2014年11月18日
A415・自分の葬儀やお墓をどうしますか?
(前回の目次)
1、自分の考えを残し伝える
2、葬儀とは?
2-1 法的な規制
(今回)
2-2 これからの 「葬儀・葬式」は?
旧来の因習を盲信したり、世間体を気にした葬儀・葬式よりも、故人を思い、送る人の気持ちを大切にし、実情に即した式を!という傾向が強くなってきているようです。
私もそうありたいと願います。
「葬式費用は平均O百万円」などという作られた常識もどきからは卒業して、自分流の考えを整理し、書き残しておこうと思っています。
後に残る子や孫に無用な気遣いや経済的な負担をかけないようにしておくことが、高齢者に求められることだと思っています。
・葬儀で準備しておきたいこと
・葬儀の種類
・葬儀の場所
・葬儀の費用
・葬儀社、お寺のこと
どんな形式があるか、世の中はどんな傾向にあるかを知っておきたいものです。
(1)葬儀には仏式、神社葬、キリスト教などなどありますが、普段は神仏と無縁のつもりでいても、日本では仏式が一般的ですので、仏式で整理してみます。
(2)葬儀の形式
・火葬式;火葬のみで、通夜・告別式は行わない
・一日式;火葬、告別式を行い、通夜は行わない
・家族葬;通夜、告別式、火葬、を家族中心で(密葬)行う
・一般的葬儀
法的には(ほとんどの地域で)(死亡24時間経過後の)火葬が義務付けられている以外は何の規制もないようです。
従来の因習でお通夜・告別式が定型と思い込んでいる人が少なくないようですが(私もそう思っていました)、最近は「火葬のみ」とか「一日式」が着実に増えているのだそうです。
ちょっと驚きでしたが、考えてみると自然の成り行きとも思われます。
故人も送る人も高齢化し、弔問する人もまた然り!という場合が増えている時代になったのですね。
また、縁者がいないとか、経済的にこうせざるを得ないことも決して少なくないはずです。
葬儀の形式、お墓のことなど大きく変わっていくような気がしています。
自分も従来の因習にとらわれずに、自分のことを考えていこうと思います。
通夜だ、葬儀だと続くのは体力的にも精神的にも苦痛であり、そんなことよりも、せいぜい近しい人だけで、心からの見送りを致したいと願う人が増えているように思われます。
多くの人が集まったから「立派なお葬式だった」と言うのは周りの者の独善なのか?とも思われます。
事業関係者とか資産家とかならいざ知らず、一般家庭では「見送る」為に非日常的な金額を子や孫に支払わせたくないと思うことでしょう。
「葬式代は残しておかねば!」といった感覚がまだ広く残っているようですが、一方で、
「そんな蓄えがあるのなら、自分で好きなことに使うか、子や孫を支援する」という話も聞こえてきます。
3、自分はどうする!?
余人はさておき、自分はどうする!?
あれこれ書き綴りながら、ぼんやりと考えが纏まってきました。問題が出てきたら考え直すとして、ざっと書き出してみます。
(1)火葬のみにする(通夜も葬儀も無用)
(2)墓は無用。出来るだけ継承者の近くの納骨堂のおさめる。
(3)戒名は無用。(仏式で必須ならば最低限か?事前に自分で決めておくか?)
(4)以上を受け入れる葬儀社を選定して、具体的にポイントを整理して予約する。
(5)親の命日を「思い出日」とする。墓参にはいずれ行けなくなるから、
自宅で誕生祝いのような感覚で諸々の思い出話を交えて手を合わせる。
(6)この日に自分の葬儀、葬儀社の予約をチェックし、要すれば見直す。
(7)前記(5)項を自分についても当てはめるように継承者に申し送る。
(8)継承者が義務と受け取るか、無視するか、心からの供養をするかは、ひとえに自分の過去・現在・未来にあるでしょう。
過去は致し方ないけれど、現在・未来は自分の心がけ次第。
今日からでも、自分を見つめ、
・自分勝手に、辺りかまわず振る舞うもよし
・相手を思い、自分を大切に生きるもよし
自分では後者に属すると思っていますが、気づかぬところで負担を与えているかも知れません。自己チェックを心がけていきたいと思います。
自分が精いっぱい生きた結果、継承者たちがどう受け取るかは相手次第、神仏次第、というところでしょうが、有難いことに案外楽観的な気分でおります。
(9)もう少し内容を整理して、折を見て家族に公開し、語り合っていこうと思います。
(10)自分史を書き、親の思い出、自分の生い立ち、人生の経過、子育て時の考え方、トピックスなどを残すと、(7)(8)項の継続に有効かと思っています。
以上は思いつきレベルの話ですが、これから80歳代に入り、心ならずも周囲に迷惑をかける懸念が大きくなるでしょうから、自分で出来るだけのことはしておこうと思い、その為の指針として見直していこうと思っています。
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