」を開設して、3日ごと(最近は6日ごと)に投稿し続けてきました。これは惰性に流され、無自覚に日々を過ごしてしまわないためにとても効果的でした。
これらを続ようと再確認したところです。
これ即ち「傘寿を迎えるにあたっての心構え」への私の答え、(その1)だと考えます。
この様に書き並べると格好よさそうですが、勿論完璧になどとても出来ません。
達成率を必要以上に上げようとも思いません。身辺の状態とか、自分の調子とかに応じて臨機応変に対処するのが長続きのコツだとも思っています。「長続き」が優先です。
強要されたノルマは苦痛を伴うでしょうが、自らが課したノルマでは達成できたか出来なかったかの評価すら楽しみとなります。(己の怠惰には鞭打ちます)
病でも、怪我でも、加齢でも、動けなくなった時、リハビリの効果が期待できる間は叱咤激励して気力を呼び出させてほしい。それが無理となったら、延命治療はせずに成り行きに任せるように次世代に言い伝えておこうと思います。
通夜とか葬儀など慣例とか世間体とかにとらわれることはせずに、限られた身内で心のままに簡素に済ませてもらいたい。名簿に従って後ほど連絡してくれると、それでよい。
墓などに拘らず、近くの納骨堂に収める。などと書き残し、語り継いでおくと、次世代の者は迷わないで済むだろう。などと考えたりします。
下寿; 還暦(61)、古希(70)、喜寿(77)、
中寿; 傘寿(80)、米寿(88)、卒寿(90)、白寿(99)、
上寿; 百寿(100)、茶寿(108)、王寿(111)、珍寿(112)、天寿(118)、
大還暦(120)
大相撲の番付で言ったらどうなるでしょう。
下寿 (十両)、中寿(幕内)、上寿(三役)といったところでしょうか。
傘寿などはまだまだ平幕のしかも幕尻です。
「俺はもう年だ!」などといって背中を丸めてテレビの前に終日座り込むようなことは、もしあったとしたら、すぐに心を入れ替えて、背筋を伸ばし、少し歩幅を広めに、前を向いて歩くようにしたらよい。
こう言えるような存在でありたいと思っています。
家では「おじいちゃん」ですが、その呼び名は甘受しつつも、
子や孫の応援者であり続けたい。
「子や孫の世話になる」などと思うようでは衰えるばかりになるでしょう。
「厄介者」に成り下がらないように心がける事。
これが「傘寿を迎えるにあたっての心構え」に対する私の答、(その2)かなー?
と思っています。
具体性に欠けて、答えにはならない!とも思います。
思うだけでも結果は随分違うだろうとは思いますが、今後の宿題と思っています。
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5、「福祉・介護・看護」
「ジャンルなし」
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首都圏在住者と遠方組有志が毎年、同じ店で夕方から顔を合わせる飲み会であったものが、2,3年前からは高齢化に伴い、帰路の安全を考えて昼間に変更になっています。
幹事殿の気配りが嬉しいことです。
私は自分の持病と家族の介護の関係でこのところ欠席続きですが、お互いに知り尽くした同期の櫻です。飲み語る様は脳裏に焼き付いていますので、アレコレ語り合っている場景を想像すると、そこに参加している様な、若やいだ気分になっているように思えてきます。
普段は年のことなどあまり気にしないし、この度のメールのように「お前は80歳なのだ!」と言われても、「どーってことないよ!まだ全体の平均寿命年齢ではないか。この年齢で健康な人の寿命はもっと長い。」と強がっています。
我が家では20才近く年上?の義母がいて、相対的に「自分は若い!」と感じてきたのかもしれません。元気だった義母もここ数年は衰えが目立ち、介護に多くの時間を要する様になっいましたが、昨年暮れもおしせまった日に腰を痛め、急に寝たっきりになってしまい、自宅介護を続けましたが、先般、97歳で旅立ちました。
何事も自分で体を動かして対処し、食事もよく摂り、規則正しい生活を心がける人でした。
寝たきりになっても、手足を動かしたり、柵につかまって体をずらそうとするなど運動をしているように見えました。何度かベッドからずり落ちて戻すのに介護のヘルパーさんを呼ぶなど大変だったりしましたが、その気力など学ぶことが多々ありました。
重度の介護が続くと、介護する者がおかしくなることが多いようで、看護士さんから介護する側の体調管理を再三言われていました。我が家もまさにそのケースで、義母が亡くなった後も新たな準介護?があって、私は相変わらず近くの買い物以外は家を留守に出来ない状態が続いています。
幸いなことに私自身は糖尿病の持病があるものの一病息災で過ごしていますが、ここ数年の介護での思いは、次世代にはさせたくない!させてはいけない!と実感しています。
その為の生き方が、私の傘寿以降の心構えの1課題だと思っています。
「長寿おめでとう御座います」と世間では言いますが、介護当事者以外の人が言うことと心得ます。
介護当事者になると「おめでたくもあり、おめでたくもなし」 に変わります。
「何時までも!」と願う気持ちと、症状が良くないときには、「苦しくないだろうか」「本人はどう感じているのだろうか」という考えが微妙に交錯します。
「自分はどうか?!」と考えます。
・少なくとも自分を自分でコントロールできる間は、自力で行動し、そうであり得るように日頃から規則正しい生活を心がけ、小さなことでも日課を持って生活のリズムを保つように心がけて来ました。
・「歩け、歩け」を日課にしてきましたが、ここ数年は「歩き」が少し(かなり?)減って、新たに、多くの筋肉に刺激を与えるストレッチを行ってきました。
・「”後で”を”すぐに”」をモットーにして、心身に刺激を与えるようにしてきました。
「ブログ」を開設して、3日ごと(最近は6日ごと)に投稿し続けてきました。これは惰性に流され、無自覚に日々を過ごしてしまわないためにとても効果的でした。
これらを続ようと再確認したところです。
これ即ち「傘寿を迎えるにあたっての心構え」への私の答え、(その1)だと考えます。
この様に書き並べると格好よさそうですが、勿論完璧になどとても出来ません。
達成率を必要以上に上げようとも思いません。身辺の状態とか、自分の調子とかに応じて臨機応変に対処するのが長続きのコツだとも思っています。「長続き」が優先です。
強要されたノルマは苦痛を伴うでしょうが、自らが課したノルマでは達成できたか出来なかったかの評価すら楽しみとなります。(己の怠惰には鞭打ちます)
病でも、怪我でも、加齢でも、動けなくなった時、リハビリの効果が期待できる間は叱咤激励して気力を呼び出させてほしい。それが無理となったら、延命治療はせずに成り行きに任せるように次世代に言い伝えておこうと思います。
通夜とか葬儀など慣例とか世間体とかにとらわれることはせずに、限られた身内で心のままに簡素に済ませてもらいたい。名簿に従って後ほど連絡してくれると、それでよい。
墓などに拘らず、近くの納骨堂に収める。などと書き残し、語り継いでおくと、次世代の者は迷わないで済むだろう。などと考えたりします。
下寿; 還暦(61)、古希(70)、喜寿(77)、
中寿; 傘寿(80)、米寿(88)、卒寿(90)、白寿(99)、
上寿; 百寿(100)、茶寿(108)、王寿(111)、珍寿(112)、天寿(118)、
大還暦(120)
大相撲の番付で言ったらどうなるでしょう。
下寿 (十両)、中寿(幕内)、上寿(三役)といったところでしょうか。
傘寿などはまだまだ平幕のしかも幕尻です。
「俺はもう年だ!」などといって背中を丸めてテレビの前に終日座り込むようなことは、もしあったとしたら、すぐに心を入れ替えて、背筋を伸ばし、少し歩幅を広めに、前を向いて歩くようにしたらよい。
こう言えるような存在でありたいと思っています。
家では「おじいちゃん」ですが、その呼び名は甘受しつつも、
子や孫の応援者であり続けたい。
「子や孫の世話になる」などと思うようでは衰えるばかりになるでしょう。
「厄介者」に成り下がらないように心がける事。
これが「傘寿を迎えるにあたっての心構え」に対する私の答、(その2)かなー?
と思っています。
具体性に欠けて、答えにはならない!とも思います。
思うだけでも結果は随分違うだろうとは思いますが、今後の宿題と思っています。
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